今回は、マイキーこと佐野義仁さんのホロスコープと各天体の星座を調べていきます。
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■マイキー・佐野義仁さんの西洋占星学ホロスコープ、各星座算出のための概要(生年月日、出身地、国籍、出生時間)
マイキー・佐野さんは海外をメインにした実業家・投資家であり、現在非常に人気の辛口Youtuberです。
IQ150-160という驚異的な知能指数をたたき出すほど、情報処理能力と記憶力にずば抜けた能力があり、幼児期には世界各国の国旗、人口、首都を180か国分記憶し、円周率は45分の授業中に800桁を覚え、英語は小学校時代に映画で習得、スペイン語は現地人との会話によって3週間ほどでマスターするということで、幼少期から頭角を現していたようです。
高校からはアメリカへ留学し有能な生徒のための「特別クラス」で3年間を過ごし、その後マヤ文明を勉強するためにカジノで資金をつくった後、メキシコへ留学。
しかし、これだけの才能に恵まれながらも母子家庭で学資が捻出できなかったことで、合格したハーバード大学ではなく奨学金制度の州立大学へ入学。その後、帰国した日本の大学では水槽の生態系に適応できず孤立、お金を稼がなければならない状況となり歌舞伎町のホストクラブで月収200万円のトップホストとなりました。
母に懇願され(いやいや)就職した会社では、2年目に海外営業部門の売り上げの7割を記録するスーパー営業マンとして活躍したものの昇格すらできないという理不尽な目に遭い、不合理で非効率な日本の古い体質・体制に吐き気を覚え、退職しタイへ移住します。
タイの日本企業でも同様に赤字事業を3年で黒字化するミッションに対して3ヶ月で達成するものの、昇格をまたしても見送られ、日本という国がひたすら手放さない「絶望的な体質」に気づき、2013年以降、トレーダー・投資家となったという事です。現在の資産は数十億円と言われています。
また、マイキー・佐野さんは現在、未来を切り開くための選択肢すら与えられない貧国の子供たちへの寄付活動や、子ども食堂の運営をされています。2019年から始めた慈善投資型のプロジェクトを立ち上げています。カンボジア政府公認のNGO団体も運営されています。
●国籍:日本
●出身地:静岡県富士市
●出生時間:不明
マイキー・佐野さんが最も嫌いな人種はというと、私がいくつかの動画を見させてもらって把握している限り、経歴にもありますが古い組織の中で既存権益にぶら下がる「偉そうで無能なオッサンたち」「港区女子」「スピ系占い師」だそうで、私も西洋占星学の観点から星を見ていろいろ言う輩である為、マイキー・佐野さんにとっては最も関わりたくない、嫌いな人種のひとりかもしれません。
しかし、私にとって西洋占星学は「天文学」であり、「科学」だという認識で扱っているということと、マイキー・佐野さんがマヤ文明に興味があったという事、もう一つ極めつけとしては、おそらく同時代に新社会人を経験したという事もあって、その時代の「やばさ」を私自身も身をもって経験したという事から今回、怖いもの見たさで取り挙げさせてもらう事にしました。
私も、組織に身を置くのをやめようと思った最後に(マイキーさんより処理能力の出来がかなり悪いのでその結果を導き出すのがだいぶ遅かったですが)
日本の組織での昇格基準は「能力」ではなく「社内政治という根回し」だという結論に達していました。
そんな新卒から「絶望世代」をやってきた世代の方々へも何かしら熱いメッセージになったら幸いです。(マイキーさんは風星座多めなので、アツイのはうっとうしくてイヤでしょうけれど…)
■マイキー・佐野義仁さんの西洋占星術ホロスコープ(※正午算出)
マイキー・佐野さんの天体の星座配分を見ていくと、比較的チャートの右側に天体が集中しているため、どちらかと言うと「外側の世界」を中心に人や社会とのつながりやコミュニケーションを通して活躍されていく方であることが分かります。
ホロスコープ算出資料:ARI占星学総合研究所
マイキー・佐野さんは出生時間不明のため、正確な各星座の度数、Asc、Dsc、MC、IC、各ハウスは不明となり、星座同士の境に近い場合は隣り合う星座に該当してくる場合もあります、詳しくは、以下ページをご確認ください。
生まれた時間、場所が違っていると、同じ年の同じ日生まれの同じ星座(太陽)であっても特にASC、ハウスが人それぞれ違ってきます。
◆ハウスについてはこちら
