2023年春分図とリーマンショック時を比較!1年の景気相場予想と戦略

◆投資と星の因果関係

今回は、2023年の「春分図」について分析していきたいと思います。日本(東京)での春分図を取り挙げ、日程、時間、各所で見える特徴とそこから考えられる相場予想戦略(注意事項)を見ていきます。

◆投資に係るカテゴリーはこちらです↓

投資と星の因果関係(研究)
時期ごとに個人的に気になる星のデータと働くエネルギーをピックアップし、米国株、日本株の株価やBTC価格などへの影響を考察します。経過後にはその結果についての各星のエネルギーの答え合わせをしていこうと思っています。

■春分・春分図とは?

せっかくの機会なので、まずは日本における「春分の日」についてのお話と、占星学的に見る「春分」についてのお話を軽くしておこうと思います。

ここから、うんちくを暫くタレますので、お急ぎの方は目次より、チャート分析へお進みください。

■日本における春分とは?

小さな時から、国民の祝日である「春分の日」昼と夜の時間が同じなんだよね、という事は分かっていても、だからと言ってなんで祝日なのかしら??と思っていたのを記憶しています。また、国民の祝日の中でも、春分秋分だけは唯一日程が変動する祝日でもあり、考えてみれば非常に例外的な祝日でもあります。

春分お彼岸と重なっていることまでは、比較的若い人の間でもお墓参りの風習を保っているご家庭においては周知されていることだろうと思います。春分秋分「この世」「あの世」が最も繋がっている日と考えられていたことから、供養を行うようになっていたそうです。

 

さて、「春分の日」という名前へ変更されたのは、戦後GHQ占領下の1948年に公布施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によるもので、元々は宮中祭祀のひとつである「春季皇霊祭」という名前がそのまま使われており、国民の祝日ではなく、国の祭日でした。

皇居の宮中三殿において天皇陛下自らが斎行し、御告文(おつげぶみ)を奏上する祭祀であり、皇祖の神霊を祀る皇室の大祭です。少なくとも名称が変更されるまでは、日本人にとって非常に大切な大祭の日だと皆が認識していた日だったようです。

 

私は占星学のオタク活動をはじめて、春分について初めて意識した時に、「牡羊座0度」春分であり、その日にちゃんと日本でも「春分の日」という名前の祝日と毎年合致しているというのが、なんだか不思議で不思議で仕方ありませんでした。

今でも、ちょっと不思議な気持ちでいるわけなのですけれども、日本は考えてみれば「祈りの国(政治の前に祭祀あり)であり、「日出ずる国~Land of the Rising Sun(日出処→日の本→日本)」であり、国旗にも旭日旗を含め、太陽が描かれているわけで、

 

昔はきっと現代以上に人々は夜空を眺め、星々との対話を楽しんでいたに違いないと思います。その中でも「太陽」についての思い入れというものは大きかったでしょうから、日がまさに陽に転ずる「春分」が特別に大事な日として扱われてきたのは頷ける気がします。

 

日本の天文学の歴史は大きく二期に分かれているのだそうで、第一期は古代から江戸時代末までの暦づくり天文占いがベースにあり、第二期は明治から現代までの西洋近現代天文学をベースとした時期となるのだそうです。

7世紀後半には朝廷内に天文や暦学に係る役所が設けられ、陰陽頭(1名)と呼ばれる職務の人は「天文暦、数風雲気色に異変があれば、天皇に報告する」という仕事を担っていたそうです。

 

昔の人々は、現代人よりも天体や星座が持つエネルギーについて、もっとごく自然に当たり前な事として自分たちやこの地球と一緒に存在し、影響し合っていることを熟知していたのだと感じます。

◆天体イベントが何故、株価や価格に影響を与えるのか?に対する私の考えはこちらです。
株価・仮想通貨価格に影響?満月新月の基礎知識と星座別投資トレンド
株式・仮想通貨投資や商品価格へ影響を与える(かもしれない)満月新月の基礎知識と、各星座(サイン)別の投資トレンドに係る象意、金融と縁が深い星や部屋についてまとめます。

 

■占星学的に見る春分と春分図とは?

