1983年からNHK朝ドラとして放送された『おしん』その幼少期の時代を天才子役として見事に演じた小林綾子さんが、約35年ぶりに2019年NHKの朝ドラ『なつぞら』のキャストとして帰ってきます。
今回は35年前の小林綾子さんの『おしん』での天才子役としての活躍を少し振り返りつつ、そこからの時間を「おしん」として、また「日本女性の代表」として歩んでこられた小林綾子さんのキラキラした姿を追っていきたいと思います。
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◆子供時代の小林綾子は絶対音感を持つNHK朝ドラ『おしん』の天才子役として大活躍!?記憶力が抜群だったらしい!画像
『おしん』子役時代に演出担当の江口浩之氏は小さな小林綾子さんについてとても頭がよくて記憶力が抜群だったと語っています。
小林綾子は記憶力抜群の子供だった!
それを裏付けるエピソードとして、小林綾子さんは幼少期から「絶対音感」を持っていたということを自身で語られています。
私はいわゆる絶対音感があるせいか、テープを聞いたときに方言が音楽的な感じで耳に入ってくるので、それをコピーするような感覚で取り組んだことを覚えています。
絶対音感を持つおしん!小林綾子。
おしんのセリフは全てがかなり方言のイントネーションと言葉づかいで構成されていたわけですが、小林綾子さんが元々その地域の人だったわけでは決してなく、方言の先生にセリフを録音してもらったものを聞きながら、台本にアクセントをメモしていく作業を行っていたというのです。
そして、セリフが長いことで業界ではかなり有名な橋田寿賀子さんの台本ですから、大人にとってもめちゃめちゃ大変だったはずです。そして、ただのセリフではなくて、山形弁のセリフ!
セリフひとつ覚えるのも、皆さん大変な作業だったのですね!
ただ、小林綾子さんの場合は、前述の「絶対音感」があったために、イントネーションのついた方言のセリフは、まるで音楽のように聴こえて、その音楽を覚えるようにすぐに頭に入ったと、これが、記憶力がいいという子役時代の小林綾子さんの真相でした。

