2023年1月~3月末、投資目線で把握すべき10天体エネルギーポイント

◆投資と星の因果関係

今回は、2023年3月までの10天体(太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、天王星、冥王星、海王星)のエネルギーとして押さえておきたいものを「ざっくり」、でも年間スケジュールよりは詳し目にまとめます。さらにポイントごとの詳細については。今後リンクで補完したいと思っています。(私の余力次第となります、すいません。)

とは言え、多忙である為、またしても長文になってしまいました。文字を読むことが苦手な方は、黄色の付箋部分にポイントをまとめているので、そこだけピックアップしてご覧くださいませ。

◆投資に係るカテゴリーはこちらです↓

投資と星の因果関係(研究)
時期ごとに個人的に気になる星のデータと働くエネルギーをピックアップし、米国株、日本株の株価やBTC価格などへの影響を考察します。経過後にはその結果についての各星のエネルギーの答え合わせをしていこうと思っています。

◆12星座(サイン)別の行動原理、キーワードはこちらです↓

各12星座(サイン)の基本的な行動原理原則・目的とキーワード
各12星座(サイン)ごとの基本的な行動原理、原則、キーワードとなるものをピックアップし、一覧図と共に取りあげました。各星座に天体が入った時にどのように読み解くか、そのエネルギーを分析するためにご活用ください。適宜更新予定です。

■3月21日に宇宙のお正月「春分」を迎え、エネルギーが切り替わる

星について何も前提知識もない方のためにも、今後の情報が役立てるようにお話しすると、エネルギーの波の中で、春分夏至秋分冬至というものは宇宙カレンダーの中では1年を四半期に分ける節目となります。

ですから、10天体移動スケジュール(年間)を3ヶ月刻みでまとめて作ってはみましたが、1月~3月の中でも春分までは前年のエネルギーを引き継いでいると言えます。

2023年で言うと、3月21日の「春分」より前まではまだ2022年のエネルギーだという事です。

2023年1月現在、株価も仮想通貨も楽観相場で急上昇を遂げている状況ではありますが、2022年は圧倒的「下落相場」「全面安」のエネルギーでしたので、基本的には「春分」を超えるまでは少なくともそのエネルギーを引き継いでいるため「安心はできない」という事は忘れないようにした方が賢明です。

 

 

また、占星学では始まりのエネルギーが全体のエネルギーとなる、と基本的に考えられていることから「春分」年全体であり、かつ特に「夏至」までに効いてくる大きなエネルギーとなっています。「夏至」「秋分」「冬至」は次の四半期を迎えるまでに効いてくるエネルギーでありながら、でも基盤としてはじわじわ年の始まりである「春分」の時の年単位のエネルギーも引きずるというイメージです。

 

今年の1月~3月の第一四半期では、3月20日と3月21日の間に「春分」という大きなエネルギーの切り替えがあるということを抑えておくことがまずは大事になってきます。「春分」「夏至」「秋分」「冬至」も)を境に心機一転、星々も全く別のエネルギーを発揮し始める為、投資で言えば、「春分」「夏至」「秋分」「冬至」は毎年トレンド転換などの大きな流れの節目としても機能しやすいことが考えられ、そのエネルギーを「相場を動かせる人々」に利用される可能性があるという事は覚えておいた方が良いと思われます。

 

ポイント①3/21の「春分」を境にエネルギーが変化する。トレンドが変わる可能性がある。
 
 
 

■2023年1月~3月までの期間の主なイベント(投資目線)

1月から3月までの星ごとのイベントと、それによる単体での基本的なエネルギーについて先に簡単に列挙していきます。

 

但し参考とする際には、他の星とのアスペクト(角度)形成や個人の持っている星とのアスペクト形成、星のあるハウス等によって、それらの相互のエネルギーによる別の影響が生じる可能性があることを前提として活用してください。列挙するのはあくまで単体での基本エネルギーです。

 

うお座に支配星の「海王星」が引き続き滞在中(2025年3月まで)

 ➡「幻想」「騙し」「勘違い」「詐欺」「カオス」が多くなるエネルギー。同時に大きな夢を描く。

■木星が引き続き「牡羊座」に滞在中(5/17まで)

