今回は、宇宙元旦であり、エネルギーの切り替わりが起こる2023年「春分」までのエネルギーを把握しておくために、昨年度2022年の「春分」、「冬至」「日食」「月蝕」のエネルギーの再確認をざっくりしていきたいと思います。
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■投資において、2023年 「春分」までに確認しておくべき前年の重要エネルギー
春分とは太陽が「牡羊座」の領域に入った瞬間のことを言い、春分から夏至までの宇宙カレンダー上の第1四半期(夏至までの3ヶ月)だけでなく、春分からの1年を通してじわじわと効いている大事なエネルギーとなります。※春分については改めて記事にする予定です。
よく12星座の1周の物語は人の人生にたとえられますが、「春分」で12星座の最初の星座である牡羊座に入るという事は、人の人生で言えば、従前の生と死の境を越えて、また新たに誕生したという「リスタート」の起点であり、新たなエネルギー、新たなサイクルの始まりでもあります。
ですから、投資上では「春分」はトレンド転換などの節目のエネルギーとして非常に適していることから、そもそもそうした状況が起こりやすいエネルギーであり、(そのエネルギーも利用されやすい)重要な日としても認識しておくことが大事になります。
逆に言えば、「春分」までは前年のエネルギーを引きずる部分があるという事にもなります。
新年というのは税金清算の意味でリスタートであり、年末までに利益と損失を相殺する動きがある為、例年価格は上がりがちですが、今年(2023年)のように前年2022年が圧倒的に下落トレンドである場合、少なくとも「春分」までは、前年の下落トレンドの範疇の反発である可能性を、頭の隅に置いておくことが大事になりますし、「春分」までに一度、影響を与えるエネルギーについて再確認しておくことをお勧めしたく、今回の記事に至りました。
2023年の「春分」までに影響を与えそうなエネルギーは主に下記記載の日のエネルギーです。
②2022年「冬至」(12/22)…「春分」までの約3ヶ月間のエネルギー
③2022年「さそり座日蝕」(10/25)…少なくとも半年間引きずる
④2022年「牡牛座月蝕」(11/8)…少なくとも半年間引きずる
それでは次の項目から、各イベント日のエネルギーを再度確認したいと思います。少し分かりにくい表現もあるかもしれませんが、流れているエネルギーと方向性を何となく把握しておくだけでも、いずれハッとする瞬間があると思います。
意識しておくことで、エネルギーに逆行しないようにコントロールすることが可能となるでしょう。
■2022年 春分図(3/21)振り返りと再確認<1年/3ヶ月のエネルギー>
■2022年3月21日 0:34(春分=宇宙元旦)東京
昨年2022年の「春分図」から読み取れること
➡次の「春分」までの1年全体のエネルギー。
➡楽観的で、遠くの未知の世界を知りたいという知的好奇心、冒険心、海外・外国
※アセンダントの支配星(ルーラー)の居るハウスは大事になる。
➡情報やコミュニケーションの混乱の拡大、幻想や詐欺情報の拡大、大きな夢を抱く
・ハウスカスプが「水瓶座」(先端テクノロジー、公益、民衆、※仮想通貨の領域でもあると思われる)
・うお座(大きな夢・幻想・詐欺・虚構・依存・酩酊)
➡情報のカオス化が水瓶座領域に影響を与える
➡個人的、プライベート、身近なところに活動や意識が集中する
➡うお座の支配星の海王星、副支配星の木星が滞在しているため、非常にうお座のエネルギーが強い。宇宙意識と繋がりやすくなる時期であり、様々な境界が解かされる現象が起こってカオス化する。
➡水瓶座の領域でのお金の問題、課題、試練が過去と未来を繋いでバチバチする
➡財産領域での変化、変革VS民衆のお金、民衆(またはテクノロジー分野)のお金に係る闘争心
➡そもそも論でお金の部屋である2ハウスに冥王星が入っていることだけで「既存権益(山羊座)お金に関する分野の破壊と再生」が起こる配置、調和や平等を望む人々の気持ちの部分が葛藤する配置となるので、金融関連分野の権力者・常識・慣習などの破壊と再生によって、その工程で人々が苦しむという状況と捉えることが出来ます。
2022年実際に、金利・為替・株価などお金にまつわる分野でこれまでになかったような急変、破綻劇が発生しました。
これらのエネルギーは2023年「春分」まで、多少なりとも引きずることとなります。
ごちゃごちゃしてしまったのでざっくり箇条書きに変えてみると
こんな感じかと思われます。
■2022年冬至図(12/22)振り返りと再確認
■2022年12月22日 6:48(冬至)東京