まさに天才子役のエピソードですね!
◆『おしん』天才子役小林綾子の出演期間はいつまで?子供ながらにきめ細かい演技が 写真画像
小林綾子さんが出演するNHK朝ドラ『おしん』での出番は前半の6週間でした。正確に言うと全297話のうち、36話までという事ですから、出演時間だけで言うと全体のたった12%そこそこの量です。
その出演時間で、おしんの半分くらいの印象は小林綾子さんの時代のものとなっているのですから、どれだけ強烈な印象を視聴者に残したかが伺えます。
画像:NHK
『おしん』のオーディションに受かった当時の気持ちについて小林綾子さんはこんな風に記憶しているようです。
大役をいただいたのは初めてでしたので、オーディションに受かった時は純粋に「うれしい!」という喜びがとても大きかったですね。
驚いたのは、台本のセリフの多さでした。台本6冊と山形弁の方言テープを渡されて、「とにかくセリフだけはちゃんと覚えてきてください」と言われ、母と二人三脚で、いただいたその日からセリフを覚える作業が始まりました。
引用元:AERAdot.
やはり昔から橋田寿賀子ドラマの最大の難は出演者を苦しめる長台詞!
画像:NHK
同じく橋田寿賀子さんのドラマの常連出演者である東てる美さんもこのように語っています。
何より橋田壽賀子先生の脚本が役者にとって大変なんです。普通の撮影現場では、本番前にお茶を飲みながら、役者同士が会話をしたりするものなのですが、そんな余裕すらないのが橋田先生の作品。
引用元:gendai.ismedia
そして、泉ピン子さんに課せられた過酷な名シーンのように、小林綾子さんにも最初の奉公先へ出る際の最上川を下るシーンをはじめとした、山形ので極寒シーンが最初の撮影だったという事です。
なんと、いかだで川を下るシーンが初回撮影シーン。
メイクさんはドライヤーで、照明部さんはバッテリーライトで手を温めて下さったこと、今でもよく覚えています。優しいなぁ本当にみなさんに支えて頂きました
とにかくNHK開局30周年の1年間のドラマという事で、特にスタッフさんもキャストさんも気合いが入り、強い絆と団結力がありましたね。引用元:小林綾子オフィシャルブログ
小林綾子さん自身はあの最上川下りのシーンについて、おてんばな性格だったため、いかだに乗るのを楽しみにしてたと語っていますが、実は、大変危険な激流での撮影という事で、大江町役場の全面的な協力で撮影が実現したそうです。
このいかだシーン撮影が終わると、スタッフや見物客から大きな拍手がわきあがったらしい。
当時ほとんど見られなくなっていた筏(いかだ)を地元の元船頭の当時72歳の男性の指導で製作。この男性が撮影で船頭もつとめた
引用元:https://www.weblio.jp/wkpja/content/おしん_おしんの概要#cite_note-14
また、小林綾子さん演じる少女時代のおしんが奉公先から逃げ出す雪山でのシーンはリアリティーの追求の為、本物の雪を巨大な扇風機で飛ばして撮影されたり、山小屋暮らしの撮影も実際の雪山で行われたりと子供だけでなく出演の役者陣もスタッフも皆過酷な状況だったようです。
画像:NHK
そんな緊張感や空気感に包まれながら演技をしていた為か、小林綾子さんも子供ながらに演技に対して色々な注意を払って出来ることを模索しながら演技に挑んでいた様子が伺えます。
画像:NHK
撮影は、最初は1月に10日間ほどの山形ロケをやって、そのあと1月の下旬から2月に、奥多摩で浴衣を着て夏のシーンを撮りました。寒かったのですが、氷をなめて息が白くならないようにしながら撮りました。
引用元:AERAdot.
夏のシーンで息が白くならないように氷をなめて実演!
こうしたことは『おしん』の画面を見ているだけでは視聴者には全く分からない苦労ですけれども、ストーリーのおしん同様、それを演じる子供時代の小林綾子さんもとても大変な思いをしながら演技に挑戦していたことが分かるエピソードですね。
◆『おしん』天才子役小林綾子が泉ピン子を傷つけた!?長台詞のエピソードをNHK朝ドラ『なつぞら』出演時に語る 写真画像
かつて演出担当の江口浩之氏が子役時代の小林綾子さんに対して語っていたこととして、こんなエピソードもありました。
小林綾子っていうのは記憶力が凄かったんだよ。お母さん役の泉ピン子がセリフに詰まると、横で小林綾子が教えたりして、一回台本を読むと全部覚えちゃう。IQがよかったんじゃないかな。
その当時のお話を補完するようなお話を小林綾子さん自身もNHK朝ドラ『なつぞら』への出演が決まった際に、振り返っています。記憶力がとてもいい小林綾子さんでもやはり橋田寿賀子さんの長台詞の台本を覚えるのはとても苦労したようで、小林綾子さんは母親と一緒に食事後に練習する日々が続いたそうです。
画像:NEWポストセブン
約1か月で6週間分の放送分を暗記!
しかし、小林綾子さんは毎日お母さんとの練習の成果で、自分のセリフだけでなく話全体のセリフをすべてインプット!
ある日、撮影中に泉ピン子さんがせりふに詰まってしまった時があったので「母ちゃん、次はこういうせりふだよ」と教えてあげました。
よかれと思ってふと出た言葉でしたが、後になってスタッフから、「あの時はピン子さんを傷つけてしまったようだ」と教えられ、失礼なことをしてしまったと、反省しています。引用元:NEWポストセブン
長台詞には『おしん』出演者全員が苦戦(笑)。子役時代のあとの青年期のおしんを担当した田中裕子さんに至っては長台詞を含め、余りに大変な状況に撮影途中で倒れ、1か月以上も撮影が中断されたという現場の過酷さを象徴するエピソードも残しています。
画像:NHK
泉ピン子さんと言えば橋田寿賀子さんのドラマの常連キャストの大女優・であり、橋田寿賀子ドラマについては誰よりも知り尽くした超ベテラン、ということで今では考えられないようなエピソードですが、『おしん』当初は小林綾子さん同様、まだ橋田寿賀子ドラマの長台詞を覚えるコツもなく、今以上に苦労されていたようです。
また、出会った当初はまだ小学生の子役・小林綾子さんともうすでに十分大人だった泉ピン子さんでしたが、それ以降も橋田寿賀子ドラマの常連出演女優としてお二人とも縁が続き、泉ピン子さんは舞台で使用するための大切な化粧台を小林綾子さんに譲ったりもしていたようです。
画像:ORICON NEWS
泉ピン子さんの若い頃のお話はこちら↓