春分は占星学的にも非常に大事な日で、宇宙カレンダーでは「春分の瞬間」を1年のスタートしてみて行くことから春分は「宇宙元旦」という言われ方をします。

そして、占星学的に見る時の春分とは、太陽が牡羊座の0度に移動する瞬間のことを言います。その瞬間にエネルギーはからへと移り、12星座最後の星座であるうお座を終え、生死の境を越えて、新しく生まれ直すということになります。

 

従って、新しい命のスタートでもある春分は、まっさらな状態から1年を歩んでいく起点であり、占星学上では「初めのエネルギーが全体へ影響するエネルギーとなる」ことから、春分の時点のホロスコープ(春分図)は1年の色を見ていく大事な指標となります。

夏至図、秋分図、冬至図などはその後の四半期を見ていく為の指標として使われますが、春分図に関してだけは四半期に留まらず1年全体を見る時に使用することを考えると、年内のホロスコープの中でもかなり大事なものとなります。

(※例外的に、日食月食は状況に応じて数年影響を及ぼす場合もあります。)

 

もう一つ付け加えるとすれば、春分というのは黄道(太陽が地球を回っているように見える道)上のポイントであり、昼と夜の長さが同じになる=陰陽のバランスが等しくなる=人間の精神バランスの中庸点を意味します。

従って、春分点では、地球と太陽のバランスが取れていることから、太陽系の外側にある天体や宇宙エネルギーを強く注がれる日でもあると言われています。お彼岸のくだりでもありましたが、占星学的にも、「コッチの世界」と「アッチの世界」が繋がって、宇宙意識、神意識というようなものと地球・そして我々が”can communicate”な状態となるのです。

 

ですから、彼岸前後に起きたことというのには、大事なメッセージが含まれている可能性がありますので、今年の自分のテーマとなるという認識をもって、清いエネルギーをこちらからも祈り届けることをお勧めします。

 

 

■2023年の春分図(日本/東京時間)チャート分析

さて、うんちくが長くなってしまいましたが、早速今年2023年の春分図を見ていきたいと思います。

■2023年の「春分図」日本での日程と時間

今年の春分は、2023年3月21日6:24に、太陽牡羊座0度に移動することで発生します。早朝に春分を迎えるというのは何となく気分がいいなと言う気持ちが個人的にはしています。日本の首都は東京なので、東京でのホロスコープチャートを出しています。

ホロスコープ算出資料:ARI占星学総合研究所

 

パット見て、私が最初に注目した点としては以下です。

●全体的に天体が左側に集中している
●ASC(アセンダント)は牡羊座で、キロン(+木星)が乗っている
太陽12ハウスにある(しかも、うお座領域で支配星の海王星まで居る(;’∀’))
大葛藤のTスクエアが牡牛座-さそり座ラインのノードを絡めて発生している(但し2つの「調停」つき)
●今年もやはり双子座火星の「情報戦」の色が激しそうだということ

それでは早速、もう少し細かく、その意味について見ていきましょう。

 

■天体がホロスコープの左側に集中して位置している内省に向いた1年

ホロスコープで天体の偏りがある場合には、大きく分けて上下の偏り左右の偏りとがありますが、左右の偏りの場合は、MCとICの軸で左右を分け、どのような環境での活動が向いているか、成長・発展に繋がるかという事を見ることが出来ます。

2023年は個人としては「自分自身の内側での活動」が、そして国として見た場合にも「国内の見直しや調整」に力を入れていくとよい1年となりそうです。

外側では激しいことがたくさん起こっている状況ですけれども、そんな時こそ「混沌」やネガティブなイメージに引きずられずに、自分自身を冷静に見直し、粛々と準備を重ねて「自分の強み」「魅力」にフォーカスしていくことが良さそうです。

 

自分の世界で盛り上がって暮らすべし。

 

■ASC(アセンダント)は「牡羊座」でキロン(カイロン)+木星が乗っている

ASC(アセンダント)は天体が昇ってくる地点であり「上昇点」と呼ばれることもあります。個人を見る時にはASCの星座を見ると、「外観を含めた他人から見た印象」「無意識に出てしまう性格や振る舞い」をおおよそイメージすることが出来ると言われています。

国を見る時にはASCにある星座が国内の1年全体としての雰囲気を表すといってよいでしょう。

 

■ASC(アセンダント)が「牡羊座」である際の社会の雰囲気

2023年の春分図では、ASC「牡羊座」であり、支配星(ルーラー)は闘いの星「火星」となります。従って、1年全体的にちょっと「カッカした闘いの雰囲気」であるとか「スピード感」というものが出てくる可能性がありそうです。火星については今年の主役の星となりそうなので、火星の項目で後述します。

一言でいうなれば、

疾風怒濤の1年。
きゃー。

一応、お決まりでASCのある「牡羊座15度」サビアンシンボルも見ておきます。

code15「毛布を編むインディアン」
~日常の中で大きな目的を紡いでいく(精魂・勤勉・成長・地道な努力)