 ➡昨年末12/20に牡羊座へ本格移動した木星は、牡羊座の暴走&闘争心に「拡大」のエネルギーを働かせ着火させています。

牡羊座というのは「純粋無垢」「猪突猛進」というのがキーワードになり、支配星に闘いの星「火星」を背負っているため、疑うことなくガンガン責めの姿勢で突き進んでいきます。12星座で最初の星座であるため、怖いものなしで勇敢に攻めていきます。

昨年2022年にも一度木星は5/11~10/25までの間、「牡羊座」入りし、プレ期間を過ごしているのですが、その間には株価は底値を試し続けました。基本的に、進み始めた方向へガンガン行くのが牡羊座のエネルギーです。(S&P500、NASDAQは4回以上底を更新し、日経225は底値25600ラインを3回タッチ)BTCについては$29000をジャスト5/11に割り込み、10/25までに$18200を割り込むことになりました。

 

牡羊座「思い込みの激しい星座」でもあり、こうと思ったらスピード感をもって一方方向へガンガン突き進んでいく傾向にあります。

 

2022年12/20に再度牡羊座木星が入ると、年内は比較的おとなしかったものの、年を越えるやいなや、米国株、日本株、BTCの全てが短期間に猛烈な上昇を実現しています。米国株、日本株共にトレンド転換か??と叫ばれるような超絶楽観相場で株式のVIX指数も20以下に急降下。トレンドライン越えの上昇を達成。仮想通貨BTCに至っては1/29現在までに44.6%も上昇しました。

 

ホントにトレ転なのか!?

 

これは非常に「牡羊座木星」らしい結果です。コッチ!と思った方向へガンガン突き進んでいくというエネルギーであり、ただでさえ、スピードもある牡羊座に、入っているのが星々の中で最も「楽観的」拡大の星「木星」ですから、下落以上に上昇の場合、パフォーマンスを発揮すると思われます。BTCも例年、3月4月頃の牡羊座に太陽が入る時期に上昇する傾向にあります。

けれども、トレ転かどうかもまだ分からない(1/29現在)今回の場合、いつまでも上昇を続けるか?というと、少し疑問があります。「牡羊座」というのは活動宮である為、初動のスピードこそ非常にあるのですが、実は「継続力」が極端に弱いのです。

 

昨年の牡羊座木星期(5/11-10/25)の下落相場の中では、牡羊座木星が入ってガンガン下へ突き進んでいったものの(昨年は下狙いだったようです)、1ヶ月もすると、疲れたのか?飽きたのか?今度は約2ヶ月間「ちょっと休憩するべ」ということで株価は反発し、それなりの価格まで一旦戻っています(下落より休憩が長いじゃないかw)そして休憩後にまた下値を狙いに行くというパターンでした。

 

ですから、2023年はその逆、という事で考えた場合、新年からはガンガン価格を押し上げていますが、2月に入っても引き続きガンガン上げるのか?というと甚だ疑問という気がします。(しかもファンダに逆走しているようにも見えます。)

しかし、今回の牡羊座木星期はまだ5/17まで続くわけで、さらに次に木星が入って「拡大」させるのは「お金のエリア」を担当する牡牛座のエネルギーという事ですから、木星だけを単体で見た場合には、一旦休んだとしても、再度高値を試しにいく可能性はあるのかもしれません。全体的に10天体順行期間とも被るのでポジティブなエネルギーが続くとも取れます。

 

ただ、懸念点1つ目としては、木星が次に入っていく「牡牛座領域」にはドンピシャで天王星が居るという事です。ですから、木星単体のエネルギーだけで考えることは難しく、どちらかというと、天王星の使命である「牡牛座領域の変革」木星「拡大」のエネルギーでサポートするのではないかと思われることです。

そして、懸念点2つ目としては、まだ詳しく調べてはいないですが、5/25前後になると山羊座水瓶座の境にいる冥王星木星が葛藤のスクエア(90度)をタイトに組み始め、そのエネルギーを持って冥王星水瓶座にインするという事です。ただでさえ冥王星の星座移動は大転換のエネルギーなのにですね、木星が絡んで拡大するというのですから、非常に警戒すべきアスペクトとなっています。