それだけ泉ピン子さんからも認められている女優さんとして成長を遂げた小林綾子さんなのでした。
◆子供時代の小林綾子がオーディションでNHK朝ドラ『おしん』天才子役として少女時代に選ばれた理由とは?その時の年齢は?目立たないし美人じゃないけど…?写真画像
小林綾子さんは一般の5次審査まであるオーディションを通して、最後の二人にまで残った少女だったそうです。実際は小林綾子さんではない方の少女が本命だったとも言われており、そちらは人気子役だったためスケジュール調整が出来なかったことから当時、年齢10歳という小林綾子さんになった、とも言われています。
画像:https://www.jiji.com/jc/d4?p=cld107-jpp00918391&d=d4_oo
しかし、その「おしん」少女時代のキャスティング選考時の話を、演出を担当した江口浩之氏がのちに色々と語っており、その話を追っていくと、小林綾子さんはその本命と言われていた少女よりも不思議な魅力で選ばれていたと言えそうです。
江口浩之氏が見た最初の小林綾子さんの印象としては、面接でもそんなに美人でもないし目立つ子ではなかったということだったらしいです。
では、一体どうして選ばれたのでしょうか?
その時のこと、小林綾子さんを選んだ明確な理由を江口浩之氏はこう語っています。
そんなに目立つ子じゃなかった。美人でもないしね。でも何かある。それをみんな感じたんだよ。で、オーディションの最期の方になったらもう、断然 綾子がいいんだな。周りよりも。
結局、彼女の人間性なんだよね。
小林綾子さんは物語を通して伝えていきたい空気や感情を素直な心で表現できる逸材だったようですね。子供だって大人と同じように「心の色」がその人の「持っている色彩」を形成していくのは一緒のようです。
確かに小林綾子さんは子供の頃も何だか愛嬌のある、とてもあったかい顔立ちをしていますよね。
今でも演技がうまかったとは俺は思わないけど、何かその主人公の気持ちになったものが自然と出てきて…あれは大したもんだ。
演出を担当した江口浩之氏の目論み通り、小林綾子さんはおしん少女期を期待をはるかに上回る演技で熱演し、日本中から涙を誘う天才子役の少女と呼ばれるまでになりました。
◆子供時代の小林綾子のNHK朝ドラ『おしん』子役・少女時代の天才っぷりは海外の外国人にも大人気!?写真画像
NHK朝ドラとして小林綾子さんの年齢が11歳となる1983年から放送された『おしん』の物語は現在では日本国内だけでなく、世界約80か国以上の国々で放映され、世界中の人々から感動の声を得ている物語です。
もはや国内ドラマではなく、世界で愛されている世界のドラマとなっています。特に海外でも『おしん』の子役時代を演じた小林綾子さんは現在でも大人気だということです。
画像:NHKオンデマンド
『おしん』の感動は国境を越えた!
1983〜84年の平均視聴率は52.6% 最高視聴率62.9%
これはビデオリサーチの統計史上、テレビドラマの最高視聴率記録となっている。
日本放送業界の歴史的数字となっています。
当時、国内全体を『おしん』ブームで熱狂させたことから『オシンドローム』と呼ばれるほどの社会現象を巻き起こした少女でもあります。
おしんの子役時代の小林綾子さんの画像がこちら!
出典元:twitter/https://twitter.com/musicapiccolino/status/1115216567405436928?s=20
それだけでなく、世界各国で繰り返し放映され、
「世界で最もヒットした日本のテレビドラマ」
とも言われています。現在でもなお諸外国ではファンが多く、繰り返し再放送され、根強い人気があるということです。
少女時代を演じた小林綾子が放送された国を訪れると、今でも「オシン!」、泉ピン子は「オシンマザー!」と呼ばれ、様々な歓待を受けるという
海外では小林綾子さんは、国賓扱いもされることがあるらしい(笑)
小林綾子さんは最近でも『おしん』のプロモーションとして、2017年はインドネシアやスリランカを訪問しています。多くの海外渡航経験から海外の方々から見た日本の魅力についてインタビューされるとこんな風に答えています。
海外の方は、日本人が思っている以上に日本の繊細さやテクノロジーについて、スゴイと思っています。例えばローカルなサービスエリアでも洗面所で普通にお湯が出たり、トイレの便座は温かかったり。飲食店でおしぼりが出てくるのも素敵なおもてなしですよね。ひとつの自動販売機に温かい飲料と冷たい飲料の両方が入ってるのを見ると、外国の方は相当びっくりされますよ
引用元:練馬区観光情報
2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を目前に、小林綾子さんの活躍も増えそうです。