精魂を込めて物事に取り組むこと、夢中になれることを大事にすること、クリエイティブな能力を発揮すること、一点集中・一点突破に挑戦すること、地道に夢を追っていくこと、急がず着実にゆっくりと成長をしていくこと

 

まあ、焦るな、と。

 

カッカして猪突猛進になりがちな「牡羊座」を諫め、「確実な仕事を地道に、急がずに積み重ねていきましょう」という事が強調されているように思います。ASC「牡羊座」ということで、疾走するようなスピード感がありそうですので、その中で、煽られて焦ることなく「急がば回れ」「確実な1歩を」と言い聞かせるという事だと思います。

 

■ASCにキロンと木星がコンジャンクション(合)で乗っかっている

今回の春分図では、キロンと拡大の星である木星がコンジャンクション(合)の配置をとっており、ASC(アセンダント)に乗っている状況となっています。

キロン土星天王星の間にある小惑星で、物質世界精神世界を繋ぐ架け橋となって存在しています。個人のホロスコープとして見るには「心の傷(コンプレックス)のありか」を示すと言われ、肉体的、心理的、精神的、知的脆弱性を示すところを意味します。また、逆にそこが痛点であることから「癒しのポイントとなる箇所」としても知られています。

 

牡羊座「自己」「自分」を示すというところで、これを国の場合で直接的に読むとすれば、日本は国家としての基盤に傷を負っているという印象を強く持ちます。

一方で、木星というのは非常に聡明かつ楽観的「発展」の意味も持つ天体ですから(ラッキースターという名前まである)それがASCに乗っているというのは、一般的な読み方をするのであれば「1年の見通しの明るさ」というものを感じさせる雰囲気ではあります。

(※但し、私個人は天体のエネルギーにポジネガ区分はないと思っているので、何を拡大するかも分からない木星にはちょっと疑心暗鬼です。図では分かりませんが火星に対しては72度ほのかな調和を保っているのは幸いです。)

 

とは言え、精神的リーダーの適性という意味で考えれば、キロン木星には親和性があります。キロン精神性哲学倫理観とも繋がっており、健康健全性というものとも深い結びつきがあります。

それを日本という国家で言うなれば、「世界の中での精神的リーダー」という存在感を与えられる可能性をイメージさせます。MC山羊座にあることを考えると、目指すべきはその方向なのだろうとも思います。(そうなれるといいですね。)

 

与えられないことへの飢餓感を手放し、
自らが、誰かにとっての帰る場所となること。

但し、牡羊座キロン・木星山羊座のMC葛藤のスクエア(90度)の配置を形成しています。ここには一抹の不安感が出てきますので、「世界の中での精神的リーダー」となる適性はあるものの日本自体が持つセルフイメージの低さによってなかなかそのポジションに納まるのは難しそうだ、という事なのかもしれません。

 

何となくですが、これだけ世界的に核の拡散脅威が、時代を巻き戻すかのように進んでいる状況ですので、世界で唯一の被爆国である日本というものを私は最初にイメージしました。(といっても私は現状、日本の核シェアリングには賛成派です。。。)

 

この1年の間に、世界の流れが核不拡散縮小の方向性へ動くとはとても思えないので、やはり、日本が少なくともの件で世界の精神的リーダーとなるというのは残念ですがなかなか厳しいのではないか?という印象です。

でも、例えば核の問題の件ではなくて、「それ以外の問題」で達成する可能性ならあるのかもしれないなと思います。

 

 

太陽12ハウス

今回のホロスコープで最も象徴的と言ってもいい配置に、太陽12ハウスという事が挙げられると思います。

太陽「国家」「国民」を示すとされており、それが同じハウスにあるという事で、通常であれば、同じ気持ち、一心同体というイメージが出来て比較的良いのでしょうが、今回はそれが12ハウスというのが非常に心配になります。

 

◆ハウスの基本についてはこちらです。

占星学>全12ハウスの基礎的知識(各室の意味、管轄するテーマ)まとめ
占星術の全12室(サイン)ごとの基本的なテーマをピックアップし、一覧図と共に取りあげました。各ハウスに星座や天体が入った時にどのように読み解くか、そのエネルギーを分析するためにご活用ください。適宜更新予定です。

 

というのは12ハウスうお座の象意と共通する「幻想、依存、混沌、カオス、中毒、謎、酩酊」というような精神錯乱を起こすネガティブなイメージがあり、

現状の世界の世相をみると、かなり合致する印象があるからです。(夢、愛、ロマン、希望、ファンタジーというようなポジティブな意味も本来の象意にはあります。)

 