冬至とは太陽が「山羊座」の領域に入った瞬間のことを言い、第4四半期(春分までの3ヶ月)までに効いてくる土台となる大事なエネルギーとなります。※2023年の春分については改めて記事にする予定です。
冬至は太陽が山羊座に入る「陰の極み」であり、陰のエネルギーが最も強い日となります。
従って、その後の3ヶ月というのは日毎に太陽が照らす時間が増えて光が多くなるわけで、「陽」つまりは外向的かつ能動的なエネルギーがどんどん増していく転換点となっており、「太陽が生まれ変わる日」とも言われています。
ですから、冬至は最も陰鬱な暗い日である一方で、「もう先には希望しかない!」という比較的ポジティブな意味合いも同時に持っています。
➡楽観的で、遠くの未知の世界を知りたいという知的好奇心、冒険心、海外・外国
※アセンダントの支配星の居るハウスは大事になる。「春分」の時のASCが「冬至」でも繰り返されており、射手座のエネルギー、「3ハウス」のテーマ、及びルーラーである「木星」が繰り返し強調されていることが分かります。
➡3ハウスは「ハウスカスプ:うお座」:大きな夢、希望、幻想、虚構、騙し、嘘、詐欺、依存、酩酊
➡この組み合わせだけで、騙し情報で大きな夢を抱かされた楽観的な人々の夢が詐欺や幻想に終わるイメージが個人的にはわきます。。。
※牡羊座木星に関しては特記事項があります(後述)
➡新しい運気の入り口に射手座太陽(自分・国家)が昇る、ポジティブな配置、好奇心旺盛な新しい自分の側面が出て来る、脚光を浴びる。但し、3ハウス(うお座)牡羊座木星とかなりタイトな葛藤のスクエア(90度)を形成(後述)
➡太陽以外は他の天体と調和の角度を形成し、自身のエネルギーが非常に活性化
➡公共娯楽、先端テクノロジー分野、民衆、子供などの「お金問題」に試練、厳しい側面
・12ハウス射手座の月・・・夢いっぱいの好奇心旺盛な気持ち(国民感情も含む)
・6ハウスの双子座火星…現実ベースで分析精査する部屋で起こる、情報戦
※うお座海王星のエネルギーで、詐欺情報や誤情報も多いと思われる
特記事項>3ハウス牡羊座木星
射手座太陽とかなりタイトな葛藤のスクエア(90度)を形成している3ハウス牡羊座木星について、振り返りと経過(現在進行形)の情報を記載します。
・3ハウス(ハウスカスプ:うお座)
➡お金の部屋がカオス
・牡羊座木星
➡こうと思ったら全力で突っ走るエネルギーが拡大、持続継続力に難あり、思い込みが激しいエネルギー
この記事を作成している2023年2/3現在、特に米国株、仮想通貨が年始よりトレンドラインを超え、空前絶後のぶち上げをしている状況なのですが、個人的にはお金の部屋である「3ハウス」がカオス状態に加え、上記牡羊座木星のエネルギーに注目しているため、ちょっと危ないなと感じています。
<S&P500チャート>
年末に牡羊座へ再度木星が入った時点で、動いた方向へ突っ走るのだろうとは思ってはいたのですが、まさかの上で、想定以上に踏み上げ上昇を遂げています。
昨年、一度牡羊座へ木星が入った時には、今回と違って牡羊座が目指したのは下で、底を何度も掘っていく展開がありました。しかし、その際にも、1ヶ月程度で息切れして、2ヶ月ほど休憩反発をし、また再度下落して底を模索していくという展開でした。
ですから、今回も、休憩をはさみつつも高値を模索する可能性はあります。(牡羊座木星期は5/15までで、次の部屋もお金の部屋の牡牛座)
但し、昨年同様、そもそも論で「うお座」に支配星の海王星が入っている状況下であり、今回はその海王星と木星がコンジャンクション(合)の配置である為、エネルギー的にうお座が拡大強調されています。
どちらも3ハウスという「お金の部屋」にある状況ですから、金融関連は混乱とカオスの様相であり、うお座には「騙し」「詐欺」「幻想」という意味もありますから、高値を追っていくのは高リスクと言えます。
また、引き続き双子座に火星が入っており、月とオポジション(180度)。激しい情報戦によって心が乱される配置となっています。各種指標(インフレ、雇用、決算)への反応も情報戦によってかき乱されている印象です。
情報を自分の目で精査し、高値が騙しになる可能性や、牡羊座木星の休憩タイムに注意して、いつも以上に慎重に取引することをお勧めします。
■2022年「さそり座日食」(10/25)のエネルギー再確認
■2022年10月25日 19:50 さそり座部分日食 東京
日蝕とは新月の日に起こる現象で、月が太陽の前を横切ることによって月により太陽の一部または全部が隠される現象です。(部分日食、皆既日食、金環日食)