あくまで例え話ですが、懸念点①にしろ②にしろ、それはつまり「金融ショックのエネルギー拡大」とも読めます。そして、そもそも論でうお座海王星「幻想」のエネルギーも大きいわけです。

 

木星に絡んでくるのは、いずれも社会天体であり、木星以上に宇宙エネルギ―に近い、威力のある天王星、冥王星、海王星です。

 

ですから、ココから牡羊座木星のエネルギーだけを理由に先の高値を追いかけていくというのは非常に星的なリスクが大きいと言えます。かといって、売りを入れるにもどこまで牡羊座木星がガンガン行くかは分からない為、大きく踏みあげられて損失を被る可能性も否めないため、心臓に毛が生えていない人にとっては、ジェットコースターのような危険な相場(=手出し無用)と言えます。

少し気になったので、ついでに牡羊座木星が入った瞬間のチャートを見てみました。

大葛藤のグランドクロスと葛藤のTスクエアも別に発生しており、助けもたくさん入ってはいるものの今回の牡羊座木星期は、どうやら大波乱を感じさせる配置です。2ハウス6ハウスのお金に関するラインに現在のノード軸の牡牛座、さそり座ラインが被っていることからも、やはり「財産」に係る分野での問題の発生や波乱がありそうです。

 

また、入ったばかりの牡羊座木星は、度数的にはうお座海王星とコンジャンクション(合)しており、やはり牡羊座木星が走っていった先が「幻想」になりそうな予感がプンプンします。「夢」を乗せて走っていく、と言うようにも読めますがMC(未来の方向性)とも90度を形成しているのでこの夢が未来へ進むとき、障害が非常に多いことを感じさせます。

 

海王星の夢を助けてくれるのは4ハウス山羊座領域なので、この時期はやはり意識して堅実かつ保守的な「負けない」思考を選択することが大事なように見えます。

 

山羊座領域の星が救いの中心となっていることを考えると、投資を考えた時にも、やはり冷静に現在のファンダなどを分析して堅い判断することが大変重要だという事が分かります。全体として障害の多いアスペクトを形成しています。

 

ポイント②今回の「牡羊座木星」のエネルギーによる、株価上昇には、警戒と細心の注意が必要

 

■01/13 火星(双子座)順行開始

 ➡「双子座」領域に長期滞在中-「情報戦」加熱再開する。

 

■01/18 水星(山羊座)順行開始

 ➡結果を出すための明瞭で合理的思考回路、戦略的コミュニケーションが働きやすい(山羊座)。今後の有利に動かすために根回しするのにいい時期。(組織で最も必要なのは結局「政治力」…たぶん)

 ➡03/03 水星うお座入り…ロマンチックな夢心地のファンタジー思考へ(現実逃避OR大志を抱く)
 ➡03/19 水星牡羊座入り…戦闘態勢開始、闘志と意欲が増す、勝つための戦略を持つ(維持継続が弱め)

 

■01/23 天王星(牡牛座)順行開始

 ➡「牡牛座」の天王星が効く、という事は「財産関係」(お金、所有物、五感、肉体、食糧、本質的価値、技術)ブレイクスルー、あるいは転換が起きやすい状況となります。

2018年5月に84年ぶりに牡牛座に入った天王星は2025年7月まで約7年かけて、これらの分野へ転換のエネルギーを働かせ続けています。(今年も年内ずっと牡牛座)2022年はモノの価値円の価値も激変しました。

 

ただし、逆行が発生したり、他の星とのアスペクトを形成したりすることでエネルギーの働き方は変化しますし、大前提で年間を通してうお座海王星の力も効いている時期(つまり騙しにもなりやすい)であることは常に頭に入れておくことが必要です。また、今後緩和しては行きますが、水瓶座土星VS牡牛座天王星の90度の衝突が数年続いています。

