占星学の天体アスペクト基礎~基本的配置(角度)と影響・効果

◆ワンポイント占星学

今回は、天体や感受点などが構成するアスペクトの中でも基本的なものの形(角度)やそれが与える影響、エネルギー効果について簡単にまとめていきます。

■アスペクトって何??

アスペクトとは西洋占星学上で使用される、天体感受点等で形成される角度による配置のことで、ホロスコープ上のエネルギー関係を把握するために非常に重要なものとなっています。

天体自体が持つエネルギー各星座(サイン)の特性各ハウスの領域を把握することも大事ですが、それらが総合的に「どう働いているのか?」という関係図を把握するには最終的に形成するアスペクトが重要になってきます。

 

そして、その天体がポジティブに働くか、ネガティブに働くかという事は基本的にアスペクトの吉凶に依存することになります。

 

但し、気を付けなければならないのは、ココではあえて人間世界の感性で考えた時の吉凶として記載していますが、宇宙や星々の感性では善悪の境というものは基本的にないと思われます。全てがギフトであり、全てがチャンスであるという事です。

大きな試練が課されるとき、それを乗り越えた際のギフトは、ポジティブな配置のみの場合を越えます。

 

■アスペクトを形成するとみなすオーブの概念

アスペクトが成立するには、ジャスト○○度!という事は少なく、成立要件として前後の度数(ズレ)を許容する幅が存在します。その角度の許容幅をオーブと言います。

アスペクトを形成する天体の種類や、メジャーアスペクトかマイナーアスペクトかによっても各オーブは変わってきます。(各項目で記載していきます)

 

■頻出メジャーアスペクト

頻出のメジャーアスペクトとは、単によく見かけるというだけでなく、発生するエネルギー自体が大きく、影響も同じように大きく出るものを言います。

 

■調和を示すポジティブなアスペクト(吉)

基本的に人間界の感性で言うと、スムーズに物事が運びやすい意味でポジティブなアスペクトと言われているものです。

 

トライン 120度/オーブ5-8° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で120度を形成する配置のことです。

効果>同じ3区分(活動宮/不動宮/柔軟宮)同士の関係であり、相互に非常にポジティブなエネルギーを発揮できる配置です。調和的であるだけでなく、スムーズに発展を遂げていく効果があり、意識せずとも好い方向へ物事が進みやすい配置です。

 

セクスタイル 60度/オーブ4-5° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で60度を形成する配置のことです。

効果>トラインの半分の角度である60度で離れた調和の位置にある為、相互にとってポジティブな関係となり、エネルギーもお互い助け合い、向上します。4区分ではちょうど「火の星座と風の星座」「地の星座と水の星座」という相性の良い組み合わせになります。チャンスに恵まれることも多いです。

 

■不調和を示すネガティブなアスペクト(凶)

人間界の感性で言うと、衝突や葛藤を生み、一筋縄ではいかない意味でネガティブなアスペクトと言われているものです。

 

オポジション(衝)180度/オーブ5-8° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で真正面(180度)を形成する配置のことです。

効果>180度反対に2つの天体が位置し、正面衝突や対立を示すエネルギーであり、基本的にはネガティブと言われる配置です。しかし、各星座(サイン)で考えた時に正面のサインとはノード軸を形成する関係でもあり、「同じテーマ」を共有しています。

従って、芯の部分は共通していることから「アプローチや優先順位の違い」において、激しく対立しているようなイメージです。従って、さほど遠くにいる対立ではない事から、調和へ持っていくことも十分可能であり、同じ問題について違ったアプローチが出来る相手に対して、尊敬や頼もしさと言った信頼に発展させることも可能だと感じます。

 

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スクエア 90度/オーブ5-8° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で直角(90度)を形成する配置のことです。

効果>オポジションとは異なり、相容れない性質同士の激しいぶつかり合い、衝突として効果を発揮します。阻害し合うような4区分の組み合わせにもなる事から、そもそも価値観自体がかなり異なる犬猿の仲と言えます。お互いのエネルギーを消耗させ、十分に活用できなくなる意味でネガティブな配置と言えます。