すごいな!小林綾子さん!
『おしん』の海外での反応についてもっと詳しく知りたい方はこちら↓

おしんは現在でも世界中の人に愛され、再放送は大好評だということです。
◆子供時代のNHK朝ドラ『おしん』天才子役・小林綾子は練馬出身。大学時代は海外交流と語学に興味を抱く。出身大学は上智?弁理士?写真画像
小林綾子さんは生まれも東京の練馬区出身です。5歳の時に東映の児童劇団へ入団し、芸能活動を開始しています。大学時代4年間以外の大半を練馬区で暮らしてきたようで、練馬区の代表的な芸能人として練馬区の観光情報サイトでも紹介されています。
画像:練馬区観光情報サイト
おてんばだった幼少期。「おしん」に選ばれた人間的魅力を培った練馬!
小さい頃はよく地元の石神井公園で、近所の友だちと遊んでいました。木登りが得意で、おてんばでしたね。子役として仕事を始めてからも、変わらずにそんな生活をしていました。今はとてもきれいで便利になった石神井公園駅ですが、私が学生の頃は駅舎の窓から富士山が見えていたんですよ。春になるとツバメの巣を観察してから電車に乗って…、のどかでしたね
引用元:練馬区情報サイト
放送後、ドラマの大人気は国内にとどまらずだれも予想しなかった規模で海外でも『おしん』が大流行していくことになりました。そして、それがきっかけなのか、小林綾子さんは学生時代には語学に興味を持たれたようです。
東京都立大泉高等学校卒業後、立命館大学文学部英文科に入学
特技:クラシックバレエ、ソシアルダンス、ピアノ、日舞、ウクレレ、
英会話、茶道(表千家講師)
趣味:旅行、登山、読書、映画鑑賞
小林綾子さんの特技を見ても「英会話」とありますね。また、「おしん」の子役を務めた小林綾子さんは海外に実際に行って日本人女性の代表としてみられる場面が多かったからか、日本文化の素養として茶道や日舞も勉強されているようです。
また、たとえ言葉がそこまで通じなくてもというところで「ソシアルダンス」や「ピアノ」「ウクレレ」も習われています。
コミュニケーションツールばかり!!(驚)
これには正直びっくりしましたね。小林綾子さんがおしんを演じたのが10歳の頃、そこからこれだけの期間、「おしん」そして日本女性の名を汚さぬように海外での交流に努めてこられたのだということが見えた気がしました。アメリカ留学の経験もあるのだそうで、趣味は世界を旅行することのようです。
『おしん』ドラマ内のキャストのお話などはこちらです↓

小林綾子さんで検索すると「上智大学」のお話も出てきますが、上智大学法学部国際関係法学科卒業されている国際政治学、紛争解決と平和構築、国際機関に関する特任教授の同姓同名の女性がいる様です。
また、小林綾子さんというお名前は都内の「弁理士」さんにもいる様です。