西洋占星学では主に10天体の各星座を見ていきます。移動が速い月などは同じ日生まれであっても星座(サイン)が異なることもよくあります。また、一般的には太陽星座だけを取り挙げて、「○○さんは○○座」とくくり、占いも一般的にはそのような形式のものが普及していますが、本当は少なくとも10天体を見て、それぞれの星座がミックスされた状態が本人のエネルギーとなる為、同じ年の同じ月生まれでも、ホロスコープには実はかなりの幅で個性が出てくることになります。
マイキー・佐野さんは「12の星座に分けられてその年、その月その星座全体が運が悪いだのいいだの、あるのかよ」とおっしゃっていたので、あ~そう考える人も一定数居るだろうなとも思い、補足させて頂きました。
サンゴの産卵が満月に集中していたり、人間の子供も満月と新月にやたら集中して生まれていたり、女性には月の運行をなぞるように月経があるということで、人間のエネルギーも宇宙全体のエネルギーの内側にあることは明白で、そうなると他の天体からの影響を受けていることも否定できないと思うのです。…という理由から私は星は「科学」と捉えています。
つい先日、革新的な出来事もありました。2023年2月に起こったトルコの地震に関して、SSGEOSという団体が、「2/4-6にかけて複数の惑星と月の重要な変動があり、満月も重なることで大きな地震活動に繋がることがある」という研究結果を出しており、発生するかもしれない地域についても予め指定していました。結果その予測通りの展開となってしまいました。(SSGEOS側は偶然当たってしまったと語っています。)
近い将来、単なる「占い」であった天体の移動や形成するアスペクトのの及ぼす影響や関係性などは「科学」となって私たちの常識になる日が来るかもしれません。
■マイキー・佐野義仁さんの各天体の属する星座を調べてみた
前置きが長くなりすぎました。マイキー・佐野さんの10天体の各星座を調べ、そこから読み解けることについてランダムに記載していきます。
■マイキー・佐野義仁さんの「太陽星座」は大量の情報の概要を把握して舵取りをする「双子座」
マイキー・佐野さんの太陽星座は「双子座」です。太陽星座は社会の中での自分の姿をつくると言われています。一般的な星占いが「太陽星座」を用いるのはこのためで、多くの場合、最も性質が色濃く出るのは太陽星座である場合が多いからです(例外もたくさんあります)
双子座は、「生き抜くための情報収集、コミュニケーション、交通、通信、言葉」に係る星座(サイン)で、「ナビゲーター(舵取り)」という適性があります。
マイキーさんの経歴を振り返った時にも、双子座領域に係るものが非常に多く、外国語習得(言葉)、大量の情報の収集(情報)、大量のコミュニケーション(ホスト/コミュニティー)、情報発信(通信)など、存分に「双子座」のエネルギーが活用されています。
マイキーさんの双子座太陽は双子座水星とコンジャンクション(合)を形成しています。
マイキーさんの毛嫌いする「スピ系占い」「都市伝説」「陰謀論」というのは「うお座領域」に該当する分野であり、双子座から見ると葛藤のスクエア(90度)を形成する星座(サイン)であり、その分野に対して「嫌い」というエネルギーが発生するのはスクエアを形成する関係としては当然の現象だと言えます。
同じように葛藤のスクエア(90度)を形成する星座(サイン)である乙女座に対しても、別の意味で「嫌悪」しているだろうと思われ、と言うのは双子座というのは大量の情報を収集し、大量の情報の中で5割~6割の概要を抑えればよい、その後大量エラーが出たとしても概要を抑えておくことで方向性は合っているのだから、あとの微修正いくらでも出来るというような性質があり、方向性を間違えずに押さえておく(ナビゲーター)という仕事を重視しています。
従って、乙女座のように毎度毎度ちまちま丁寧に分析を重ね、ひとつのことでいちいち100点を目指した仕事をすること、時間をかける慎重さには「悪いけどついていけない、無能。」という思いが出てくるためです。逆も同じで、乙女座からすると、双子座は「要領よく雑な仕事をするズルいやつ、無責任なやつ」という印象を持つはずで、どちらも長所が別であるのに近いところで仕事が被ることがあると、対立しがちになります。
ただし、葛藤のオポジション(180度)(双子座から見ると射手座)にも同時に言えることですが、直接バチバチするこれらのアスペクトというのは、実はネガティブなだけではないことが多いです。
何かしらの感受があって発生するためであり、そこには自分の中にも同じような認めたくない要素があったり、誤解が生じやすい相性であったり、大事に思う分野が被っていたり、何かしらのふたつの星座を隔てる障害がたまたまあるだけで、それを乗り越えた時には想像もしなかった成果や関係性が生まれる可能性を秘めています。