新月の日に起こるという事で、基本的には新月のエネルギーでもある「生まれ変わり、新しい始まり、新しい希望や目標をもつ」日であり、通常の新月ではその後2週間のエネルギーを表しますが、日蝕という特別なイベントによって、その変化のエネルギーの大きさも強力で影響する期間も長くなります。スペシャルな新月という事です。
太陽が月に蝕される日蝕の現象は、古代から自然災害の予兆(それによる不作)や疫病の蔓延の予兆として認識されており、日蝕のエネルギーは主に観測できる土地において影響があるとされています。
基本的には日蝕は月蝕以上のエネルギーを持っており、影響力が大きいとされています。(ただし、2022年の月蝕は天王星蝕とセットだった為、特別な月蝕でした。後述)
さて、2022年10月25日のさそり座日蝕はと言うと、部分日食でした。従って、影響するのは半年間(情報によっては1年半という場合もある)という事となり、2023年の4月下旬までは少なくとも影響するという事となります。
その日蝕が属するサイン(星座)のエレメントに応じた影響が出やすいと言われています。2022年のさそり座日蝕は「さそり座という水のエレメント」である為、「水害」や「水の事故」が出やすいという事となります。
また、ノード軸が牡牛座-さそり座という「お金のライン」<ドラゴンヘッド(ノースノード):牡牛座、ドラゴンテイル(サウスノード):さそり座>で起こる日蝕のため、否が応でも『お金(金融)』『財(食糧・資源・土地を含む)』がテーマとなります。
また、新月自体も「生まれ変わり」のエネルギーですが、「さそり座」というのもまた「破壊と再生」という「生まれ変わり、変容」のエネルギーとなるので、この部分も強調された日蝕であると言えます。
➡生き残りをかけ、的確な方向性を見出すための情報収集、コミュニケーション、交通、通信
※アセンダントの支配星の居るハウスは大事になる。
➡しなやかに柳のように対応し、うまく課題達成や問題の解決に導くことが出来るエネルギー
➡大きな夢・希望・ファンタジー・ロマンチック OR 幻想・詐欺・騙し・依存・中毒
➡仕事や権力に係る分野で、一方方向へのスピード感ある暴走、スピード解決、仕事がどんどん飛び込むなどが起こりやすい。但し逆行中なので、あまり大事な契約ごとなどは避けた方が無難。
➡海外の先端テクノロジーに係るテーマ等VS公益・民衆の金銭感覚の転換+未来VS過去(エネルギー価格高騰によって、 未来のEV化路線の研究や施工が想定通りにいかず行き詰まるなど)
■2022年「牡牛座皆既月食」+「天王星蝕」(11/8)のエネルギー再確認
月蝕とは満月の日に起こる現象で、地球が太陽と月の間に入ることで地球の影が月にかかる現象です。
月がノードの近く(12.25度以内)にある満月に起こります。不気味な月の色(ブラッドムーン)の変化からか?古代より「不吉なもの」とされていました。
満月の日に起こるという事で、基本的は満月のエネルギーでもある「手放しと感謝、許し」を行う日であり、月蝕という特別なイベントによって、その意味合いが強調されるような出来事が起こったり、そうしたエネルギーの強い期間となります。スペシャルな満月という事です。
月は自身のプライベートかつ繊細な感情や無意識の部分を司る天体なので、そこへ影が落ちることで、そうした自身でも受け入れがたい「シャドウ」の部分が浮かび上がり対面することになります。
さらに、2022年11/8の牡牛座月蝕(皆既月食)は、単なる「特別な満月」の日と言うだけでなく、皆既月食+442年振りの月蝕と共に起こる天王星蝕(天王星が月に隠れる現象)でした。
次回、同じタイプの天王星蝕が日本で見られるのは322年後という事で、おそらく現在生きている人にとっては人生最初で最後の天王星蝕でした。ちなみに前回は1580年で、本能寺の変の2年前だったとのことです。
非常に数奇なエネルギーをもたら満月だったという事は言えると思います。その日のチャートがこちらです。Tスクエアが何重にも重なる超危険日となっています。そして、いずれも水瓶座土星を頂点としてエネルギーが衝突しています。
おまけに引き続き「お金をテーマ」とする牡牛座-さそり座ラインのノード上でビシバシとエネルギーがぶつかり合っています。さらにうお座海王星の大きな夢を描く(虚像・幻想・詐欺ともとる)エネルギーと、情報戦を意味する双子座火星がビシバシと対立しています。
正に、昨年の年末相場を
見ているような配置(;’∀’)
そして、実際、この日に非常に数奇な出来事が起こりました。ノード軸である牡牛座-さそり座のうち「牡牛座側」で起こったこともあってか?テーマは「お金」。
そして、「天王星」という水瓶座の支配星である天体の蝕、つまり、先端テクノロジーに係る分野での「シャドウ」が表面化することになったのでした。
この日に何があったか?