国際的に活躍するお名前のようですね
◆子供時代のNHK朝ドラ『おしん』天才子役・小林綾子がついに結婚!結婚相手(旦那)は?当時の年齢は?子供は?離婚も画像
1999年、小林綾子さんは27歳の時に結婚しています。当時は日本国内でも「おしんがゴールイン!」という話題で、また大変世間は盛り上がっていました。お相手となったのは会社員の一般男性だったということですが…。
小林綾子さんの結婚や旦那さん、お子さんについてはこちらです↓

2010年の年齢が38歳の時には小林綾子さんはひっそりと極秘離婚をされていたというお話です。海外で日本女性の評判を落としてはいけないといことへの配慮だったのかもしれません。お子さんについては人間のお子さんはいらっしゃらないようです。
小林綾子さんの猫好き独身の件はこちら↓

◆子供時代のNHK朝ドラ『おしん』天才子役の小林綾子の今現在は?2013年リメイク版映画『新おしん』でお加代さまの母親役で再出演!年齢は?画像
小林綾子さんは2013年のリメイク版の映画でおしんの奉公先の裕福な家庭の娘・加代の母親役として出演しました。
その時の小林綾子さんの年齢は41歳!
画像:https://middle-edge.jp/articles/ieSFk?page=2
『おしん』を温め続けてきたキャストでリメイクするというのが素敵ですね。泉ピン子さんもリメイク版に別の役で出演されていました!泉ピン子さんの役はリメイク版では加賀屋の大奥様くに役!
画像:https://nor-madame.at.webry.info/201310/article_7.html
つまり、リメイク版でも小林綾子さんと泉ピン子さんはいちおう親子!(義理のですが)なんとなく、気の利いたキャスティングに感じますね(笑)

ナイスです
◆『おしん』の天才子役・小林綾子の今!2019NHK朝ドラ『なつぞら』で35年ぶりに回帰!きれい!現在の年齢は?写真画像
女優の小林綾子さんが、2019年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説の100作目となる『なつぞら』のキャストとして選出されました。主演は今をときめく広瀬すずさんが務めることで注目を浴びています。
2019年、小林綾子さんの年齢は47歳!
小林綾子さんのNHK朝ドラ出演は、あの、伝説となった国民的ドラマ、1983年度放送の『おしん』以来、約35年ぶりとなるということでこちらも中高年を中心に話題となっています。
今現在はまだ46歳!キレイ!!(8月生まれ)
小林綾子さんご本人も思い入れのあるNHKの朝ドラへの回帰に喜びが大きかったようです。こちらの作品は記念すべき朝ドラ第100作目ということで、朝ドラの歴史において外すことができない『おしん』の感動と日本中の涙を誘った小林綾子さんの力にもあやかりたいというNHKの思惑もあったのかな?と思います。
『なつぞら』“おしん”小林綾子の姿に「レジェンド登場」と懐かしむ声続々 #なつぞら #小林綾子 #おしん #粟野咲莉 #朝ドラ https://t.co/AmW9fFUb3x pic.twitter.com/5nuURtc8sA
— クランクイン! (@crank_in_net) April 12, 2019
レジェンド・おしん登場!(笑)
おしんパワーで『なつぞら』も大人気となるか!?
小林綾子:月日が経つのは早いなと感じていますが、私の原点となった朝ドラにまたこのように参加させていただくことができてとてもうれしく思っています。

第100作目ということでNHKもかなり力が入っているようです!
2019年は小林綾子さんも改めてNHK朝ドラで大活躍の1年となりそうですね。『なつぞら』で久しぶりにNHK朝ドラに帰ってきた懐かしさと故郷のような思いがこみ上げていたようです。
北海道開拓民の役なので、やっぱり寒いところで。渋谷のNHKのセットに入ったとき、土間があって、囲炉裏があって、むしろが周りにひいてあって……あれ、これどこかで見たことがあるなって(笑)。「おしん」の生家とどこか似ていて。とても懐かしい感じがしました。あ、帰ってきたんだなという感じがすごくあって、落ち着いた雰囲気の中、安心して撮影をすることができました。
引用元:AERAdot
同じく『なつぞら』に出演される哀川翔さんの娘・福地桃子さんについてはこちらです↓