ネガティブであれ、ポジティブであれ、エネルギーが発生していること自体がひとつの「感動」であり「親愛」の予感です。いやよいやよも好きのうち、というのに近いのがスクエア、オポジションのアスペクトと言えます。
どちらかと言うと、関係性を深めていく見込みが持ちにくいのはインコンジャンクト(150度)の関係です。
双子座から見ると180度反対の両脇である「山羊座」「さそり座」です。この場合は「全く価値観も分からないし、感情もわかないし、興味もないし、これと言ってキツイ摩擦も生じないし」という接点皆無の関係となり、共感の糸口が見出しにくいです。
マイキーさんの場合、太陽星座から見て、インコンジャンクト(150度)に当たる星座に多くの星を持っているため、内部葛藤とまではいかないものの、連携がとりにくい性質が内部で多くありそうです。
マイキーさんの双子座太陽は天秤座土星と調和のトライン(120度)を形成し、天秤座土星を援護しています。天秤座土星は大葛藤のTスクエアの頂点を形成している天体である為、その葛藤や対立に対して対立を和らげることに寄与しています。(土星の項目で後述)
◆アスペクトの基本はこちらです
■マイキー・佐野義仁さんの「月星座」は人への執着を手放していく「さそり座」
マイキー・佐野さんの月星座は「さそり座」です。射手座天王星とコンジャンクション(合)しています。
月はプライベートなところでの自分の本音や感情を表す星です。マイキーさんの場合、太陽と月が冒頭でお話した「インコンジャンクト(150度)」の関係である為、心の中で葛藤とまではいかない「じわる感性的矛盾」が発生することが多いと思われます。
さそり座の物語でいうと、前半と後半で全く異なる光景をしていて、さそり座と言うだけで「変容」という大きな課題を背負うことになります。
前半でいうと、「支配」「マインドコントロール」「拘束」という、執着しているものを自分のところへとどめておこうとするエネルギーが強烈に出てきます。牡牛座とさそり座のラインはお金に係るノードでもある為、「人」ではなく一見すると「お金」にそれが出てくる場合も多いです。そして、さそり座、牡牛座の場合、そのエネルギーによって大金を稼げることも多いです。
けれども、水の星座であるさそり座の執着というのは主に「感情」に支えられているため、たとえお金への執着に見えても、実はそれは「人の心をこちらに留めておく」手段としてのお金であって、本当に執着しているものは「人」である場合が多いです。
そうした「恐れからの執着」を手放す「破壊と再生」イベントがさそり座にはもれなく用意されており、そこで執着を手放した者だけがさそり座の次のステージへと進むことが出来ます。この「手放し」の作業は支配星に冥王星を持つことから「破壊と再生」というところで、最も手放すことが苦しいものを手放すことを強要されることになります。
ここで星のエネルギーに逆らい、手放すことをずるずると引き延ばすと、繰り返し何度も何度もよりギアを上げて「破壊のきっかけ」というものはやってきて(星は多分ギフトのつもり)、「手放せ手放せ」と言い続けますので、投資の損切り同様、腹をくくって早めに決断するのが望ましいです。
マイキーさんの場合で言うと、射手座天王星とコンジャンクション(合)しているところ(天王星も「変換」のエネルギーを持った天体)、さそり座に「エネルギー拡大」の木星が入っていることから見ても、「変わる」というメッセージは何重にも重ねられ、エネルギーが拡大していることになります。
◆各星座(サイン)の基本はこちら
■マイキー・佐野義仁さんの「火星星座」は世界へ飛び出すきっかけをつくった「天秤座」
マイキー・佐野さんの火星星座は「天秤座」です。コンジャンクション(合)している小惑星パラスも調和を意味し、「勝てる闘いをする」エネルギーがある為、天秤座火星と同じようなエネルギーを持っています。
火星は若年期より闘志を向けるものであったり、闘うべき相手、葛藤が出て来る分野などを指します。マイキーさんの火星は天秤座にあるので、「対人・バランス・平等・調和・美意識・契約」その他に、「パートナーシップ・結婚」などを意味する領域です。
これも経歴のくだりにあった通り、「既存権益にぶら下がっているだけの偉そうで無能なオッサンたち」から「生産性からみた平等・バランスの良い評価や契約」へ向けての闘志だったのではないかと感じます。
マイキーさんの天秤座火星は射手座天王星と調和のセクスタイル(60度)、双子座水星と調和のトライン(120度)で、双子座水星と射手座天王星の対立に対し「調停」のアスペクトを形成することで、対立を和らげる役目をしています。
