中村うさぎ現在2020!美容整形前後を自ら公開!今病気?画像付

◆美容

破天荒な人生をエッセイにし、歯に衣着せぬ物言いと正直過ぎる発信、欲望に突き進んでいく女性として長年注目を浴びてきた中村うさぎさん。美容整形の事実とその経過について本人が自ら公開した事でも大変話題を呼びました。

近年、中村うさぎさんは 病気を患い、その活動や生活にまた新たな変化が訪れたようです。今回は公開された美容整形の経緯と、病気の内容について調べつつ、中村うさぎさんがゲイの親友だった夫と偽装結婚と言われながら夫婦として暮らしたきた生活で、改めて感じている旦那さんとの愛情の生活について追いました。

◆中村うさぎは若い頃から美容整形外科通いを公言してる有名人!今現在何歳になるの?

 

元祖美魔女として有名なエッセイリストの中村うさぎさんですが、芸能界に登場する有名人としては珍しく、美容整形を自ら公言されています。まずは中村うさぎさんのプロフィールから簡単に見ていきましょう。

 

 

飾らず、正直で潔い発言が女性層から圧倒的な支持を受けている中村うさぎさんです。

 

 

◆中村うさぎかんたんプロフィール!本名や今現在の年齢は?

 

中村うさぎさんは1958年生まれなので2020年にはナント62歳になります!

 

名前:中村うさぎ(なかむらうさぎ)
本名:中村典子(なかむらのりこ)
生年月日:1958年2月7日
出身地:福岡県
血液型:AB型
最終学歴:同志社大学文学部英文学科

 

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61歳!!

 

中村うさぎさんは英文科卒業しただけあって、「うさぎちそうしの英会話レッスン」という洋楽フレーズや洋画の名セリフ、名シーン、偉人の名言などを題材にした英会話レッスンを行っているようです。もともと、知的な人です。

 

 

◆中村うさぎの2002年(年齢44歳) 若い頃の美容整形手術前・ホスト前の画像

 

こちらが2002年、中村うさぎさんが44歳の時「プチ整形」を受ける前の最初の写真です。

 

 

ちょっとこれを見ると中村うさぎさんの顔立ちはもともと系統的に女医タレントの西川史子さんに似ているように感じます。

 

西川史子さんの美容に関する勤務病院やクリニックについてはこちら↓

医師・西川史子の勤務先病院・クリニック実家医院どこ?名医の習慣
医師の西川史子さんの勤務先病院やクリニック、実家の「西川整形外科医院」の場所や評判について調べました。また、名医の習慣に抜擢されたクレソンの健康法について、ドラマ『白い巨塔』へのドクターとしてのコメントについても調べました。

 

◆中村うさぎ2002年(年齢44歳) 若い頃の美容整形前と美容整形後がキレイ!な経緯画像

 

ここから中村うさぎさんは美容整形外科による美容整形手術によって大変貌を遂げていきます。

 

積極的に
「美貌」をとりにいく攻めの姿勢!

 

 

個人的にはこのくらいの時の中村うさぎさんの感じが好きだったな~。というところなのですが。。。本人中村うさぎさんの野望と理想はもっともっと高かった!どうしてそんなにどん欲になったのか?それには中村うさぎさんの私生活に理由があったようです。

 

 

◆中村うさぎ2002年(年齢44歳) 美容整形手術スタート!ホスト通いがきっかけ

 

中村うさぎさんが美容整形を開始したのは2002年ということなので当時44歳!

きっかけは中村うさぎさんがホストクラブのホストにハマってしまったことからでした。元々中村うさぎさんはエッセイリストとして個人で仕事をしていたために、特に若さや美しさなどが外界にさらされることもない為、昔はあまり容姿にはこだわりがなかったと中村うさぎさんは語っています。

 

 

ところが、中村うさぎさんがとあるホスト男性に出会って、その気持ちが一変してしまったということです。その日以来、中村うさぎさんは年齢や容姿に対するのコンプレックスが大きくなっていったということでした。その当時のことを中村うさぎさんはこんな風に語っています。

 

ホストに行くようになったせいで、突然、年齢や美醜へのコンプレックスが沸き起こってしまったんですよね。

40代も半ばになれば、普通の人はそんなこと悩まなくていいじゃないですか。

でもホストの掲示板に「中村うさぎとかいうおばさん抱かなきゃいけないなんて可哀そう」みたいなこと書かれちゃって。で、美醜とか女としての価値がそこで初めて意識に上がってきて、だからこそ整形なんですよね。

 

中村うさぎとかいう、
おばさん抱かなきゃいけないなんて可哀そう

 

 

この掲示板の投稿を見て、中村うさぎさんが大きなショックを受け、綺麗になって「女性としての価値」を復元させたい!という思いになったようです。

 

中村うさぎさんは女性としてとても個性的で真っすぐな「ピュア」感が精神性にある印象があるので、もともと魅力的な女性だと同性の私なんかは思うわけですが、やはり、「女性」がそう思うのと「男性」から魅力的だと思われるのは本人への癒しの効果も違うのかな?と思います。

 

なんだかんだいって、
女性を咲かせるのは男性という一面がある。

 

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こんなのも出資してたんですかね(笑)?

 

◆中村うさぎ2002年(年齢44歳) 最初の美容整形手術は雑誌の企画で受けたプチ整形だった!画像

 

中村うさぎさんがホスト通いで容姿にコンプレックスを抱き始めた、ちょうどそのころ、雑誌『ヴァンサンカン』の美容整形の企画がタイムリーに舞い込んできたといいます。

 

まだ「プチ整形」という言葉すら世間には浸透していなかった頃、中村うさぎさんは最新トレンドのように自身の顔を使ってメスを入れずに注射で輪郭を変えたり、しわを取る「プチ整形」にチャレンジします。

 

 

中村うさぎは
プチ整形のトップランナーだった!

 

『今、プチ整形が流行り始めてるからやってみない?』

 

最初は恐怖心もあったという中村うさぎさんですが、好奇心と自身の容姿に対するコンプレックスをどうにかしたい気持ちが恐怖に勝り、その企画を受けることになりました。

 

たった1本のボトックス注射を打つだけの施術で劇的にシワが取れることに感動し、驚いた中村うさぎさんは、プチ整形」は流行ると確信したそうです。

 

 

そして、「プチ整形」が「思ったより痛くなかった」ことから、そこから美容整形へ進んでいく自身の心のハードルが低くなったと後に語っています。

 

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ここからどんどん恐怖感が無くなっていく中村うさぎさんに注目です。

 

そして、さらにここから中村うさぎさんは2002年内に再度、顔を計12カ所も整形することを決意しました。

 

 

◆中村うさぎ2002年(年齢44歳)さらに12か所の美容整形手術で若い頃は『奥菜恵』を目指していた!雑誌画像

 

中村うさぎさんは、自身のプチ整形での成功体験と快感が更なる好奇心と欲望を生んだようで、同時にこれは絶対に流行る!という野生の嗅覚から、今度は女性週刊誌『女性セブン』にその企画を自ら持ち込んだそうです。

 

整形に対する
さらなる好奇心と
欲望を抑えきれない衝動に

 

『40代前半の作家中村うさぎが、メスを一切使わず、20代前半(当時)の奥菜恵にどのくらい近づけるか』というものでした。

 

中村うさぎさんは当時、魔性の女と言われていた、奥菜恵さんを目指し、メスなしの美容整形を行う企画を女性誌上で公開します。

 

やばい。
奥菜恵になってるっぽい!