さらに問題を大きくしそうなのは、12ハウスと言うだけでなくて、太陽春分図であるためにたまたま直前にうお座を出て「牡羊座」へ入ったばかりですが、(国民)は依然「うお座」であり、さらに、その12ハウスうお座の中には支配星である海王星が居るという事です。

今のうお座は支配星が入っていることで、物凄くエネルギーを高くしている状況です。(海王星の公転周期は165年ですので、今生きている人々の人生の中で、最もうお座が強い時期ということになります。)

 

ここから読み取れるのは、国家国民も、相当な混乱に巻き込まれる可能性があることを示唆しており、国民の中の不安感不信感といったものは国家以上に大きなものとなりそうだという事です。

加えて、これは12ハウスではありませんけれども、同じうお座内(11ハウス)には3月上旬からすでに試練の星と言われる土星が仮移動で入ってきて春分に向けスタンバイしています。この土星の試練も同様に、うお座海王星が入っていることで、うお座は現在ギンギンですから、相応の大きなエネルギーを持っている試練となると予想できます。

 

ただ、基本的に土星というのは山羊座の支配星であり、厳しい試練を投下するのは、その先にある「目的達成」現実化しようとするためです。ですから、そうした切り口で見れば、うお座海王星があるうちに大きな大きな夢を描き、宇宙へその夢を投げてですね、土星爺さんからの厳しい課題をクリアすることで、私たちは将来的に大きな果実を手にすることもできるということになります。

 

夢を投げる日は当然、春分がお勧めです。そうでない場合は通常は新月が夢を投げるのには向いているのですけれど、今年はナント、春分の3月21日の翌日に当たる3月22日の深夜2時23分新月となっていますから、実質春分の夜が新月となっています。

みんなで
おおきな夢を宇宙へ投げよう!

 

■大葛藤のTスクエア<ノード軸(牡牛座―さそり座ライン)山羊座冥王星

今年1年で最も大きな課題は大葛藤のTスクエアが示す内容ということになりそうです。非常に気になるのが、ノード軸牡牛座さそり座)のラインというのはそもそも「お金」のテーマというところです。

そこへ2008年から山羊座へ入って、もうすぐ山羊座領域を一旦飛び出していこうとエネルギーをため込んでいる冥王星が絡んでくるという事ですから、ちょっと凄そうだな…という印象を持ちます。

 

また、冥王星はここから1度3月下旬には水瓶座へ移動して行くわけですが、そのまま直進してくれればいいものを、何度も逆行をして山羊座水瓶座の間で出たり入ったりを繰り返すのです。

やり残しが無いようにね。
次に山羊座に来るの
200年以上先だから。

 

従って、ノード軸牡牛座さそり座にある限り、山羊座水瓶座にいる冥王星と何度も繰り返しこのTスクエアを作って「お金に係る破壊と再生」表面化させていくことになります。

 

今年に関していうと、春分図山羊座冥王星が絡んでいるという事なので、今まで絶対だと思っていた大企業大きな組織が破綻することによる金融ショックというイメージが最も合致する印象です。

 

そして「破壊と再生の星」冥王星があるのは10ハウスというこちらも山羊座と親和性のある部屋である為、単なる大企業ではなく、権威中の権威、というイメージを持ちます。山羊座冥王星時代の総仕上げ感が出ています。。。

 

ラスボス権力者も
壊し奉りまっス。

念のため、「冥王星」というのは、絶対に抗ってはいけないエネルギーである
という事だけは認識をしておき、
壊れたものはハナから不必要なものだったという執着の手放しが大事です。

 

何となくですが、日本を代表する大企業であったり、あるいは絶対の信用を持っていた金融機関や保険会社など、そういったものの破綻イメージを彷彿とさせます。この点については後で「今年の相場」の項目でも追記します。

 

■冥王星と金星が葛藤のスクエアを形成

もう一つ、Tスクエアの内部を見ていくと、山羊座冥王星牡牛座金星と葛藤のスクエア(90度)を形成しています。

これに関しても、やはり金星「お金」に関することへ冥王星という「0-100」で物事を考える星が凶角で入ってくることによって、「イチかバチか」のような投資というよりも投機的で不安定な運用になってしまったり、冥王星は「究極の」という意味も持つので「大富豪か破産か」というような状況に陥りやすい空気を感じます。

 

凶角である為、何も考えずに脳停止状態で行うと、殆どの場合、投資資金を「手放す」ことを冥王星から強いられることとなるでしょう。今年に関してはいつも以上に「利益を出すことよりも生き残ること」が大事になりそうです。

 