この調停のアスペクトは非常にマイキーさんの経歴とリンクしており、日本の無益な縦社会に吐き気を感じたマイキーさんが、身近なエリア(双子座)からもっと遠くの広い世界(射手座)へ拠点を移し飛び出していくきっかけをこの天秤座火星が作ったという構図に見えます。
■マイキー・佐野義仁さんの「水星星座」は合理性と効率性、採算性が全ての「双子座」
マイキー・佐野さんの水星星座は「双子座」です。太陽の項目でおおよその双子座の領域や性質についてはすでに説明済みです。
双子座の支配星(ルーラー)は水星である為、マイキーさんの水星は非常に能力を発揮する場所にある水星です。水星も双子座と類似した象意を持っており、主なものは「情報、コミュニケーション、通信、交通、言葉、知識、思考」というところになります。
説明が難しいですが、比較的、身の回りに近い範囲内においての「広くて浅い、大量の情報で概要を掴む」という特徴があります。
話題を振ると、何のジャンルでも対応して話が出来る、というタイプで、風星座であることからその話題も軽やかに清々しい範囲で納めることから(人間の感情に係ることが苦手であるため)多くの人との健全な大量コミュニケーションを成立することが出来ます。従って、営業の分野は天職に近いです。
逆に人間のどろどろした感情や人間ドラマのようなものに係る(巻き込まれる)のが非常に苦手で、「効率を落とすだけの合理的でない問題」に手間をかけることを極端に嫌がる傾向にあります。
そういう意味で、コミュニケーションが得意と言っても、本人の中では実は心を許している本当の友人はほとんどいなかったり、合理的な解を優先する性質から、損得勘定が強いと思われたり、薄情だと思われることも多いです。
ただ、本人からするとそんな生産性のない人間関係は終わってくれて結構というドライなところがある為、続いている人間関係は基本的に「合理的で、効率を落とさない、実益あるもの」に限られることが多いようです。「情報」と「人とのコミュニケーション」というものが、双子座の領域内ではイコールであるからだと思われます。
この双子座水星とオポジション(180度)で対立をしているのが射手座天王星であり、前の項目でもお話しましたが、双子座は比較的身近なエリア内での「幅広いジャンルの大量情報の概要把握」であるのに対して、射手座はまだ見ぬ未知の遠い世界での「1点集中深掘りの探求心」という感じになります。
射手座天王星側から「広い世界へ飛びだせ」と煽られている構図が見えます。実際、マイキーさんはそうして世界へ飛び出し、より多くの視差を獲得することになったという事が伺えます。
■マイキー・佐野義仁さんの「木星星座」は変容のエネルギーも猛烈に拡大している「さそり座」
マイキー・佐野さんの木星星座は「さそり座」です。
木星はエネルギーを「拡大」する星座です。星には下界の善悪の概念などないので、ただただ影響を大きくするエネルギーとして機能します。ですから、ポジティブなことももネガティブなこともお構いなしで拡大します。
マイキーさんのさそり座木星は、まずは同じさそり座領域内にある月・小惑星セレスのエネルギーを拡大しています。
そして、さそり座木星はさそり座冥王星とコンジャンクションを形成しているため、冥王星のエネルギーももれなく拡大し、そうして木星から一次拡大の影響を得た月、冥王星は今度はそれぞれが射手座天王星、天秤座土星とコンジャンクションしていることによって、天王星、土星までもが二次拡大の影響を少なからず受けている関係にあります。
非常に広い範囲のエネルギーを拡大しています。
しまいには、さそり座木星とオポジション(180度)の関係にある牡牛座金星との対立にも火に油を注いで拡大しています。
主にさそり座に係るエネルギーを拡大していることになるので、前述した通り「手放しと変容」の重大課題をもっているさそり座にとっては試練も非常に大きなものとなる事が伺えます。けれどもその分、試練を達成した際の報酬も非常に大きなものになるという事を示唆しています。
それを想像させることとして、さそり座と同じ、水の星座(感情)のドラゴンヘッドをマイキーさんは持っています。また、さそり座木星がエネルギーを拡大させているひとつである小惑星セレスは、「無償の愛、養育、献身」というものを意味する天体でもあります。さそり座の試練がドラゴンヘッド(今世で手に入れるべきもの)へ繋がっています。(後述)
◆さそり座の変容については堀江貴文さんのホロスコープ分析をご参照ください。
■マイキー・佐野義仁さんの「金星星座」は本質的価値を見極める「おうし座」
マイキー・佐野さんの金星星座は「牡牛座」です。金星は興味を持つもの、惹かれるもの、ワクワクするもの、趣味、好きな女性のタイプを表す星座です。