天体同士が配置されるときには、克服すべき問題や葛藤、障害として表面化し、乗り越えるのにも一定のエネルギーを消耗します。

しかし、非常によくある配置であり、魂の向上に必要な課題であると言えます。

 

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■混合アスペクト(吉凶混合)

人間界の感性で言うときに、スムーズにいく場合と葛藤を生み出す場合が混同し、迷いや混乱があったり、はたまたきちんと成果が出たりと状況により結果が分かれる配置です。

 

コンジャンクション(合)0度/オーブ5-8°(太陽・月5-10°)

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲でぴったりと重なる配置のことです。2つ以上の天体や感受点が重なることもあります。

作用>最も強力なエネルギーを発生させるアスペクトです。①と②のエネルギーの特徴が混ざることは無く、お互いにそれぞれの性質を強化することで、非常に大きなエネルギーとなります。

ネガティブな方向性に強力に働くこともあれば、ポジティブな方向に強力に働くこともあり、コンジャンクションする天体や状況により変わります。

 

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■マイナーアスペクト

マイナーアスペクトとは、メジャーアスペクトに比べて発生するエネルギー自体が弱いため、一般的には細かく取り上げることは稀です。特に全体のざっくりとしたエネルギーを把握する上ではあまり取り上げられることもありません。

けれども、徐々に色々なエネルギーの大きな流れを把握した後に抑えていくと、より理解が深まり、面白い世界になっています。

 

■調和を示すポジティブなアスペクト(吉)

マイナーアスペクトなのでメジャーアスペクトに比べ影響は弱めですが、人間界の感性で言うと、スムーズに物事が運びやすい意味で比較的ポジティブなアスペクトと言われているものを取り挙げます。

 

セミセクスタイル 30度/オーブ2-3°

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で30度を形成する配置のことです。

効果>セクスタイルの半分の角度であり、柔らかな調和、潜在的なチャンスを含んだエネルギーとなります。各サインでは隣り合った星座がセミセクスタイルになります。

 

クインタイル 72度/オーブ1-2°

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で72度を形成する配置のことです。

効果>問題解決の活路を見出すことを示唆するポジティブな配置です。比較的新しい概念であり、360度を5分割にした度数であり、五角形の構成要素となります。遊び心や精神性、クリエイティブな方向へのエネルギーがあります。自由で外敵に強い配置です。

一方で傍若無人な振る舞いや個人的主張も強めとなります。人生を元気に生き抜くエネルギーがあります。

 

■不調和を示すネガティブなアスペクト(凶)

マイナーアスペクトなのでメジャーアスペクトに比べ影響は弱めですが、人間界の感性で言うと、衝突や葛藤を生み、一筋縄ではいかない意味でネガティブなアスペクトと言われているものです。

 

インコンジャンクト(クインカンクス)150度/オーブ2-3° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で150度を形成する配置のことです。

効果>スクエアやオポジションのような直接バチバチと衝突するようなエネルギーではなく、もっと静かな不調和でありながら、接点のなさから改善の目途も立ちにくい厄介な角度です。

お互いのエネルギーに対する理解しがたい問題を抱える為、常に緊張感が漂い、再構築が必要でありながらもなかなか協調共鳴が難しいわけですが、乗り越えることで成長できる可能性があります。

各サインでは180度向かい合う星座の両脇の星座がインコンジャンクトになります。

 

セミスクエア 45度/オーブ2-3° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で45度を形成する配置のことです。

効果>スクエアの半分の角度となり、スクエアほどではありませんが、葛藤、衝突、摩擦を促す配置となっています。ややストレスを感じる程度のエネルギーです。

 

セスキコードレイト 135度/オーブ2-3° 

状態>①と②の天体がオーブ内の範囲で135度を形成する配置のことです。

効果>スクエア(90度)とセミスクエア(45度)を合わせた度数である為、基本的にはネガティブに働きやすい配置となります。

 