個人的には10天体では、海王星が最もエネルギー的に強いと思っていますので、少なくともうお座海王星がある時期にはいつも以上に「騙し」がある可能性を念頭に置いて警戒した投資が大事になると思われます。

天王星順行開始の結果:(1/29日時点)
●1/23 S&P500(SPX)チャートでは、2022年1月以降の高値を結んだ下落のラインを日足実体で超えました。

●1/23 NASDAQ(US100)チャートでも、2022年1月以降の高値を結んだ下落ラインを日足実体で超えました。

●1/23 BTC/USDTチャートでは、2022年9月13日の高値(日足ひげ先)を日足実体で超えました。

●1/24 日経225は翌1月24日に、27200円の壁を突破しています。

●1/27 但し、同時進行で2009年のリーマンショックを超えるサブプライムローン(自動車)の支払い延滞が進んでいるという事実も発覚しています。2009年の流れから考えると、これは不動産へもいずれ飛び火すると思われます。ですから、今の株価等の上昇は決してトレンド転換ではなく、海王星の騙しであって、天王星のエネルギーの本領が発揮されるのは金融ショックである可能性が高いと言えます。手出し無用です。

 


画像:「Bloomberg」2023.1.27

※ちなみにリーマンショック冥王星山羊座入りした時に起こっています。2023年は同じように冥王星水瓶座へ移動します。(後述)

 

2023年はずっと天王星「牡牛座」に居るという事を考えると、今年もお金のジャンルにおいて、人生のブレイクスルーとなるようなタイミングやチャンスがいつも以上に多く発生するという事かもしれません。逆を言えば、天王星「転換」「変換」の星ですので、現在経済的に恵まれている人であっても、大どんでん返しのようなことが起こり得るという事でもありますから注意です。

前年までに経済的に危機的だった人がファイアを遂げたり、逆にファイアした民が、ファイア脱落という事もあり得そうです。

しかし、基本的には天王星冥王星と違って、同じ「変化」でも、もっとユニークであり、「アイデア」「創意工夫」「思考の転換」による変換なので基本的にはポジティブに映る変化が多いように思います。人々の中でも「本当に価値あるものとは?」という概念を7年ほどの時間をかけて変化させていきそうです。

 

牡牛座と言うと、お金以外にも「肉体」「食糧」「五感」「技術」「本質的価値」「美」等を司る領域になりますのでそれらのジャンルにおける価値の転換などがあり得ます。最近課題となっている土地や田畑など不動産牡牛座領域だと感じます。

 

今までの想定を覆す技術などが出て来ることによって「勝ち確」と思われていた会社の株が他社に抜かれたり、その逆も十分あり得る展開です。

今年は双子座火星が長期滞在している期間でもあるので、同じ「情報戦」と言っても、そうした投資先情報や本質的価値がどこへ向かいそうかという情報を獲得することへ自分の闘志を向けるのも良いかと思います。

 

 

01/23~ 10天体全てが順行期間(4/20まで)

 ➡4月20日までは10天体全てが順行している期間という事で、全ての星のエネルギーが”そのもの通り’’に働きやすいため、基本的には物事がトントン拍子で非常にスムーズに運びやすい展開となっています。(他の星とのアスペクトとうお座海王星には注意)

 

03/07 土星移動(水瓶座→うお座入り)

 ➡3月7日に土星うお座に入ると、ふわふわしたファンタジーと幻想の世界にいるうお座領域「現実を見させるための課題」「夢を実現させるための課題」が投下されるため、経済指標悪化の深刻な現実数値等が具体的に出てくる可能性があると感じます。

もしくはカオスからの脱却のためのより堅固な体制整備に必要な制度が提案、拡充されるなど、ファンタジーな気持ちにパンチが入り、人々は現実を見ることになりそうです。投資では下落方向への転換のエネルギーになり得るので注意が必要です。

詳しくは後述します。

 

03/21 春分(宇宙のお正月)※エネルギー切替え

 ➡3/21の春分は2022年のエネルギーを一旦断ち切り、心機一転、いよいよ2023年のエネルギーが始動するタイミングなので、トレンドが転換するなど、流れが切り替わるタイミングとなり得ます。詳しくは別記事で後日お届けする予定です。