牡牛座は物質的充足(財の所有)を目指す星座で、主に「お金」「食糧」「土地」「資源」「肉体」などモノの所有を意味します。また、別の意味では「五感」「美意識」というようなニュアンスもあり、全体として「本質的価値あるものを所有する」という行動原理があります。
牡牛座も現実世界にしっかりと足をつけて生きていくエネルギーが高い星座です。
マイキーさんの興味は「本質的価値のあるものを見極めて所有する」ということにありそうです。マーケットで注目が離れている企業の価値について独自の目線で語ったり、逆にマーケットが過度に評価しすぎている企業に対する懸念点や問題点などを語るというのは、マイキーさんにとっては趣味の延長戦に近い分野と言えます。
また、通常マイキーさんは「好きなタイプの女性」についてあまり語ることは無く、一貫して「あまり興味がない」という結論を毎度、自ら導き出すことになっているわけですけれども(ネタなんだろう)、ホスト時代の副作用なのか若い時代の何かのトラウマでもあるのか、本当に女性とは一定の距離を置いている印象を持ちます。
これにはそもそも論で、金星との間に葛藤のオポジション(180度)を持っている、さそり座木星を中心としたさそり座全体との不調和に加え、隣にある天秤座土星、冥王星あたりも影響しているように思います。(土星の項目で後述)
「顔が整っているからといって別に興味はない」「振り回されるのは勘弁してほしい」「美人にあっても美人だな、で終わり。」という一定の距離感を死守しています。
さそり座(変容前)というのは本来、非常に支配欲があり、自分のコントロールが効かないことを嫌がりますし、もっと言うと、太陽星座である双子座自体がそうした人間のどろどろした感情に触れることを嫌がります。
おそらくそこには一定の「恐怖」があって、そういうことに自覚があるからこそ、一定の距離を死守し、そうした恐怖を抱かせない対象である「子ども」「猫」に対してだけはマイキーさんでもたくさんの愛情を能動的に注ぐことが出来るのだろうと思いました(これは主観です。)
星的な観点からだけで言うと、マイキーさんの好みの女性は、牡牛座的女性つまりは「おっとりと温和で美意識が高い、比較的恰幅の良い女性」です。どんなに酷いことを言ってもニコニコ動じないマイペースな女性だろうという予測が出来ます。地の星座である為、基本的に堅実で、感情の振れ幅も大きくありません。
また、独自の価値観で「こだわりの目線」を持っている人だと言えそうです。加えてマイキーさんの動画を見ていると、「最低限のマネーリテラシーのある人」というのも入ってくるのかもしれません。牡牛座はお金とも絡む星座です。散財体質の人は効率重視の双子座から見ても到底許容できないからです。(※でも、牡牛座はブランド物をコレクションするタイプも一定数出て来る星座です。「価値あるもの」が何になるか?によります。)
◆牡牛座女性代表の経済アナリストの馬渕磨理子さんのホロスコープについてはこちらです
余談として、小惑星キロンが牡牛座にあるという事も気になりましたので補足すると、母子家庭で資金繰りが難しく、ハーバード大学進学をやめたという経歴は牡牛座のキロンに象徴される過去の傷と言えると思います。と同時にその経緯があって牡牛座キロンが、マネーリテラシー・「お金を稼ぐ力」という形をした「癒し」で返ってきたという構図も見えます。
■マイキー・佐野義仁さんの「土星星座」はパートナーシップに対する不信と猜疑心を乗り越える「天秤座」
マイキー・佐野さんの土星星座は「天秤座」です。天秤座冥王星とコンジャンクション(合)しています。
土星は人生半ばごろに意識として上がってくる火星よりも大きくて重めの課題であり、マイキーさんの場合、この天秤座土星はただでさえ単独でも「土星」という人生の重大課題であるのに、蟹座のドラゴンヘッド、山羊座のドラゴンテイルとの間で大葛藤のTスクエアも形成しています。
この土星課題は、非常に重要です。
天秤座はマイキーさんの双子座太陽と同様「風の星座」に属し「軽やかに美しく」というバランスを維持しようとする星座であり、天秤座のキーワードを並べていくと「対人・パートナーシップ・客観性・平等・調和・相手目線・コミュニケーション・契約」というものが挙げられます。個人の人生では7ハウスと同様に、「結婚」とも大きく関係しています。
双子座もコミュニケーションを領域に含んでいる星座ですが、双子座の場合は不特定多数の大量な浅く広くの交流(情報収集目的)であるのに対して、天秤座のコミュニケーションは基本的には1対1で「パートナーシップ」のニュアンスが強く出ます。