 

■複合アスペクト

幾つかの基礎的アスペクトが複数混合して出来ているアスペクトであり、個別の単独アスペクト以上に影響が大きくなるアスペクトとなっています。

 

■調和を示すポジティブなアスペクト(吉)

複合アスペクトのうち、調和的なエネルギーの強いものを取り挙げていきます。いくつかの複数の調和的アスペクトを内包しているアスペクトもあり、内包しているものが多いほどエネルギーも強くなります。

小三角

状態>①と②と③の天体が②を頂点に60度ずつ離れたポイント①、③を繋いだ二等辺三角形を形成する配置のことです。

効果>①③のトラインと①②、②③のセクスタイルという全体が調和の角度で構成されていることからポジティブに働く配置です。①③の調和のエネルギーに沿った形で、②が助ける構図となっています。

強力に働くというよりはじわじわコツコツ効いてくる配置です。②に対してオポジション(180度)の位置に天体が現れた場合、葛藤も1つ増えますが、努力が結果として出しやすくなる配置になります。

 

◆トヨタ元社長・豊田章男さんの小三角はこちらです。

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日本を代表する企業であるトヨタ自動車のCEOである豊田章男社長の10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座、ホロスコープを算出し、見ていきます。

 

調停(メディエーション)

状態>180度で対立する①と③の間で、それぞれに対し120度、60度という調和の角度のポイントで②が成立し、全体として直角三角形を形成する配置のことです。

 

効果>①③の激しいオポジションの対立課題に対し、②が双方に調和の角度で働きかけをすることで仲介をし、課題を達成することを助けてくれます。物事が結果として順調に運ぶ結果となりやすいです。

◆アメリカFRB議長・パウエルさんのTスクエアを何重にも助ける調停はこちら

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アメリカFRBパウエル議長のホロスコープと10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座を算出し、分かる特徴を見ていきます。

 

神秘の長方形(ミスティックレクタングル)

状態>調和の120度と60度で構成された①②③④のポイントを繋いだ長方形を形成する配置のことです。

効果>2つの葛藤のオポジションを内包し、それに付随する2つの調停も内包しつつ、ほかに複数の調和的角度をもつ意味で、大きな課題に際し常に助け舟が用意されている非常に優遇された配置と言えます。

通常は成立しないような独自性の高い達成を果たすことが出来ます。クリエイティブな分野で多いアスペクトで、「葛藤の中、生み出す」力が強いエネルギーです。困難を糧にできる人物となります。課題も大きいですがその分、達成すると星の報酬も大きいものとなります。全力疾走する傾向があります。

◆安倍晋三元首相神秘の長方形(ミスティックレクタングル)はこちら

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第90代、96代-98代総理大臣としてご活躍された安倍晋三さんの10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座、ホロスコープを算出し、見ていきます。

 

グランドトライン (大三角)

状態>①と②と③の天体が120度ずつで存在し、全体で大きな正三角形を形成する配置です。

効果>①②③の天体や感受点が相互に非常にポジティブなエネルギーを発生し、良さを高めあって発揮される構図です。①②③天体は同じ元素(4区分)の3天体で構成されることから人物像の色が比較的はっきりしています。(火のグランドトライン/地のグランドトライン/風のグランドトライン/水のグランドトライン)

あまりに調和のエネルギーが強いことで、大きな困難も少なく人生が順調に進む配置ではありますが、魂の成長という意味で見ると、成長のきっかけも得にくく、「停滞」とも取れる配置です。努力のモチベーションが起こりにくい配置です。

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高市早苗さんのホロスコープと10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座算出し、分かる特徴を見ていきます。

 

カイト(凧)

状態>①②④のグランドトラインにプラスして、①の天体と180度の位置に③の天体があることで、②③④に小三角が発生する配置です。

 

効果>③が発生することにより、グランドトラインで発生するエネルギーを③を通して具体的に活用できる状況となります。グランドトラインに補助輪が付いた印象で、実社会で成果が反映させやすくなります。