 

 

確かに中村うさぎさんは生活感あふれる「おばさん顔」から、スタイリッシュな印象の「妖艶な熟女顔」に大変身しています。顔の表層だけでなく、髪型や服装、あとは本人の内側から出る「自信」という光が合わさって、一層磨きがかかった感じでしょうか?

 

この時の中村うさぎさんの施術の内容は以下の通りだそうです。

 

中村うさぎさんは、丸顔をシャープにするため、エラにボトックス注射を打ち、顔の輪郭を細くしてあごにヒアルロン酸をいれるなどのプチ整形をしています。

総額68万円をかけてお直しをしたそうです。

 

総額68万円中村うさぎさんのように人生を自信に満ちた明るいものに変えられるのであれば、やってみる価値はあるのかもしれない!と世の中の女性は多くその野望を抱いたようで(笑)

 

『女性セブン』バカ売れw

 

中村うさぎさんの美容整形企画の写真が掲載された回の『女性セブン』はバカ売れしたそうです。皆こんなに簡単に美貌が手に入るのならやってみたい!という気持ちに女性を大きく動かした企画だったようです。

 

 

人生が変わる
っていうのも
あながち嘘ではないかも・・・。

 

中村うさぎさんの写真(図)が掲載された『女性セブン』は、発売日になぜか「銀座で売り切れた」という。ホステスたちが、こぞって買い求めたのだ。

 

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とても分かりやすい現象ですねw

 

椎名林檎さんの顔の美容、整形問題についてはこちら↓

椎名林檎のほくろが消えた?復活?除去理由と整形外科ビフォーアフター顏画像
椎名林檎さんのほくろ除去手術のビフォーアフター画像の件、顔の表皮の整形外科の件、「椎名林檎」という商品と「個」についての考えについて調べてみました。ホクロを除去したタイミングにはある背景と決意があったようです。

 

◆中村うさぎ2003年(年齢45歳)欲望から、メスを入れた美容整形手術に着手(リフトアップ・豊胸手術初回)画像

 

たった1年後、2003年中村うさぎさん45歳の時には美容整形に対する心の壁は皆無になっていたそうです。どんどん大きくなる、自身の容姿に対する欲望と好奇心中村うさぎさんが抑えることはありませんでした。

 

欲望と好奇心のまま、
プチ整形から美容整形へあっさり移行

 

 

それだけの効果を
実感していたから。

 

ここまでの美容整形だけでも中村うさぎさんの人生は、明るく幸せなものに好転した?ということなのかもしれません…。男性からの反応、ホストからの反応が明らかに違ってきたという事なのでしょう。

 

 

リフトアップ整形と
豊胸手術を実施。

 

2003年に中村うさぎさんが受けたものはいわゆるリフトアップ整形というもので、加齢による顔のたるみを取るために、メスを入れて皮膚を引っ張り上げ、その状態をキープするように縫い込む美容整形手術を受けます。

 

また同年、中村うさぎさんは豊胸手術の手術前後のトップレス画像までを週刊誌で公表します。

 

 

◆中村うさぎ2006年(年齢48歳) あごのたるみを取る美容整形手術を実施 画像

 

2006年中村うさぎさんが48歳の時には2度目のあごのたるみを引き上げる手術を受けています。

 

 

あごのライン再生で
老化を消去。

 

私が中村うさぎさんとして認識している顔はこの辺りかもしれません。女性の顔で老化が顕著に出るところのひとつに頬の肉が落ちてあごのラインに被る現象(ブルドックのような肉)があるそうです。

 

 

◆中村うさぎ2008年(年齢50歳) 美容整形手術 鼻尖手術を実施(前後画像あり)

 

2008年中村うさぎさんが50歳の時には今度は鼻が気になったようで、鼻尖手術を受けることにします。初回のプチ整形が2002年ですから、この時には中村うさぎさんの整形歴は6年目となりました。

 

 

正面からですと、中村うさぎさんにそこまで大きな変化は感じられません。若干ドーリーになったでしょうか??

 

 

ヨコから見ると中村うさぎさんの鼻は少し高さが出て、横顔としてのラインがキレイになっています。

 

 

下から見ると中村うさぎさんの鼻にはかなりの変化が見られました。鼻先が尖り、丸みがなくなっています。高さも出て、鼻の穴の形がはっきり変わっていますね。

 

 

◆中村うさぎ2012年(年齢54歳)美容整形手術 瞼の脂肪吸引と二重切開手術を実施(前後画像あり)

 

2012年中村うさぎさんが54歳の時には、瞼の脂肪を薄くし、二重にする二重切開手術を受けています。

 

 

2002年「プチ整形」から丸10年が経過し、顏の様々な箇所を整形し続けてきた中村うさぎさんは、この頃になると、このような発言を始めます。

 

もう、死ぬまで整形をやめない。

 

 

この時の中村うさぎさんと同じ54歳の時点での女性の気持ちというのが私にはまだ分からないですが、 50歳前後となると色々と体の変化も起こり、「女性」という「性」との付き合い方が女性であるにも関わらず難しい局面になることは良くあると聞きます。

 

にしても(笑)。

 

ここまでくると、中村うさぎさんには何かに、差し迫られたような精神的な不具合を感じます…。

 

 

元々、自身の私生活の中で、「買い物依存」であったり、「ホスト通い」であったり、「部屋が相当汚い」ことを開示してきた中村うさぎさんでしたが、ここまでくると何かとてつもなく大きな精神的な部分の闇を感じざるを得ません。

 

印象としては、中村うさぎさんがその空洞に対して「快楽」を与え続けている…といった具合でしょうか…。

 

 

また、中村うさぎさんの整形に対する発信や発言も以前に比べ大胆なものに変化していきます。

 

整形して10年たったら
どうなるか、

私の場合どうなったか
お見せしますよ。

 

整形して10年たったらどうなっちゃうの?

マイケル・ジャクソンみたいに顔面崩壊しちゃうんじゃない?