福地桃子さんも哀川翔さんの娘さんというだけでなく演技に注目されています♪
◆NHK朝ドラ『なつぞら』では小林綾子だけでなく、『おしんキャスト女優』仙道敦子(はる姉ちゃん)、女優・田中裕子(おしん青年期時代)も出演で再共演!ブログ写真画像
2019年の再放送まであまり注目されていませんでしたが、実は仙道敦子さんも小林綾子さん同様オーディションを経て、江口浩之氏からおそらくは何らかのイメージを見出され選ばれた『おしん』キャストの一人です。
小林綾子さんは2019年NHK朝ドラ『なつぞら』にて36年前の『おしん』でも姉妹役として共演した仙道敦子さんと再会を果たし、嬉しそうなブログ更新をされていました。
画像:小林綾子公式ブログ
はる姉ちゃんも変わらない!!(笑)
画像:小林綾子公式ブログ
『おしん』でのはる姉ちゃん(仙道敦子 演)もおしんと同じ貧しい家の生まれであり、最後は劣悪な環境の工場で働いて病に倒れるまで働き続けたお姉ちゃんです。つまり、小林綾子さんと仙道敦子さんは泉ピン子さん演じる母親の子供同士!
そして、両役の子供時代の役柄での共演でしたから、実際に一緒に台詞を合わせるシーンも多くありました。年齢も小林綾子さんが1972年生まれ、仙道敦子さんが1969年生まれという事で3歳違い!
画像:twitter
きっと大人の多い当時の現場で、少女同士の楽しい会話などもあったかもしれませんね。同じ女優としてのスタートからこの36年の月日を重ねた二人の夢の再会となった『なつぞら』なのでした。
『おしん』青年期時代のレジェンドヒロインおしん役で活躍された女優・田中裕子さんも、NHK朝ドラ『なつぞら』へ出演されています。主演のなつ(広瀬すず演)が通う産婦人科医院の医師・高橋秀子役で登場!
画像:MANTANWEB
おしんW出演!!
画像 :/gendai.ismedia
少しその種の世界に居なければわからないことですが、演劇での舞台俳優として生きた人々の中では当時、舞台とテレビドラマでは今以上に大きな隔たりがあったようです。『おしん』で夫役として共演し、田中裕子さんと同じ文学座俳優だった並木史朗さんは、当時の舞台俳優としての心境をこのように回想されています。
今思うと若気の至りですが、僕ですら文学座俳優のプライドというか、演劇からNHKの朝ドラというまったく違う環境にきて、「俗」に触れてしまったというショックが当時はあったんです。裕子さんは僕の何倍もそういう葛藤があったと思います。
引用元:gendai.ismedia.jp
『おしん』の少女時代の印象が強くなったのには実は別の背景もあった。
画像:NHKオンデマンド
実は、日本で最高視聴率のドラマ『おしん』ですが、通しで再放送するようになったのは、2003年以降のことなのだそうです。1984年夏の再放送の時は『おしん』の幼年期だけしか放送されなかったと言います。
裕子ちゃんが所属していた文学座の許可が下りなかったんです。裕子ちゃんではなく文学座の判断かと思いますが、役者として色がついてしまうのを嫌ったのかもしれません。
引用元:gendai.ismedia
放送終了後の『おしん』の役は、そっと田中裕子さんから小林綾子さんに託されていたと考えてよさそうです。それは、小林綾子さんという人柄や存在が、それだけ田中裕子さんにとっても安心して託せる女優さんだったからだという言葉に尽きるような気がします。
そんな気持ちを受け取ってかどうかは分かりませんが、少女時代に託されたものを「おしん」の名に懸けてここまでの人生をかけて温め続けた小林綾子さんだったのでした。
おしん役(青年期)の田中裕子さんのお話はこちらです↓


豊かな女性の益々のご活躍が楽しみですね♡
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