仮想通貨市場の大暴落です。結局、11/8から11/22(現在までの底値)までで約25.9%も垂直落下することとなりました。すでに11/8までの時点で、最高値より70%近く下落していたBTCが、最後の爆下げを開始したのがこの日でした。
そして、その原因となったのが、業界の風雲児としてチヤホヤされてきていたはずの取引所FTXとCEO・サム・バンクマン=フリード氏の顧客資産流用問題であり、まさに「シャドウ」の部分が浮き彫りとなった出来事でした。
顧客の描いた大きな夢が、情報戦(双子火星)にやられ、詐欺に遭って幻想と化した事件でもありました。(うお座海王星)
結局、FTXはそのまま11/14には破綻し、その影響による被害額はかつて大騒動となった「コインチェック事件」での被害額の100倍以上という大惨事となりました。
興味深いのは、この11/14を境に連鎖破綻も起こり、仮想通貨市場は真っ逆さまでしたが、米国株(図はS&P500チャート)は翌11/9には下落が止まり、上昇継続していったという事です。
個人的に、この現象をもって、「仮想通貨は水瓶座領域(かつ11ハウスのテーマ)」という認識を強めました。もちろん、お金の分野は牡牛座やさそり座領域でもありますが、こと仮想通貨は水瓶座とも絡むという事です。先端テクノロジーや変革のニュアンスを持つ水瓶座を考えれば、しっくりくる結果となりました。
◆12星座(サイン)別の行動原理&キーワードはこちらです↓
◆全12ハウス別の管轄テーマについてはこちらです↓
ちなみに2022年5/7のルナテラショックの際も、水瓶座土星とベスタ(合)-さそり座ドラゴンテイル-牡牛座天王星・太陽・ドラゴンヘッド(3天体合)がTスクエアを組んでいました。この際も仮想通貨と牡牛座はもちろん、水瓶座・支配星である天王星の絡みを感じさせました。
個人的に、最高値前後の時に売りに入るタイミングをマークして狙っていたのですが、超大人気コインでしたので序盤、あまりに落ちていたため、
反発が怖くて売りに入れず(別のコイン見ていたから初動が遅れた)、あっという間に末路まで見送ってしまいました。「ええええええええ!」と、何か別次元の物語でも見ているようでした。。。でも、たとえ利益が出ていてもここまでエグイと後味悪そうなので、入れませんでしたが、それでよかったかなと思っています。
■2023年「春分」までの再確認と、注目しておくべきエネルギーまとめ
まとめとなりますが、各イベントを通し、共通して特に強調されている力は、以下のサインが目立ちました。
★「うお座」(大志・幻想・騙し・カオス)
★「双子座」(情報・コミュニケーション)
★「射手座」(楽観・外国)
★「水瓶座」(テクノロジー分野・民衆・公益・自由と平等)天王星蝕
★「さそり座」(破壊と再生・変容)
★「牡牛座(月蝕)」-「さそり座(日蝕)」(お金のライン)
金融と情報がカオスだから、楽観には要注意!という感じでしょうか。
特に注目しておくべきエネルギーについて、もう少し詳細を列挙します。
そして、忘れてはならないのが、これは昨年のエネルギーではなく、新たなエネルギーになるのですが、春分前の3/7に土星が水瓶座からうお座へ移動するという大イベントがあります。これについては改めて記事をつくる予定ですが、このエネルギー切り替えについても要注目です。切り替え日ですので、この日もトレンドが転換したり、暴落暴騰という決起になり得ますから投資をされている方は要注目です。
以上となります。
投資目線で書いているため、「注意喚起」にまつわる内容が多めとなりましたが、
個別には「大志を抱いて、新しい自分をクリエイトしていくエネルギー」もたくさん満ちています。うお座海王星は詐欺・幻想だけでなく「夢や希望」でもあります。
乱世を生き抜くためには海王星の「希望」という光が世界には必要だという事なのかもしれません。
各種強く働くエネルギーや分野を解説しましたが、投資についての最終決断はご自身の目で下してください。(情報精査が大事なシーズンですからねw)
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