とか思ったりする人もいるかもね。だから私の場合どうなったかお見せしますよ。 と、話す中村うさぎさん。女性セブン2012年5月10日・17日号では、その「美容整形10年の全記録」が写真付き(顔・胸両方)で詳細にレポートされている。

 

この発言がのちに現実のものとなるとは中村うさぎんはこの時、予想だにしていなかったことでしょう。誰にでもあることなのだと思いますが、自信がある時って結構、「大事なもの」を見落とすことも多くて、怖いですね。

 

小倉優子さんの顔の変化、美容手術にによる顔の変遷はこちら↓

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◆中村うさぎ2012年(年齢54歳) 美容整形手術歴10年に!豊胸手術(再)実施後

 

宣言していた美容整形手術歴の10年記録を発表した中村うさぎさんでしたが、同年の2012年54才にして再度豊胸手術を受けることにします。

 

 

美貌は永遠に
リペアしていける
という仮説を持った、貫禄の10周年

 

中村うさぎさんが顔面だけでなく、身体のラインにまで着手する心理状況としては、どうしても女性としての「性的魅力」(?)を手放したくない!という気持ちに差し迫られている状況にあると考えてしまうのですが、それもやはり、ホストがまだ絡んでいたからなのでしょうか…?

 

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そう考えると、すべては純粋な乙女心から…とも言えなくはありませんね。

 

◆中村うさぎ2013年(年齢55歳)美容整形手術 3度目のリフトアップ手術実施(前後画像あり)

 

2013年、中村うさぎさんが55歳の時には、自身三度目のリフトアップ手術を受けています。

 

リフトアップ手術前中村うさぎさんがこちら

 

 

リフトアップ手術(3度目)後中村うさぎさんがこちら

 

 

中村うさぎさんが江角マキ子さんと鳥居みゆきさんの間のような顔になりましたね。とにかく何というか、全く別の顔です。自分と別のものになってしまう怖さはないようです。中村うさぎさんだって、素敵な女性なのに…。

 

ここから、中村うさぎさんの人生がさらに一転していくことになります。

 

 

◆中村うさぎ2013年(年齢55歳)美容整形手術歴 11年目の病気発症で突如、顔面が衝撃の崩壊!?難病なの?画像

 

中村うさぎさんが3度目のリフトアップ手術を受けたのと同年の2013年中村うさぎさん55歳)、なんと中村うさぎさんは突如大きな病に襲われることになります。

 

スティッフパーソン症候群という言われる難病指定の病気でした。

 

2013年8月には、原因不明の手の震え、嘔吐などから入院し、一時は心肺停止にまでなったのです。生死の境をさまよった後、翌月には意識がようやく回復し、中村うさぎさんは、100万人に1人という難病であるスティッフパーソン症候群』と診断されたのです。

この症状は女性に多く見られ、しばしば1型糖尿病特定の自己免疫疾患、またはホジキンリンパ腫などの特定のがんがある人に起こる病気だそうです。

 

中村うさぎさんがかかったスティッフパーソン症候群という病気は100万人に1人という確率で発症する難病でした。

 

 

進行性の自己免疫不全の病

 

また、中村うさぎさんが罹ってしまったというこのスティッフパーソン症候群という病気は自己免疫不全の一種で、筋肉を弛緩させるための神経系統がうまく働かなくなり、痛みを伴う麻痺やけいれんを起こすといった症状のある、進行性の病でした。

 

中村うさぎさんの整形を繰り返したあの顔も、パンパンに膨れ上がったムーンフェイスに激変してしまいました。(ムーンフェイスになった理由はステロイドの副作用だと言われています。)

 

これまでの整形過程は
どこへ行ってしまったの、という惨状に…。

 

 

整形で綺麗になったはずの中村うさぎさんがムーンフェイスに!!という衝撃の状況に、この難病にかかった原因はあのたび重なる整形が原因ではないかと世間では囁かれました。

 

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この状況でもリアルを発信していく中村うさぎさんはやはり紛れもなく「一流」なんですよね。

 

◆中村うさぎ2013年(年齢55歳)後遺症抱えながらも病気(難病)の原因は美容整形手術ではないとブログで否定

 

2013年10月の入院中に中村うさぎさんは自身が受けてきた美容整形と、一時心停止状態にまで陥った体調不良との因果関係を否定するコメントを、オフィシャルブログで発表しました。

 

美容整形が原因ではない。

 

 

中村うさぎさんは心停止も経験し、死にかけていたそうです。

 

 ブログで中村うさぎは、今回の入院と美容整形について

関連付けて考えちゃう人は多いのね」と言及。すでに整形から10年以上たつことに触れ

「美容整形が原因なら、今更って感じがしない?」と疑問を呈し、

「もちろん『塵も積もれば山となる』的な考え方もできるけど、あたしの実感では、それとは別な気がするの」と関連を否定した。

 

あたしの実感では、
それとは別な気がするの。

 

 

あたしの病気と
整形に因果関係はない。

 

 もちろん整形のため「長年ポツリヌス菌を打ち続けた」(原文ママ)というだけに、自分でも関連を疑ったという中村うさぎ

しかし主治医にもその可能性は低いと言われたという。

さらに「みんなの不安はわかるの」とつづると「高いお金払って整形して、それが原因で難病になったりしたら笑えないわよね。でも、あたしの病気は整形とは関係ない。自分でわかるの」と改めて関連を否定した。

 

理由はもっと
全然違うところに潜んでる気がする

 

 

中村うさぎさんのこの表現って、とてもリアルだな、と個人的に思った表現です。専門的ではないけれど、自分だけで分かるうまく言えない「実感」というものはあるものです。

 

例えば乳児の「異変」などは何千人の子供を見てきたお医者さんよりも、毎日、その赤ちゃんの傍にいて表情や癖を知っているお母さんの方が敏感に「いつもと様子が違う」=「異変」を察知すると言われています。

 

ですから、特に乳児を見ている小児科の先生は「いつもと違うところがあって変だなと思ったら連れてきてください」という風に、お母さんのキャッチする異変をとても重要視しています。

 

その上で中村うさぎは、現在の状態について「面倒臭がって、なかなか病院に行かなかったあたしが悪い」と体調管理を怠ったことが原因と分析。

さらに「理由はわからないけど、少しずつ、あたしの身体は弱ってたみたい。理由がわからないだけに、『ポツリヌス菌は関係ないわ!』なんて確信をもって言えた立場じゃないけどさ(原文ママ)と明かし

「何だろう? 理由はもっと全然違うところに潜んでる気がする」と不安な心境を吐露。一方で、努めて明るく「まぁ。そのうち華麗に復活するわ! 待っててね!」とメッセージを送っている。

 

まあ。
そのうち華麗に復活するわ!