その天秤座の領域内に、火星も土星も入ってくるというのですから、マイキーさんが1対1の関係に対して、何かしらネガティブな体験や感情、経験が詰まっているという印象を持たずにはいられません。
双子座の広く浅いコミュニケーション力を非常に活用して、活躍されているだけに星を見ないと意外に思う感じですが、何かしら、人に対する「不信感」「猜疑心」というのが非常に強く根底にあって、拭えない状況がありそうです。
そして、その克服の課題が天秤座土星の課題である可能性があります。
再三お話してきたように、双子座水星(思考・判断力)にとっては、最も触れたくないゾーンがそうした「生きている人間の泥臭い感情の問題」であるわけで、それが「問題」になっている原因としてはさそり座の「変容前」の執着が手放せない状態であるということが係わっていそうです。
合理性と効率性を最優先にする双子座にとっては、さそり座領域はインコンジャンクト(150度)であることも関係し、この問題の克服は難易度がかなり高い問題です。なぜならさそり座とは「分からないというだけで、特別大きな摩擦も発生していない」対象(マイキーさん内部の別の性質)ですから、「放っておいても実害がないように見える」からです。
非常に複雑だなともうのが、双子座太陽に関しては天秤座土星は調和の角度を形成しており、身内(太陽)に働きかけることによって、天秤座火星と同じように双子座水星と射手座天王星のバチバチの対立を和らげようとしているように見えるという事です。
また逆のことも言えて、天秤座土星の課題の克服に、双子座太陽の情報集力や人と交流する力が味方になるという意味でもあります。
けれども合理性と効率性だけで考えていこうとする「双子座の思考(水星)」ではさそり座領域を理解することは到底難しいということで、理解のためにはマイキーさんの中で強烈に効いている双子座の水星の思考回路を一旦遮断しなければならないという事になるのかもしれません。
その為に射手座方面から双子座水星に向かって、射手座天王星の笑顔パンチが飛んできている可能性があります。
■マイキー・佐野義仁さんの「天王星星座」はまだ見ぬ理想の地への転換を促す「射手座」
マイキー・佐野さんの天王星星座は「射手座」です。前の項目の最後で射手座天王星の笑顔パンチという言葉を出しました。
射手座は「まだ見ぬ遠い地へ突き進むワクワクする探求心」を示す星座であり、12星座で最も怖いもの知らずで楽観的な星座です。
また、天王星は「変革、改革、革命」といった「変わる」というエネルギーであり、冥王星の「変容」とも似ていますが似て非なるものです。どちらかと言うと、天王星の変わり方は、何かしらのひらめきや思考の転換を伴う「ぴかーん」と電球が光るようなパラダイムシフト系の「変化」です。
射手座天王星とバチバチ直接対決をしているのは双子座水星ですが、天王星は月と、水星は太陽とコンジャンクションしています。
この対立構図を和らげてくれているのが両者に調停の角度で仲裁を申し出てくれている天秤座火星となっています。
調和を図ろう、バランスをとろうという客観的かつ相手の気持ちを優先して物事に取り組むのが天秤座ですので、そういった気持ちでの闘志、諦めない気持ちが大事であるということかもしれません。
■マイキー・佐野義仁さんの「冥王星星座」は世代間の溝を新しい中庸と調和で結ぶ「天秤座」
マイキー・佐野さんの冥王星星座は「天秤座」です。天秤座冥王星自体は冥王星がゆっくりと動く天体である為、世代で共有し、世代の使命を共有しています。
マイキーさんの天秤座冥王星はさそり座土星と天秤座木星とコンジャンクション(合)しています。
よく社会天体や世代天体の共有状態から、各世代の使命について考えてきたのですが、天秤座は全体の調和や中庸を目指しバランスをとる星座です。
けれども、今現在価値観の変化スピードは年々加速し、「中庸」や「調和」の概念も呼応するように猛烈に変化をしている状況であり、全体を調和や中庸へ導くという世代の役割を全うするためには自らの「中庸」や「調和」に対する概念の破壊と再構築を背負わされているのかもしれないなと感じます。
天秤座冥王星世代から「上」は、どっぷりと昭和の価値観(地の時代の価値観)に染められた(権威が強すぎて従うしかなかった)「古い山羊座」による縦の権威の文化の属性で、
今でこそ風の時代へ突入し、ようやくその価値観の崩壊の道を「社会は」突き進んでいますが、人々の個別の価値観は?というと、多くは依然「地の時代の価値観」に縛られ続けることになるのが予想できます。