 

03/23 冥王星移動①(山羊座→水瓶座入り)

 ➡春分から数日後となる3/23に「破壊」と「再生」の冥王星が一旦、水瓶座入りします。水瓶座領域の「破壊と再生」が目的である為、「先端テクノロジー(宇宙、AI、仮想通貨、遺伝子関連、脱炭素、GX、原子力など)」「公益活動、慈善活動、NPO」「仲間、同志」「改革、開拓の分野」において、「破壊と再生」の工程が入りやすくなります。詳しくは後述します。

 

03/25 火星の「双子座」長期滞在終了+移動(双子座→蟹座

3/25に闘いの星「火星」が異例の長期滞在をしていた双子座をようやく抜け、蟹座へ移動します。闘いの目的が蟹座的になる、つまりは「家族」「身内」「同志」といった近いコミュニティーを守るための戦いになるという事を意味しています。

ということは、同時にそうした状況が発生するという意味にもとることが出来る意味で、3月25日以降は少し世の中の雰囲気や毛色が変わりそうです。

少し距離のある「他人事」だった情報戦から「自分事」の防衛戦になるイメージだと言えます。

蟹座火星は6/4までで、その後6/5に獅子座、7/10に乙女座、8/27に天秤座、10/12にさそり座、11/24に射手座、と順に移動していくのですけれども、個人的には、今年は蟹座が少し韻を踏んでいるような流れを感じています。

 

春分前ではありますが、今年最初の1/7の満月は蟹座でした。そして、今年最後の12/27の満月も蟹座で起こります。蟹座で満ちて、蟹座で再度満ちて終わる、つまりは「家族で始まって、家族で終わる」1年と言えそうです。あるいは、蟹座の星を持っている有名人を見ていくと、いつも「国防」や「愛国心」に強いこだわりがあったり、それらが行動動機になっている方が多く挙がります。そうした意味では、年の終わりまで「国防を考える年になる」ということも言えるのかもしれません。

 

■3月7日、春分前に土星が「水瓶座」から「うお座」に移動

2023年は3月21日の春分のための準備として、3月7日に土星が次の星座、うお座へ移動します。2020年から約2年間水瓶座に滞在していた土星は、そもそもが2020年12月のグレートコンジャンクション(20年に1度の木星土星の大接近)の立役者であり、そして2020年のグレートコンジャンクションはというと、200年に一度、エレメントが「地星座」から「風星座」へ変化する大転換期となりました。

これまでの約200年を支えた「地の時代」からこれからの約200年を彩っていく「風の時代」への移行を実現させたのが、2020年12月のグレートコンジャンクションでした。2020年から、世界を一変させるような出来事が数々起こったことを振り返れば、誰しも体感としても納得がいくことだろうと思います。

 

話を戻すと、その立役者のひとつであった「土星」が最初の「水瓶座」における大仕事を終えて、水瓶座からうお座へ移り、次の仕事を開始するのが3月7日という事になります。(1回目のうお座期間は2025年5月25日まで)土星の移動自体は2年半おきにある事ではありますが、土星が1周するのには約29.5年かかるので、土星が1周する頃には我々の世代はひとつ上がっていることになります。

 

3月7日以降、今度は「うお座」の領域土星新しい時代のため厳しい課題を与えて土台を強固にしていく作業を行うこととなります。これは私の主観ですが、うお座領域内の土星の課題というものは非常に社会全体として厳しいものとなるのではないかと思っています。

 

というのは、うお座には現在支配星である海王星が滞在しており、2012年以降、うお座的エネルギーが社会全体として非常に強くなっています。それが空からお守りとして添えられているという部分と、強烈なうお座のエネルギーを発揮させる部分と相まって、世界のカオス状態が容易に想像できるからです。(昨年2022年は「拡大」の星、木星までがうお座におり、世界はカオスの極致となっていました。)

 

現在すでに海王星うお座滞在によって、善悪の境、男女の境、国境など、あらゆる境界という境界が溶かされていって世界はカオス状態であるわけですが、それは「溶かして愛する」海王星の目的である「みんな同じ、みんな一緒」という共感のためにあります。星には「善悪」という観念がそもそもないので、その目的のためにあらゆるカオスな状況が起きかねない、という事です。