 

 

中村うさぎさんのスティッフパーソン症候群を診断した主治医も否定し、美容整形外科医も病気との関連性を否定しています。中村うさぎさん自身も否定

 

 美容外科手術との関連については、中村うさぎの友人で、実際に初回から手術を行ったという美容ライターの間で評判が高かった「タカナシクリニック」の院長・高梨真教医師も9日にブログで言及。

現時点では病気との関連は考えにくいと見解を述べ、「今のところ確定診断すらついていない状態ですし、かなりのマイナーな病気であることだけは確かです」としている。

 

すべての関係者が

全面的に美容整形と病気の因果関係を否定する内容。

 

 

難病の原因も
同じように不明。

 

ただし、難病の原因も不明ということなので、ミステリーだけが残る展開ですが、これだけ中村うさぎさんが明確に関連性を否定するということは、中村うさぎさんのこれまでの生き方からすると何かしら、ご自身で「別の心当たり」があったのかもしれません。

 

中村うさぎさんのこれまでの生き方からすると、それが明確に特定できたときには、我々もそれを知ることになるのだと思います。

 

■美容整形医の高須クリニック院長と事実婚の西原理恵子さんの夫婦関係お話はこちら↓

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高須クリニック院長と事実婚の嫁である西原理恵子さんの結婚関係がとても素敵だと話題です。今回は高須克弥氏との出会いのきっかけやお互いの元旦那、元妻とのお話、現在のアツアツ生活や遺言について調べました。

 

◆中村うさぎ2015年末(年齢57歳) 難病発症後、丸顔プチ整形?初の美容整形手術に着手(BNLS注射)写真

 

2015年12月、中村うさぎさん57歳の時、発症した難病の病状も次第に落ち着き、ステロイド量も大幅に減少した中村うさぎさんはムーンフェイスの影響を緩和するため、BNLS注射を開始します。

 

まだやるの??という声と

本当に美容整形のせいではないという

中村うさぎさんの確固たる思いの証明にもなった。

 

BNLS注射開始中村うさぎさんがこちら。

 

 

やはり、衝撃度が高かった原因にステロイドの影響と言われているムーンフェイスがありましたから、何よりもそれを改善させたいという思いが中村うさぎさんの中では強かったようです。この段階になると、もはやホストの気持ちをどうのという単なる「美貌」獲得の為の美容整形とはまた違った領域に突入していきます。

 

BNLS注射とは…?

 

皮膚を切らずに、お顔の脂肪を減少させます

BNLS注射(小顔注射)は、お顔の脂肪に作用する脂肪溶解注射です。治療効果が最短で3日ほどで実感でき、1週間ほどで作用します。また植物由来成分を主成分としておりますので、体への負担が非常に少なく、腫れや熱感などのダウンタイムがほとんどないことも特徴です。

 

中村うさぎさんのお顔も1クールの注射で、ムーンフェイス顔の輪郭からすっきりと変化。

 

 

BNLS注射開始中村うさぎさんがこちら。

 

 

驚異の美容整形の威力!!

 

だいぶ中村うさぎさん本来の顔(?)に近づいてきました。美容整形の威力を再度世間に知らしめた中村うさぎさんでした。これはまた違う角度で「本当に人生が変わってしまうレベルの整形手術」だと誰もが思う結果だと思います。

 

 

◆中村うさぎ2015年(年齢57歳) MXTV『5時に夢中』降板をブログ表明。美容整形手術が理由?病気が理由?真相は美保純?マツコ・デラックス言及画像

 

2015年1月、中村うさぎさんは自身がレギュラー出演していたTOKYO MXの人気番組『5時に夢中』「二度とあの番組には出ない」という内容で、降板を表明。自身のブログで発表しました。

 

 

ムーンフェイスでも出演していた『5時に夢中』を降板するドタバタ劇

 

病気を発症した2013年以降も1年以上、自身がムーンフェイスになった時でさえ、この番組への出演を継続してきた中村うさぎさん。中村うさぎさんにとって、それだけ特別な思いもあっただろうと想像できるために、視聴者も降板の原因について注目をしていました。

 

中村うさぎさんの病気が悪化したのでは?という話も出る中、出てきた話は病気とは別の要因でした。内容としては中村うさぎさんが同番組で共演し、大変仲が良かったはずの美保純さんを介したトラブルでした。

 

同番組の出演者である女優の美保純に「差別的な発言をした」としてプロデューサーから謝罪を求められた件について、「絶対にしていない!」と反論した。

 

原因は病気ではなく
美保純との不仲!?

 

 

HKB48!

 

あれ??中村うさぎさんと美保純さんとはHKB48(閉経Bフォーティーエイト)を結成してかなり仲良しだったのでは・・・!?

 

 

マツコ・デラックスも
番組スタッフの配慮のなさを言及。

 

降板理由としては中村うさぎさんと同番組でとても仲良くしていた美保純さんとの不調和と言われています。しかし一方で、同番組に出演しているマツコ・デラックスさんも以前から相次いで番組スタッフに対する不満を正面から述べていたため、どうやら番組プロデューサーの配慮が足りない対応が大きく影響した形と言われています。

 

 

え、どういうこと??

 

この問題について2月11日、MCであるふかわりょうがブログを更新。

真相は、美保純がスタッフに「話を遮られることや、すべてを下ネタに持って行かれることに違和感を覚えている」と相談。

皆がわだかまりなく番組10周年を迎えたいと考えたスタッフが、そのことを中村うさぎに伝えに行ったという。

しかし、その際、中村うさぎ「ポ●ノ女優のくせに」と発言したと、歪曲して伝わったことで、今回の事態が起こったと説明した。

 

中村うさぎ
「私はそんなこと言ってない。」

 

実際、中村うさぎさんは女性の「性産業」についての偏見を無くしていこう!という見解で長く活動されている方でもあったため、このような発言をしたという誤った情報が流れたことについても中村うさぎさん自身、かなり精神的に追い込まれたと後に語っています。

 

 

一方で番組内で唯一、中村うさぎさんを擁護していた出演者のアレクサンダーのような立ち位置の人もいました。

 

「MX、うさぎさんに謝れって」といつもの軽いキャラを封印し、美保純の横で堂々と言い放った彼は、MCのふかわりょうを苦笑いさせていたものだ。

 

長いものに
巻かれない男って
カッコいいよね。

 

 

降板の翌年、中村うさぎさんは番組卒業メンバーで集まって飲んでいました。もちろんそこにはかつてリスクを顧みず共に戦ってくれたアレクサンダーの姿もありました。

 