◆世界ナンバーワン仮想通貨取引所バイナンスCEOのCZさんのカイトはこちら

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世界第1位の仮想通貨取引所バイナンスCEOのCZ(チャンポン・ジャオ)さんの10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座、ホロスコープを算出し、見ていきます。

 

ゆりかご(クレイドル)

状態>①②④、①③④で二つの小三角をもち、①②③、②③④で二つの調停も持つことで、全体として調和の台形を形成する配置です。

 

効果>グランドセクスタイルの丁度半分を形成していることで、調和のアスペクトを複数内包し、非常にポジティブなエネルギーを働かせることになります。人からの加護を受け取ることが出来、援助して貰いやすい配置であり、窮地に際し予想外の救いの手が差し伸べられるとされています。

◆大人気都市伝説系youtuber・ミルクティー飲みたいさんが持っているクレイドル(ゆりかご)はこちら。

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ホームベース

状態>①を起点に60度のポイントに②⑤、そこからさらに60度のポイントに③④のポイントに天体や感受点があることで全体としてホームベースのような形をした配置です。

状態>複数の調和的配置を内包している配置であり、ホームベースは非常に強運なアスペクトだと言われています。六角形に欠けた唯一の1点に日々の天体(トランジットチャート上の天体)が訪れるたびに、調和的新たな角度を得て、ポジティブな変化を起こすことになるというのが一般的な解釈です。

しかし、ポジティブというのは星にとって順調かつ強烈にエネルギーが効くという意味なので、各ポイントや欠けた1点に破壊と再生の冥王星や試練の土星、変革の天王星あたりが入っていると、常にバシバシ「破壊と再生」「試練」「変革」のエネルギーが投下されるわけで、結構激しいことにもなるのではないかと個人的には思います。

でもそれも全体として見た時にも、星の意思の反映であるわけで、いたって順調な運びとも言えます。

 

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グランドセクスタイル(六芒星)

状態>①②③④⑤⑥の6つのポイントが60度ずつのところで存在することで、複数のの調和的配置内包している配置です。

効果>非常に調和のエネルギーが数々発生する神聖な配置であり、日本でも六芒星は古来から魔除けとして結界などに用いられている配置でもあります。霊的攻撃から守るために用いられてきました。陰陽道では五芒星は「陽」六芒星は「陰」のエネルギーを示します。ユダヤ教でも神聖な図形とされており、イスラエルの国旗にも使用されています。

多くの調和的配置を内包することで、恵まれた環境と星々がきちんとエネルギーを働かせる配置にあることで運や他人を惹きつける魅力を持っています。

順調かつ強烈にエネルギーが効くという意味で、結構激しいことにもなるのではないかと個人的には思うというのはホームベースと一緒です。

 

グランドクインタイル(五芒星)

状態>72度(クインタイル)ずつ360度を五等分するように5つのポイントがある配置です。通常五芒星と言うとホームベースのアスペクトを示す説明が多いですが、個人的には断然こちらだと思っています。まだ一般的には周知されていない配置であることは予めご承知おきください。

効果>クインタイル自体が新しい概念ではありますが、グランドセクスタイルの観点からすると、「陽」のエネルギーの五芒星としてグランドクインタイルは当然あるべき配置だと考えられます。

ここからは推測になりますが、グランドセクスタイルと同等の強く激しい調和のエネルギーがあると思われます。

また、1点が欠けた準グランドクインタイル(仮称)についても、ホームベース同様に、トランジットの天体が入るたびに新しいエネルギー循環が起こることが考えられます。

強すぎる配置についての懸念点についても同様です。詳しくはグランドセクスタイル(次項)をご覧ください。

 

■不調和を示すネガティブなアスペクト(凶)

複合アスペクトの中でも、ネガティブなエネルギーの強いものを取り挙げました。

Tスクエア

状態>①を頂点に90度の位置に②③があり②③が180度の角度で対立する形で成立します。全体で直角二等辺三角形を形成する配置です。

 