思想としても権力としても分断を起こしつつある現在の世界ですから、このうお座海王星の力は目的達成のため、非常に大きなものが必要となることが予想できます。同じ病気が世界中に蔓延する、皆が驚愕する残酷な争いが実現する事象などは「世界中の共感」という意味では一定の成果を達成したと思われます。

 

そして今年はそこへ重鎮土星大きな課題の重しを乗せて来るわけですから、結構な状況だと感じます。海王星は酔っ払った思想家仙人というイメージでこちらも重鎮お爺さんですけれど、土星爺さんはちょっとタイプが違って、社会秩序に則って、非常に厳しく現実目線で指導するようなお爺さんなので、どんなことになるのか??と私でも想像が届きません。

 

一つ加えることとしては、うお座もその支配星である海王星「夢」「想像」というような「アッチの世界」と繋がっているエネルギーです。パンドラの箱の物語ではありませんが、たくさんの邪悪なものが噴き出してきた後、箱の底に残っていたのは「希望」であり、人を最後に絶望から救うのはいつも「希望」なのだと感じます。うお座海王星は、最後に自分の元へ垂れてきたのクモの糸のような「希望」を抱かせるための「夢」「想像の世界」へのエネルギーを広く働かせることになります。

うお座海王星だけであれば、人々が見るその「夢」「幻想」「詐欺」といった騙しに終わることも往々にしてあるのですけれど、(詐欺も横行しやすいです。)そこに「現実目線」「実現」を目的とする土星が入ってくることを考えると、土星の厳しさは今描く大きな夢を、幻想で終わらせず実現するための課題と工程とも捉えられます。

 

海王星は2012年からうお座にいますが、これから2025年3月に「牡羊座」へ移動するまでうお座に滞在し続けます。土星はと言うと2025年5月に「牡羊座」へ時を合わせるようにして仮移動します(2026年2月以降が本格移動)今後のそうした移動工程を考えると、海王星にとっても、土星うお座入りは「うお座領域での役割の集大成」の時期に入ると言えそうです。

 

絶望のなかにある厳しい時間は、必ず理想的未来実現のための足掛かりとなる事を意味していると感じます。しんどい時期になりそうですが、大きな夢を描いて土台作りだと言い聞かせて乗り越えて参りましょう。

少し先取りの余談ですが、2026年2月には、海王星土星牡羊座0度でコンジャンクション(合)という強烈なイベントがあります。牡羊座0度というのは全ての始まり(生まれ直し)の度数になりますから、つまりはそこまでに、前世での生が終わる、という風にも読め、これからの時間というのは一度この時代を完了させる「終末期」であることが考えられます。私たちはその「宇宙の生死の境」を乗り越えて、次の時代に夢を実現する課題を背負っています。

 

ポイント③
・海王星うお座のエネルギーが強いため、夢が「騙し」「幻想」となりやすい。
・海王星うお座のエネルギーによる、「カオス状態」が起こりやすい。
・土星うお座入りによって、その「カオス状態」「幻想」に対して、夢を将来的に実現するための強烈なパンチが入ってきやすい。(目を覚ませ!地に足をつけろ!というような現実)株価等大規模下落の可能性あり。
 
 
 

■3月23日、冥王星移動①(山羊座→水瓶座入り)※本移動は2024年11月

先ほど、冥王星水瓶座移動の簡単なイメージとして「先端テクノロジー(宇宙、AI、仮想通貨、遺伝子関連、脱炭素、GX、原子力など)」「公益活動、慈善活動、NPO」「仲間、同志」「改革、開拓の分野」における「破壊と再生」という出来事が起こるというお話をしました。これは冥王星が完全に水瓶座を出ていくことになる2043年まで続くこととなります。

この冥王星水瓶座移動は今年の中でも1.2を争う一大イベントとなります。

 