こうして、人類の大半が「自身の保身」しか考えない人間社会の中で、たまにそういうことには目もくれない、世間からしたらそれこそ「純粋バカな愚者」に会うと、なんか、魂がキレイになる感覚というか、世の中捨てたもんじゃないなと思いますよね。

 

デヴィ夫人の若い頃の美容整形のお話があります↓

デヴィ夫人若い頃はハーフ顔美人で入れ歯の仕事?噂の理由と真相画像
デヴィ夫人の若い頃は画像でもハーフ顔の美人。選ばれし美女にしか与えられない仕事、コパカパーナという高級クラブホステスとなり、スカルノ大統領と結婚しました。その時代にあった総入れ歯の噂の理由や真相、根本七保子さんの経歴を追いました。

 

◆中村うさぎの人生「彼女は何処から来てどこへ向かっているのか?」

 

一旦、この私のような凡人には支離滅裂にしか見えない中村うさぎさんという女性の人生を、整理のために振り返ってみます。

 

 

30代前半に中村うさぎさんは前夫と離婚。原因はDVと言われており、中村うさぎさんの中に男性に対する不信感が残る結果に

 

中村うさぎさんの作家デビュー当初は「買い物依存」「税金を滞納」し、その「汚部屋」が話題を集めていたといいます。

 

中村うさぎさんは欲望を抑えられない「浪費家」として知られ、「高級ブランド品の買い物依存」「ホストクラブなどで豪遊」についての経験をネタに『ビンボー日記』2001年『ショッピングの女王』の著作がヒットにつながったといいます。

 

 

この頃、中村うさぎさんのプライベートでは1997年香港人の男性と彼のビザ取得の為、再婚しています。但し、この結婚はあくまで旦那のビザのための結婚で、相手は「ゲイ」ということで「偽装結婚」!?とも話題になりました。

 

 

2002年には中村うさぎさんは12か所の「整形手術」奥菜恵ばりの「美魔女」に変身し話題を呼び、今度は2005年からは資金繰りに困ったこともあるのか?「自分の女としての価値を確かめる」ため、デリヘル嬢として風俗店に勤務」したことを公開し、話題を得ました。

 

中村うさぎさんの2013年は「病気発症」による「顔面崩壊」と、『狂人失格』のモデルの女性から名誉棄損で訴えられ、太田出版に対し100万円を支払うように命じられるということも起きています。

 

 

常に注目されることを生活の資金源に
生きながらえている中村うさぎさん。

 

これだけたくさんのヒットを出し、注目も得ていながら、難病発症時の中村うさぎさんに預貯金、保険はなく、ゲイの夫も無職だったというのですから、本当に驚いてしまいます。

 

絵に描いたような
見事な廃人っぷり。

 

 

中村うさぎさんの人生をこうして時系列で眺めていくと、あまりに痛々しい生きづらそうな葛藤と、生の叫びを感じて苦しいのですが、彼女が目にしてきた穢い世界の中で「砂金のように輝く一粒の純粋性」をいつも探しているようなところがあるのに気が付きます。

 

砂金のように輝く
一粒の純粋性。

 

 

◆中村うさぎ2017年(年齢59歳)今現在車椅子で闘病中?難病による後遺症は脚?2019年は?ブログ画像

 

中村うさぎさんがかかった病気はスティッフパーソン症候群という100万人に1人という難病で、その原因として自己免疫反応(自身の組織を攻撃する抗体をつくる反応)である可能性があるということです。

 

スティッフパーソン症候群では、筋肉の運動を制御する脊髄の神経細胞がこれらの抗体によって攻撃されます。

 

中村うさぎさんが戦っている病気は、腕や足の筋肉も侵されて、治療せずにいると進行していき、全身の筋肉のこわばりや身体運動に障害をもたらすのだそうです。

 

 

病気の発症後、中村うさぎさんは筋肉や関節に異変がある為、移動に関しては車いすを使うのだそうです。

 

以前は家庭に「セ〇クスは持ち込まない」という約束の元、好きな男に会いにホテルに自由に行ったりしていましたが、今は自由に歩くこともできない。自分の脚で歩けるって、羨ましいほどのしあわせですよ。

 

しあわせの形が
徐々に変化していく中村うさぎさん。

 

 

自分の脚で
立って歩けるようになりたい。

 

中村うさぎさんはなるべく早く自分で立って歩行することが回復できるようにとリハビリに励みます。

 

早く自分で立って歩けるようになりたいというのが現在の希望。

 

あれだけの膨大な欲望を抱いていた、中村うさぎさんという同じ女性の抱く現在の希望は「自分の脚で歩くこと」だというのです。

 

 

クソババなんて貼りながら嬉しそうにしています(笑)大変な時にもユーモアの気持ちを忘れないあたりが、いかにも中村うさぎさんらしいですね。

 

 

◆中村うさぎ2017年(年齢59歳)まぐまぐ大賞 コラム部門1位受賞!ツイッター画像

 

2017年中村うさぎさん59歳の時にはメールマガジン配信サービス『まぐまぐ』にて、コラム部門の大賞を受賞しました!

 

 

『中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話』というコラムだそうです。

 

昨年に引き続き賞をいただき、光栄です。ありがとうございます。

日常の些末事や映画の感想や母親の認知症や、そんな個人的なことをぽつりぽつりと、とりとめもなく書いています。

でも、書き留めておかないと、人生の残り時間がどんどん蒸発していく。いつか跡形もなく消えると知っているのに、私はどうしてこんな自分を記録せずにはいられないのだろう。不思議です。この世に未練なんかないのにね。

 

この世に
未練なんてないのにね。

 

私も中村うさぎさんとこの辺りで思うことは大きく違わないので、何となくこのニュアンスは分かる気がします。本当に、だったらなぜこんな?と思うことも多いのですが…。

何のため?何のため?何のため?

 

 

◆中村うさぎ2018年(年齢60歳)還暦にして自身4度目の大型美容整形手術 リフトアップ完了済画像

 

難病と闘っているにも関わらず、整形を人生でやめない!と公言していた中村うさぎさんは、なんと2018年1月に人生で4回目のフェイスリフトアップ手術を受けたのです!

 

 

前を向いて
生きていくことに決めた
中村うさぎさん。

 

高梨院長
うさぎさん、もう還暦でしょ?
お婆さんなんだから、お婆さんらしい顔でいいんじゃない?

中村うさぎ
失礼な!お婆さんの顔で良かったら、痛い思いして整形しないわ!