逆に天秤座冥王星世代より「下」の冥王星さそり座、射手座、山羊座となると自我が出てきた頃にはインターネットが存在した、ほぼデジタルネイティブ世代であり、完全に「風の時代」の属性です。水瓶座で始まった「風の時代」は「公平性」という概念が非常に強く根付いていますから、年配者を敬うという昭和では絶対だった感性もいずれ違和感でしかないという時代がやってくるのだろうと思います。
両者の間には果てしなく大きな大きな「価値観の溝」が存在します。
天秤座冥王星世代はと言うと、昭和を引きずった古き良き平和な日本も幼少期に経験し、感謝もしつつ、社会に出る頃には、無益な縦社会と永遠の不毛なデフレに疲弊することになりました。「これは壊さなければいけない」と感じた最初の世代だと思われ、下の世代が勧めるイノベーションに対しても握りしめておく権威も手にしていない世代である為か、上の世代に比べ圧倒的に寛容です。
長くなってしまいましたが、色々な側面で発生している巨大な世代間の「溝」を埋めて繋げていけるのは両者の感性が一通り理解できる条件にたまたまさらされた天秤座冥王星世代にしかできない事だと感じるわけです。
一方で、天秤座には「バランスの悪い人間を、ある日バッサリ排除する」傾向というものがあります。そうした欠点も繕いつつ、自ら中庸と調和の概念に対する更新(冥王星の破壊と再生)をして役割を果たすことを求められていると感じます。
幸い、この天秤座冥王星は射手座海王星とセクスタイル(60度)調和の角度で繋がっています。この配置も同時に殆ど同世代は共有しています。天秤座冥王星世代は、振り返れば大した権威も持てず、イノベーションが起こる時代に活躍できる人というのも、ごく僅かの運のいい人という事で、非常にハズレくじ感が強い世代だと自他ともに評価する人が多いと思うのですけれども、
この「世代間をつなぐ役割」というのは、本当はとても尊い役目で宇宙意思が世代へ託した夢であるという事が分かります。そう思うと、これまでの苦い経験もすべてがここへ繋がってくるということなのかもしれません。これまでだって、大事な役割を担う為の準備として、必要・必然・ベストな時間だったという事です。
■マイキー・佐野義仁さんの「海王星星座」はまだ見ぬ未開の地を探求する「射手座」
マイキー・佐野さんの海王星星座は「射手座」です。
海王星も世代で共有する天体です。海王星は宇宙意思に最も近い天体だと個人的に思っています。カバラ生命の樹でも最も上位に海王星が記載されています。(冥王星は海王星、土星、天王星の交点にあります)
マイキーさんの射手座海王星は、前の項目でお話したように、天秤座冥王星へとエネルギーを注ぎ、冥王星の役目を応援しています。
射手座海王星の夢というと、世代間の大きな溝を埋めるという大役の先で、「まだ見ぬ遠くの未開の地への探求」という事になるのだと私は認識しました。
余談ですが、マイキーさんの射手座にはリリスが入っています。射手座のリリスは上昇志向が強く、同調圧力からの解放を願い、自由を追求する特徴がより強く出ます。
自分の信念と異なる考えを強要されたり、自由を制限されたり、古い価値観によって行動を制限されたりといった経験をすることが多く、その反動から、一般の人では行く事が出来ないような秘境まで飛び出していくようなエネルギーを蓄えることになります。
◆射手座の勇敢な女戦士・政治家・小野田紀美さんのホロスコープ分析はこちらです。
■マイキー・佐野義仁さんの「ドラゴンヘッド」は蟹座、「ドラゴンテイル」は「山羊座」
マイキー・佐野さんのドラゴンヘッドは蟹座です。
双子座太陽からすると、もっとも縁が遠いところにあるのが「感情がテーマの水の星座」。そのひとつである「蟹座」ですが、マイキーさんが今世で手に入れるべきものは「蟹座」の領域にあるということになります。
蟹座の象意としては「家・家族・身内・安らげる場所・安心・愛情」というところで、心安らぐホッとした人やごく小さな単位の親密な仲間、ということになります。或いはそういった人々を甲羅で守るという「防御力・包容力・お節介・面倒見の良さ」というものかもしれません。
その他にもしかすると、マイキーさんが距離を置いている「女性とのパートナーシップ」に係る問題で、「お節介で世話好きの、肝っ玉母ちゃん」のような女性が登場し、「うぜーうぜー」とあしらってもあしらっても、色々な世話をいちいち焼いて、気づいたら割烹着をきて、勝手に卵焼き焼いているような女性が登場するのかも(?)しれません。
「安心」というのも蟹座のキーワードなので、そこには猜疑心とか不信感などを寄せ付ける余地はなさそうです。
但し、蟹座のドラゴンヘッドは天秤座土星と絡んだTスクエアを形成しており、おそらくはさそり座の変容課題を引きずると思われることから、これは苦戦する課題だと思われます。
マイキー・佐野さんの、ドラゴンテイルは山羊座です。