今の星々の運行状況で言うと、先に土星が入って課題と試練を与え、その後に追いかけるように冥王星が入ってくるため、土星から「今後必要な課題」は既に先取りで受け取って、勘のいい人であれば、どういう事がこれから問題になっていくか、壊れていくかを見通せるようになっているのかもしれません。「星たちの親切さ」のようなものを感じたりもします。それだけ厳しい課題であることを宇宙も認識しつつ、私たちにより良い世界の実現のために期待をかけているという事だと言えます。

 

水瓶座領域は「ボーダーレス」「公平性」「自由と平等の獲得」といった、民衆の力が活発になる領域です。山羊座領域で極端な昭和からの「根性論」「既存権威主義」「立場上下関係などの名札主義」「努力忍耐論」「偏差値、出身校ブランド主義」などを依然ぶっ壊し続けている冥王星ですが、それももう終盤戦に入っていくこととなります。(何度も逆行で山羊座水瓶座を行ったり来たりして最後の破壊と再生の微調整する綿密さを発揮しますw)

 

 

今年も6月11日には、冥王星はまた山羊座の領域へ戻ります。これだけ行き来して「完成」を追求するあたり、冥王星からしても山羊座領域の破壊と再生が非常に「難易度高」の重要事項であることが分かります。冥王星は1周するのに約248年かかる為、次に山羊座の権威を壊す機会が出て来るのは240年後になるものですから、重要な星座で忘れ物がないか?ちゃんと確認しているのかもしれません。

余談ですが、冥王星水瓶座時代(前回1778年-1798年)に起きた主な出来事には
■1781年の「アメリカ独立戦争勝利」(英国からの独立-自由と平等、博愛)
■1789年の「フランス革命」

というものがあります。どちらも民衆が勝利する闘いです。

水瓶座領域では、言ってみれば山羊座領域の既存権益努力と忍耐の価値観が崩壊することで一旦は水瓶座にとって最も大事な信念である「自由、平等、博愛」のもと破壊と再生のエネルギーを用いて動いていくわけですけれども、そこで発生する、行き過ぎた「自由」や行き過ぎた「権利主張」に対しても、一定の調整としての破壊と再生が実施されるイメージだと思われます。

 

「真の自由と平等」を築くため、行き過ぎた自由を逆に制御するための整備をすることや「秩序」の再設定などが考えられます。また、ユニークで最先端の開拓者でありながら非常に合理主義的な考えをもつ水瓶座に対する、一定の破壊とも読めます。合理主義山羊座領域でもそうだったため、引き続きの破壊となるのではないかと想像します。

 

つまりは、「効率性」「採算性」「機能性」といった、目に見える「現実世界」の具体的利益や感性のみを優先していくことに対する破壊と再生です。世界は現実の手に取れる、目に見える世界だけではないのです。それは次の星座である「うお座」や今そこで正に滞在している支配星の「海王星」が中心となって、私たちに教えてくれます。

 

2乗したら-1となる虚数 i = √−1というものは現実の世界を表す公式でも頻用される概念ですが、実際には「現実世界」では「嘘」の概念のはずです。ところが、 i = √−1は受け入れられて、天体の放つ強烈なエネルギーや目に見えない概念については「オカルト」「スピ」というのは本当はおかしな話なのです。

 

そうして、偏った合理主義者たちが効率やらコスパを追求し続けた結果、有能・無能、勝ち組・負け組などの一方方向からのタグ付けをし、そこで大して変わらない人間たちの間にも分断と境界が発生しました。日本では顕著にその傾向が出てきているわけですが、行き過ぎた合理主義によって最適解を「自分が死ぬこと」と算出するいう伝染性の呪いが人々の間で蔓延しています。役割を果たすことを期待して世に送り出した星々から言わせれば、本末転倒と言えます。

この世界に送り出されたこと自体が、より良い世界を実現するための「期待の星」であり、私たちにはいつも各人に振り当てられた尊い「役割」があります。

 

テクノロジーを追求していく技術者のみが有益な人材で、文系はゴミ、というような長い年月をかけて培った文化の味わいと価値を感じ取れない短絡的な感性が蔓延しているように思いますけれど、それも時と共にいずれ是正されることになります。(※ちなみに私は理系でも文系でもありません。)