 

中村うさぎさんにとっては死ぬまで、老婆にならない生き方をするということがもはや生きがいになっているようですね。

 

なんか、ここまでくると、カッコいいよね。

執念深く「美」に執着することを躊躇なんかしない。

だって、それはほかの人には出来ないことだし、私はそこに居るのだし。

 

 

「プチ整形」の時代が思い出せない規模の整形手術を、今では簡単にこなす中村うさぎさんです。

こちらが今回のリフトアップ術前の中村うさぎさんです。

 

 

こちらがリフトアップ手術直後の中村うさぎさんです。

 

 

目に生命力がありますね。

 

 

術後2日目として、中村うさぎさんは経過報告もしています。こんなに耳のあたりを切ったのに、これも1週間もたてば消えていくのだそうです。

 

 

中村うさぎさん術後はかなり耳の後ろは痛々しいですがこれでも以前同じ手術をしたときよりも経過が良いようですね。

 

 

表情も心なしか、
以前より自然なものに。

 

■美容整形手術でホクロを除去した有名人女優はこちら↓

印象的ほくろを取った女性有名芸能人・女優ホクロ除去手術の前後写真
印象的なほくろをあえて除去手術された女優、有名人、芸能人を中心に調べてみました。インパクトのあるホクロをとるのは勇気がいることだと思いますが決行する、そこには色々な年齢的背景や理由、想いものっているようです。

 

◆中村うさぎと今現在までの外国人ゲイの旦那(夫)との関係は?夫妻は偽装結婚?ホントの夫婦なの?画像

 

薬の影響で、とても食欲が出てきたという中村うさぎさんですが、元気になってきた証拠でもあるかもしれないですね。髪の毛もきれいに染めてサラサラになりました。

 

「飲んでいる薬のせいで食欲旺盛なのよ。体は太るし。今はいつ自分で歩けるようになるかなあって思って、週二回のリハビリ通いを続けているところ。夫にこうして車いすを押してもらうと、ああ夫婦っていいもんだなあって。甘えていますよね

 

ああ、
夫婦っていいもんだなあって。

 

◆中村うさぎとゲイで外国人の旦那との出会いと結婚相手となった夫妻の馴れ初めは?ホストとの関係とは異なる内容

 

これまでは現在の夫はゲイなので恋愛感情はなく、彼に対して一人の大事な友人として日本のビザ取得のために婚姻をしたというお話しかなかった中村うさぎさんと現在の旦那様の男性ですが、

 

こういった過酷な状況になって、男女を超えたところの精神的結びつきに対し、改めて価値や感謝の気持ちを見出す中村うさぎさんなのでした。

 

 

(主人とは)
すごい仲良しだったんですよ。

 

主人とは、新宿二丁目のホモバーで知り合って。彼はゲイなので。
彼は当時、香港から留学してきている学生で、私もこんな自由業じゃないですか。それでお互いに時間が自由で、良く2人で飲みに行ったりしてたんですよね。
それで、すごい仲良しだったんですよ。

 

男女の
長い信頼関係の構築には
性的感情は邪魔になる。

 

中村うさぎさんは別のコラムの中で男性がノンケだと、友情関係にも仕事関係にも性的感情を持ち込んでくるので、結局長い信頼関係を築くことはできない、というようなニュアンスのことを言っています。

 

 

「お金」も「性」も
関与しない
最も純度が高い関係性が生まれた。

 

中村うさぎさんとゲイの夫の関係性では男女の関係(?)はそれぞれ別の方向に向けていたし、夫の稼ぎは生活の上で加味していないために、何だか逆に純度が高い関係性になっているように見えます。

 

それから何年かして。この人(現夫)が学校卒業して、ワーキングビザに簡単に切り替えるのが、結構厳しい状況で、入国管理局に一緒に行ったんです。

その時のオヤジが、すごい嫌な奴で、「周富徳とか、有名な料理人とかいうんだったら別だけど、大して手に職も持っていないような外国人がね、日本に留まるには、ま、日本人の女と結婚するぐらいしかないんじゃない?」みたいな言い方をしやがったんです。

あたしの方がカチンと来ちゃって、「じゃ、結婚すりゃ良いんですね?」みたいなことを言ってしまったんです。

 

中村うさぎさんは
「いのちの価値」に潔癖な人

 

何だか、中村うさぎさんって、こいうところはすごく潔癖なんですよね。勝手に作られた「いのちの社会的評価の優劣」に対する徹底した抵抗を感じます。

 

 

元々日本では社会的弱者に近かったゲイでビザの再交付の見込みの立たない外国人男性を現在の夫にした中村うさぎさんの決断にもそれを感じます。

 

その入管の帰りに、「あんなこと、はずみで言っちゃったけど、どうする?」ってなって。
ま、あたしも当時バツイチで、もう二度と結婚はしないと思ってたから、
あなたが日本にいるために必要だったら、別にあたしは良いよ。全然かまわないから。
って言ったら、「そうね。」みたいなことになって。それで、ま、結婚したんです。

 

ほんとうに欲しいもの
は精神的結びつき

 

画像:中村うさぎtwitter

 

中村うさぎさんが人間として心の底で求めていたものは、うつろいゆく性的興味という煩悩ではなく、長く続いていく揺るがない信頼関係のようです。

 

中村うさぎさんと現在の旦那さんもまた、精神的な結びつきのある関係のようです。

 

 

2018年の終りの中村うさぎさんの姿がこちら。

 

―初めは「遊び友達がいなくなるのが寂しいから。」くらいで結婚したけど、なんか、してみたらセ〇クスは無いけど、セ〇クスがある夫婦よりも、関係が深くなっていますよね。
うさぎ:そうですね。やっぱり。なんか家族みたいな感じ。

 

中村うさぎさんの旦那さんからすると、美容整形で最も表層的に美しかった頃の中村うさぎさんと、現在の中村うさぎさんとの間に、「純粋性」において違いはさほどないのかなと思われます。おそらく美容整形前においても。

 

 

魂の形体に違いはないからかもしれません。

変化したことは、中村うさぎさんが「遠くのもの」へしあわせや欲望があったように見受けられていたと頃に比べ、、今は自身が「持っているもの」や、ただただ夫に迷惑をかけないように「自分の足で歩くこと」を夢見ているということでしょうか。

 

さらに1997年に結婚した同性愛者の男性が車椅子を押し、看病に尽くしている姿も紹介され「この人がいなかったら死んでしまっていた」「夫がいて良かった」と語り、その関係についても「家族の絆」であると説いた。

 

現在の旦那さんと闘病中の中村うさぎさん

 

 

何だか、素敵な写真でほっとします。

 

中村うさぎさんは夫がゲイということを堂々と言ってます。
「偽装結婚と書かれたけど、夫は私を愛している
と言ってる。男女の愛ではないけど。

 

自分が大事に気持ちを寄せている夫が、自分のことをも愛してくれていると思えることほど、しあわせなことってないのではないでしょうか。

 

そもそも結婚は、
相手へ永遠に独占して
愛情を注ぎ合わなければならない契約ではない。

本当は愛すること自体は結婚後も自由。

 