効果>2つのスクエア(90度)と1つのオポジションを内包した配置であり、非常に大きな葛藤や争いの大爆発を起こすエネルギーとなっています。3点共に他の2天体との不調和が激しいことから、出口の内容な問題に発展し、障害、人生の中でのテーマとなる課題になる事も多い配置です。

しかし、それだけにこの課題をクリアすること自体が宇宙意思からの命題であり、それをクリアするための助け舟も多くの場合、共に持たされていることが多いです。

この課題をクリアすることが人生の転換点となる事も多いでしょう。

 

◆さかなクンTスクエアと使命はこちら

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グランドクロス(大十字)

状態>①②③④が90度ずつのポイントであり、①④のラインと②③のラインが180度でクロスすることで、全体として大きな十字を形成する配置のことです。

 

効果>非常に大きな困難を示す配置である一方で、乗り越えた際は相応の非常に大きな報酬(成功)を得られる配置となっています。

波乱万丈の人生となりやすく、ジェットコースターのような激しいエネルギーを乗りこなしていかなければならない意味で、宇宙からの期待を託されたタフな魂でないとそもそも発生しない配置と言えます。

グランドクロスは全てが同じ3区分内(活動宮のグランドクロス/不動宮のグランドクロス/柔軟宮のグランドクロス)で発生することで、戦いのテーマがはっきりしています。

 

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◆グランドクロスの試練が未達のバイデン大統領の回はこちら

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■混合アスペクト(吉凶混合)

複合アスペクトの中でも、非常に特異なエネルギーを持つ配置について取り挙げていきます。

 

ヨッド(神の指先/神の手)

状態>①に対して、インコンジャンクト(クインカンクス)150度の位置にある②③によって、②③は調和の60度を形成する配置のことです。ヨッドを持っていることで「何かが不足している」という不安感を抱きやすく、そこへ対し新たな角度からの視点を持つことで新しい自分に出会っていくアスペクトです。運命を信頼することによって、使命に目覚めることをサポートしてくれる配置となっています。

 

効果>「神の指先/神の手」と言われており、非常に宿命的な使命を帯びる配置です。①にある天体・感受点を成長させるために、②③の天体に対して集中して働かされることで、それ以外のエネルギーへ対して使う事を制限させられます。選択と集中という意味で②③に対するエネルギーはその代わり非常に強く働くことになります。

しかし、そもそもがインコンジャンクト(150度)で始まる関係のため、意識的に働かせるのは非常に難しいとされる配置であり、150度は修行、訓練の意味合いが強くあります。①の天体が修行します。

決して楽な配置ではないですが、その工程を経て、より高次の自分を育てていくアスペクトとなっています。

しかし、うまく回ると「他の追随を許さない圧倒的能力を発揮できる」ポイントを持っています。それが分かるまでは迷走する印象です。

①の天体が動きの遅い天体の場合は、逆に②③が①のためだけに動かされるという場合もあります。

◆アパホテルの名物女社長・元谷芙美子さんはヨッドのアスペクトを活かした人生を歩まれています。

 https://orionfdn.org/apa/ ‎

 

ブーメランヨッド

状態>ヨッドに加えて、頂点の①と180度反対にもポイントが発生する配置となります。より取り組むべき事柄が明確に認識できる配置だと言われています。

効果>基本的にはヨッドと同じ形態ですが、ブーメランヨッドの場合、第四のポイントである③があることによって、より課されている命題がどこにあるのか?という事が分かりやすくなる意味で、補助輪が添えられている印象です。(その代わ激しい葛藤が1つ増えます)

ヨッドでもあった、うまく回ると「他の追随を許さない圧倒的能力を発揮できる」ポイントが発見しやすい配置となっています。ヨッドよりは迷走リスクは低いとも言えます。

 

セミヨッド

状態>セクスタイルの配置にある①②の中間点に③のポイントがある配置です。

効果>ヨッドと同様に、③の位置にあるものが①②のセクスタイルによって制限され、エネルギーとして弱まります。難易度の高い試練や使命が隠れていることがあります。

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