 

先進国で若者の自殺が多い理由は、この合理の誤謬のワナに皆引っかかっているからだと感じます。けれども、これらの絶望的ひずみを是正すべく、冥王星は2043年までの時間をかけてじわじわ利かせながら働くことになるでしょう。テクノロジーありきではなく、友愛と共有、共感のためのテクノロジーであるという原点に戻ろうとするのです。

さて、仮想通貨の領域では、これは私の想像ですが、いよいよ現在もっか論争中の「証券」か「コモデティ」かの決着として一連のSECの問題、取引所やDEX、ステーブルコインについて、「基軸となる規制」水瓶座冥王星時代に具体化するだろうと思います。結果的には「権力者ではなく民衆が勝ち取る」というのは水瓶座冥王星時代の歴史が証明しているため、仮想通貨は少なくとも一定程度は生き残って、金融の既存常識と既存権益を破壊するはずだと個人的には考えています(主観)

 

よって、3月23日の水瓶座冥王星入りは、その方向性へ向け、課題として挙げられている各種問題についての具体的話題がいよいよ色々と出て来るようになると思います。従って、決着するまでは今まで以上に噂や誤情報によって、仮想通貨の価格は乱高下する可能性がありそうです。また、その結果によっては、コインの中のいくつかは突如壊滅的ダメージを受ける可能性もあることを念頭に取引することが大事になるかもしれません。

その他先端テクノロジーもろもろ(宇宙、AI、バイオ、医療、遺伝子組換え等)公共事業公益事業関連NPOなどへの投資は「民衆のため」という水瓶座の本旨の元、同じように破壊的事象が発生する可能性がある為、警戒が必要だと思われます。

 

開拓や改革についても、それ自体に「見直し」を必要とさせられるような「破壊と再生」が入ってくる可能性があります。あれだけ世界が傾いた世界的EV化の波などは直近のエネルギー危機バッテリー資源の問題などで疑問視する声がだんだんと出始めていますけれども(水瓶座土星課題なのかも)一旦、水瓶座冥王星入りで、その思想自体が破壊され、ゼロスタートになる可能性もあるなと個人的には感じます。

 

スコットランドでは、すでにEV車に懸念を表明し、ガソリン車禁止をとりあえず2032年まで延期しました。さらにアメリカワイオミング州議会では1月13日付で2035年までに州内でのEV車の新車販売を禁止する法案が提出されました。徐々にちゃぶ台返しのエネルギーは進んでいるのかも(?)しれません。

最近、社長を交代し会長になられたトヨタの豊田章男さんのホロスコープ分析記事はこちらです。

トヨタ章男社長の星座が望む本質的価値と変革が世界を調和的未来へ導く!
日本を代表する企業であるトヨタ自動車のCEOである豊田章男社長の10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座、ホロスコープを算出し、見ていきます。

 

原子力発電についても同様で、現在、当初の方向性をひっくり返すような状況となっています。2023年1月には、世界的エネルギー価格高騰のしわ寄せが日本国内の電気、ガス料金にも現実化したことから、すでに三菱重工業は2023年度、2024年度にそれぞれ最大130人程度の新規採用(2022年の40%増)を原子力発電所関連人材の確保として行う事を発表しました。(2023年1月27日)

 

ポイント④
3/23の冥王星水瓶座入りでの価格への影響に注意(特に仮想通貨、テクノロジー関連株など)
・水瓶座領域で「絶対だったもの」「常識」「既定路線」がひっくり返る可能性がある
・先端テクノロジーもろもろや公共事業、公益事業関連、NPO関連投資は警戒すること
行き過ぎた「自由」「権利主張」「合理主義」に一定の破壊と再生が入る可能性がある
・一定の秩序ある「自由」の実現のため、法整備や制限などが出て来る可能性がある
 
非常に長くなりましたが、以上、ざっとですが各天体のエネルギーについて取り上げました。3月末までの投資判断にお役立てください。星読みは私の主観も多く入っていると思われますので、最終投資判断については、いつもご自身で下してください。
 

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