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※不倫を正面から容認しているわけではありません(笑)。

 

そうした意味で、夫婦が愛し合う、愛し合い続けるというのは本当はもっと繊細で、「契約」にあぐらをかいていてはとても難しいことではないかと個人的には思うわけです。

 

 

◆中村うさぎ2019年(年齢61歳)純粋性といのちと社会に向かって人生を使い発信中。ツイッター画像

 

2019年の中村うさぎさんは「女王様のご生還」「うさぎ的日常日記」「中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話」において、相変わらずキレッキレなトークでお話を続けています。

 

我々を苦しめているのは、結局のところ、「他者の承認を欲しがる」欲求だ。

人は自分のアイデンティティを自由に設定する権利がある。

自分の思ったとおりに扱ってもらえないなんてのは差別と言えないと私は思う。

だが、人間は他者の承認によって初めて「自己」の輪郭を作り得る生き物であるから、「他者なき人」はこれまた社会で困った存在となる。

己を映す鏡として他者が機能しないと、当人は客観的な自己像を作り上げることができず、そのまま勘違い人間として生きていく羽目になるわけだ。 (部分抜粋)

 

苦しい他者がいたって
世界と繋がることを諦めてはならない。

だってせっかく生きているんだし。

 

 

闘病中の
中村うさぎがしていること。

 

世界を励ましていた。

 

 

そして、個人的にかなり近いところですれ違っている(笑)

 

◆2019年 中村うさぎとゲイの夫の間に生まれた向こう側の「愛情」

 

2019年秋、中村うさぎさんとゲイの夫との間の感情の変化について、中村うさぎさんの記事が女性週刊誌『週刊PRIME』で話題となっていました。

 

 

結婚20周年。

 

1997年にもともと仲の良い友人だったゲイ男性は卒業と同時に「学生ビザ」が失効するという場面になり、ワーキングビザも取れる見込みがない状況でした。そこで前述のように入国管理局の横柄な人員にタンカを切って、中村うさぎさんはそのゲイ男性が日本に滞在できるよう、入籍をしたわけです。

 


画像:https://am-our.com/special/473/14091/?p=2

 

旦那さんとなった男性も、人としてとても立派な人です。

 

「日本にいられる方法がそれしかないなら結婚したいけど、ワタシがゲイだと知らない女の人を騙して結婚するのはイヤ。その人の人生を不幸にしてしまうから

引用元:『週刊女性PRIME』

 

ふたりの結婚で取り交わされた約束は以下のようなものだったそうです。

 

・お互い、「恋愛」と「営み」は家庭の『外』でやる
『外』での「恋愛」や「営み」は家庭内に持ち込まない

 

当時は外野から中村うさぎさんの結婚は「偽装結婚」「すぐ別れる」と言われていたそうです。また、中村うさぎさん自身も「どうせ彼に恋人ができたら別居か離婚になるだろう」と思っていたそうです。

 


画像:https://p-dress.jp/articles/7900

 

中村うさぎさんがその時点において考えていたことは、ただただ大好きな親友が日本に居られるよう、自分が手助けできれば良いという考えだったことが分かります。そして愛する相手が出てくれば、状況は変わり、自分の役目も終わる、彼はその時に選びたい幸せを選べばよいという認識だったのでしょう。

 

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◆夫婦の営みが無いことは「偽装結婚」で愛情ではない?日本の法律が定めることの意味 「民法770条」の法定離婚事由 

 

夫婦である男女であるにもかかわらず、その間に男女間の「営み」が無いというのは現状の日本ではまだ当然「一般的」とは扱われておらず、

 

民法上の解釈でも何故か「法定離婚事由」が定められている「民法第770条」5号その他婚姻継続し難い重大な事由に該当する可能性が十分あるというのが現在までの解釈のようです。実際に慰謝料が認められた判例も存在しています。

 

一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

引用元:民法第770条

 

「営み」は夫婦なら義務?

 

こうしてみていくと、特に親族相続編辺りの「民法」をはじめとした法律というものが、こう言ってはアレですが、いかにバカバカしいものかを感じます。やはり、婚姻制度自体が社会をある程度、国がまとめやすい「同じ鋳型」で形成できるように設けた便宜的なものということがよく分かる内容です。

 

 

人間の感情に「正しい」とか「正しくない」、さらには「法律的見解」を持ち出すと、言い方が難しいですが、真っ当なようでいて、いつも真理とはとても離れていく気がします。

 

 

◆「営み」が無い男女間の愛情、夫婦愛は、実は「終わり」ではなく、尊いものへの「始まり」かもしれない。

 

中村うさぎさんも「営みがあれば本物の夫婦で、営みが無くなった大量の夫婦は偽装結婚なのか?」「結婚」についての角度から語っています。

 


画像:https://p-dress.jp/articles/7900

 

夫と私の間には恋愛もセックスもないが、親友時代に培った誰より強い信頼と絆がある

 

こんな話を差し込むのはちょっとややこしくなるかもしれませんが、私が今、多分最も精神的結びつきをもって愛している男性とは現在「営み」がありません。

 

中村うさぎさんと違い、私たちはもともとは男女として「恋愛」をし、「別れ」それぞれ「恋愛」「営み」『外』に置いてきて再会しました。再会した私たちは、お互いを大事な人として恋愛をしていた時以上の愛情で大切にしていますし、実際、大事にしてもらっている感覚が恋愛していた頃より深く実感としてあります。

 

 

私の中では「営み」をするというのがあたかも「特別な男女である印」や約束事のように「タスク化」してしまうことは、お互いの愛情を本質的なものへ構築するのには邪魔なものだなと感じます。

 

「営み」という項目が二人の間に出てくることによって、どうしても相手の気持ちに介入する機会が増えると言いましょうか、「私だけを見て欲しい」という感情になったり、それが叶わなければ負の感情を愛する人や自分自身に対して持つハメになるからです。猜疑心や不信感、嫉妬、怒りといった負の感情が、純粋な愛情の富を奪っていきます。

 

本末転倒感w

 

それが分かったのはこの男性と、こういう思わぬ関係にたまたま発展したからこそなのですけれども、本当に大切な人とは、や思い出を共有できさえすれば今の私は満足です。

 

 

こんな言い方をすると傲慢なのかもしれないですが、2019年秋のインタビュー記事を見た限り、中村うさぎさんと旦那さんの間の愛情私とその男性の間にある愛情というのは遠くないのかなとちょっと感じてしまいました。

 

 

◆2020年も楽しみな中村うさぎさんと旦那さんの素敵な夫婦の愛情関係

 

夫と結婚後の中村うさぎさんは、この20年の間、ホストやウリセンとの恋愛にはまったり、浪費による経済危機も頻繁に起こったり、旦那さんに迷惑をかけまくりだったと語っています。それでも、旦那さんはいつもこんな風に中村うさぎさんに答えていたそうです。

 


画像:https://torigei.com/geisoku/gay-usaginakamura/

 

「あなたはそんなふうにしか生きられない人だから」

 

そして、数年前からは中村うさぎさんは生死の境をさまようほどの状況に何度も遭い、さらには難病を発症、身体が不自由な状況に陥ってしまいましたが、中村うさぎさんの夫が献身的に介護を続けてきてくれているそうです。

 


画像:https://torigei.com/geisoku/gay-usaginakamura/

 

どうしてここまで?