ドラゴンテイルは前世で十分獲得したものや能力であり、「今世では手放していくべきもの」を示すと言われています。山羊座は「権力、権威性、支配力、野心」をはじめとした「結果を出す」というエネルギーです。
■マイキー・佐野義仁さんの各天体の区分配分
マイキー・佐野さんの各天体を、性質ごとに分類し、その配分を見ていきます。
■4区分配分(火・地・風・水)
マイキー・佐野さんの4区分配分は風星座が優勢です。
所属天体数 | スコア | 天体 | |
火星座 | 2 | 2 | 天王星、海王星 |
地星座 | 1 | 3 | 金星 |
風星座 | 5 | 14 | 太陽、水星、火星、土星、冥王星 |
水星座 | 2 | 7 | 月、木星 |
2020年に「風の時代」へ突入し、「風星座」にとって生きやすい時代が到来しました。活躍の幅はどんどん広がって、あと200年以上続きます。
■3区分配分(活動宮・不動宮・柔軟宮)
マイキー・佐野さんは「不動宮」「柔軟宮」が優位です。
所属天体数 | スコア | 天体 | |
活動宮 | 3 | 6 | 火星、土星、冥王星 |
不動宮 | 3 | 10 | 金星、月、木星 |
柔軟宮 | 4 | 10 | 太陽、水星、天王星、海王星 |
双子座という風星座+柔軟宮のエネルギーが強いことから、柔軟な発想、柔軟なコミュニケーション、柔軟な思考が出来る方です。自分の持っていた意見に固執せずに、人からの情報によって既存の考えを躊躇せず変換させていくことが出来る為、常に新しい情報に恵まれ、人々とも双子座的な調和のとれた距離感での交流が出来そうです。
また、不動宮のエネルギーが強いということがマイキーさんにとっては肝である気がします。見えないところできめ細やかな情報分析や、ちまちましたエビデンスを実は根気よく集める、という事が出来るのが不動宮の特性であり(スクエアの乙女座と近いじゃないかw)、ふわっとスマートに軽やかに生きているように見えて、水面下では一生懸命水の中で両足を動かし漕いでいるというような、人には見えない努力をされている方だという事です。
■2区分配分(陽・陰)
マイキー・佐野さん、スコア的に陽(男性)が若干優勢の配分です。
所属天体数 | スコア | 天体 | |
陽(男性) | 7 | 16 | 太陽、水星、火星、土星、冥王星、天王星、海王星 |
陰(女性) | 3 | 10 | 金星、月、木星 |
男性に対しても女性に対しても、心の中ではフラットな価値観で対応できる方です。感情部分も、ご本人はあまり積極的ではないようですが、潜在的には非常に豊かな感受性があると思われます。
現時点では男性的な感性、つまりは「論理性、採算性、効率性」というような合理的視点を前面に出され、感情の部分は投資家であるという事もあってか封印されているように見受けられますが、おそらくマイキー・佐野さんの魅力は本来、「的確さ」よりも豊かな感情の方にありそうです。
さそり座が何かしらの転換期を与えて、ドラゴンヘッドが用意している宝物へマイキー・佐野さんを導いてくれることになるでしょう。
■マイキー・佐野義仁さんのホロスコープまとめ
マイキー・佐野さんは現実世界を生き抜くための星座(サイン)がエネルギーとして強く、目に見えないもの、具体的でないもの、エビデンスが無いものは信じないという合理主義者的側面が目立つ発信をされています。けれども星を見ていくと何となく、そういう事にしているだけなんじゃないかなあ?と少し今は思っています。
おそらく、虚数i = √−1 についてはアレルギーなく使用してきたはずなので、いつか異次元の情報処理スピードと直感力を以て、突然、腑に落ちる瞬間が出て来るのかなと感じます。もしくはもう自分の中では解はとっくに出ているという事なのかもしれません。
2023年2月12日に公開された動画では、マイキーさんは「ジョージ・フロイド問題」について触れ、被害者であるジョージ・フロイドさんのお兄さんが暴動を起こした黒人たちに向け「暴力を起こしてどうするんだ」と諫め、「ちゃんとテーブルを付けて、話し合いで解決するべきだ。」と言ったという話を取り挙げていました。
「黒人じゃなきゃ言えないな、と思ったからスゲーなと、俺、思いましたね。絶対白人からは出てこないから、そんな言葉。」
双子座の「情報収集能力」から、天秤座の「平等と調和」を望む闘志のようなもの、そして、さそり座の「深くつながる」というものが一瞬で垣間見れた動画だったのでした。
マイキーさんの益々のご活躍をお祈りしております。
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