 

中村うさぎさんが夫に尋ねると、

 

アナタは自分で気づいてないと思うけど、今までずっとワタシをたくさん助けてくれてたの。だからワタシはアナタの世話ができてうれしいの

「でも車椅子だしウンコ垂れ流しの妻だよ」

いいの。アナタが生きてるだけでワタシは幸せなの

引用元:『週刊女性PRIME』

 

中村うさぎさんも
きっと今
世界でいちばん幸せだと感じていると思う。

 


画像:中村うさぎ公式ブログ

 

2019年12月の30日の日記には・・・

 

あ、でも、ケーキは最高だった!
夫の彼氏が成城アルプスで買ってきてくれたバタークリームケーキよ!

引用元:中村うさぎ公式ブログ

 

イイ女だよなあ・・・(羨)

 


画像:oggi.jp

 

相手を独占し合う価値をもつかのような「結婚」。そこに愛する相手が望むものを尊重するとき、夫婦の間の愛情は、もっと価値のある豊かな色味を帯びてくるのかもしれません。

 

2020年も
しあわせなご活躍を!

コメント

  1. 北米在住 より:

    中邑さんの病変はボトックスの副作用です。
    ボトックスを打ち続けると、ホルモン異常が起こるんです。私の知り合い女性もボトックスを続けてホルモンバランスが崩れてしまい、髪の毛が通常よりも多く抜け落ちてしてしまい、ボリュームが無くなり薄くなってしまいました。

  2. kira2kira2 より:

    コメントを有難うございます。女性はただでさえホルモンに振り回されることが多いように感じるので、ホルモンに影響を与えるものは薬に限らず怖いですね。

    不具合で言うと私も以前、病院から処方された薬の中に、飲むたびに体調が悪くなるものがあったり、歯科医での麻酔で他院(歯科医院)では起こったことのない異常な動悸と脈拍が上がるような現象、冷や汗に見舞われたりということがあります。そこで素人なりに感じたことは「専門家の意見」「一般の評判」も大事ですが、まず「自分の体の声」にしっかり耳を傾けてその「声」を一番に信じることだなという事でした。体に染み入るような美味しいご飯を食べて心身ともにエネルギーがわいてくる時にも、体が欲しがっていたものを「食べたい」と感じていたんだなということが後から分かるようなことがあり、今まで耳を傾けなかっただけで、体もきちんと声を発しているんだということをここ近年感じています。

  3. domino より:

    「芸能人の現在」を伝えるネット記事には内容が無いものが多い中、この記事はご本人に対するリスペクトを感じることができる。

  4. kira2kira2 より:

    dominoさん、とても励みとなる有難いコメントを有難うございます。いい波動を発信していきたいと日々努めているつもりではいますが、結局のところ、私もまだまだ稚拙なのでかなりの部分を読み手の感性に依存しています。今回頂いた感想もdominoさんが放っている世界へリスペクトが映し出した結果だと感じます。

  5. 匿名 より:

    うさぎさんのエッセイを昔読んでて、整形やりだした頃から読んでなくて…
    なんか突然思い出し検索してたどり着きました
    すごく丁寧にわかりやすく書かれていて
    最後まで興味深く読ませていただきました
    面白かったです

    馬鹿だけど素直で憎めない人。
    エッセイを読んでた頃そう感じていて
    このプログ後も同じ感想でしたw

    ちなみに後半の旦那様とのくだり
    一部「元夫」になっていますよ
    離婚したのか!!と驚いたけどそうじゃないみたいなので、誤字だと思うので確認してみてください

  6. kira2kira2 より:

    コメントありがとうございます。誤字のご指摘本当に助かりました。早速、修正しております。自分の文章というのはどうも誤字脱字も含め「違和感」に気づきにくく、こうしたご指摘があると、改めて時間をおいて文章を見直すきっかけにもなり、とてもありがたいです。(だいたい読み直すと自分の至らなさに恥ずかしくなる作業なのですがw)またよろしければ是非遊びにいらしてください。感度が高い方から感想を頂けると勉強になりますし励みになります。

  7. 名無しさん より:

    正直言って、整形手術のやり過ぎは良くないかな?結果的に劣化したり、病気になることさえあるので・・・私も整形手術には憧れていたけど、やっぱり怖いな(笑)

  8. kira2kira2 より:

    整形の推奨をするつもりはないのですが、立ち位置を変える体験によって得られる
    別の感受性というものは財産なのかな?と感じます。例えば、
    「持っていなかったもの」を持つという体験や、逆に
    「持っていたもの」を失うという体験によって、同じ世界が別のもののように映る心境の移り変わりを
    ひとつの人生において実感できることは、普遍的な何かにタッチできる考えに届くのかな?と感じます。

    そう思うと、持ったり失ったり、泣いたり笑ったりが豊かさを膨らましていく感じがしてきます。
    私自身も結婚相手や家庭を持っていた時よりも、それを失ってからの方が相手の事も祈りつつ、自分もしあわせになっていったという妙な体験をしています。

  9. 匿名 より:

    私はゴクドーくん漫遊記という小説を子供の頃読んでおり、中村うさぎさんはずっと作家と言う目でみてました。

    プチ整形でも…という年になってこちらの記事をたまたま見つけ、ゴシップ的な気持ちで読んでみたら心に刺さる記事でした。

    すごく素敵な姿勢ですね。
    ここにたどり着けて良かったです。
    ブックマークしました❗

  10. kira2kira2 より:

    心温まる勿体ないお言葉を頂きまして、ありがとうございます。(最初読ませて頂いたときはとうとう幻覚が出てきたかと思って、めまいしたので、一旦心が落ち着いてからお返事させていただいております(笑))ようやくこちらのサイトも約1年の運営になりました。私なりにではございますが、ふと寄っていただいた方々に何かしらの豊かさにつながる「感度」をお届けしたいという気持ちで日々綴らせていただいております。序盤にまだまだ稚拙なページも散見されますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。また是非、記事コメントなどもお待ちしています。感謝をこめて。

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