幸いうお座に入ったばかりのうお座土星とは調和的角度を刻んでいますので、土星らしく、厳しく現実的な堅い判断と、目的達成のために「勝てる闘いをする、勝てる闘いだけを繰り返す」という事を意識すると、怖い目に遭うことはなさそうです。

 

■Tスクエアに7ハウス さそり座ドラゴンテイルが絡む

7ハウスが絡んでいることから、今年に関しては「契約ごと」も出来れば避けた方が良さそうです。

というのは知識判断能力情報収集能力を司る水星12ハウスにあり、混乱混沌を示すためです。つまり、大げさに言えばみんな事理弁識能力が怪しくなるという事です。(火星のところで追記)

 

今年は動く前に、自分を疑う。

 

大葛藤のTスクエアにも一応「調停」という対立や葛藤を緩めるアスペクトが2つ注がれてはいます。山羊座MCうお座土星です。

これを総合してみた場合、やはりうお座土星による試練に対してきちんと向き合うことによって、滅びゆくものがたくさん出て来る中でも、新しく台頭してくるような存在というものが同時に現れる可能性と、そうした新しい時代における新しい権威性ある立場を獲得できる可能性があることを示しているように見えます。

 

栄枯盛衰の様相がにじむ1年となるのかもしれません。

この時に気になったのが、先ほどは12ハウス水星思考回路がカオスになりがちになるので注意、という内容を書きましたけれども、その「カオス状態である自己や思考」(太陽・水星)が冥王星と調和の角度を持っているという事は、山羊座冥王星「破壊と再生の工程」の最終段階にとって、全体のカオス化は、悪いことではなく、目的に繋げていくことを後押しするというようにも読めることです。

ですから、混乱する今の時代も、渦中にいる我々にとっては散々ではありますけれども、宇宙からすれば、より良い世界へ推し進めていく為の必要な工程であるという事だろうと思います。

マッテロ、未来。

 

 

■今年もやはり双子座火星の「情報戦」の色が激しそう

現在、双子座に居る火星は、昨年の8月20日から異例の長期滞在をしており(通常はひとつの星座に2ヶ月程度しか居ません。)情報を司る双子座において「世界的な情報戦争」をやってきたわけですけれども、

春分を越えてすぐの3月25日火星は、ようやくヤレヤレと次の蟹座へ移動して通常運行に戻っていきます。

 

けれども、残念ながら春分図には双子座火星がしっかりと刻まれているので、まだ今年1年は「情報戦」は引き続き続いていくものと思われます。また、今年はASC(アセンダント)が牡羊座ですから、その支配星(ルーラー)である火星は今年の主役天体と言ってもいい星であり、そういう意味で言うと、今年の情報戦は昨年以上の様相を示していく可能性もあります。

情報戦と書きましたが、双子座「コミュニケーション」という意味も持ち、生き残りをかけて合理的判断で、自分にとって有利な情報コミュニケーションを収集し、進むべき方向性を模索していく星座です。これを国家単位で言えば明らかに「外交」というニュアンスが出てきます。

 

どんな国家と協力していくべきか、という事について世界各国が闘志を燃やし、そこで起こる「コミュニケーション戦」というものも考えられます。

ここで大事なのは双子座の象意であるコミュニケーションは一般的に考えるコミュニケーションの概念とは異なるという事です。簡単に言うと、「交流」ではなく「交渉術」に近いです。

 

合理的かつ戦略的な思考、採算性が見込める損得ベースの判断力があって、ギブ&テイク(できれば費用対効果が高い方が良い)が成り立つかどうかというのが双子座のコミュニケーションでは重要になります。

従って、たとえ人が絡むコミュニケーションであっても、基本的には情報と同等の取扱いであるという事です。その徹底した姿勢は、非常に現実世界で結果へつなげやすく、集団に数的成果をもたらすナビゲーターとして優秀な能力があります。

 

天秤座水瓶座の考える公平で公益的な対人観であったり、さそり座、うお座が考えるような感情や思い入れ、しがらみから発生するコミュニケーションではなく、言い方が良いかどうかわかりませんが、「ドライに生き残りをかけて収集する、自己利益のための情報のひとつ」という事です。

これを今回の春分図に当てはめていくとすると、自国を守るために、ドライかつ合理的判断で周り(周辺国家)が考えてもみなかった国家協力関係を次々結んでいくような争い方が世界で起こってくる可能性も考えられます。

 

但し、ASCのところで少し触れましたけれども、「拡大と発展の星」と言われる木星は、双子座火星に対して72度というほのかな調和の角度をとっているため、比較的日本に関していえば、良い結果を得られそうです。

 

その他には双子座には「交通・通信」というような象意もある為、現在話題の中東地域のホルムズ海峡また封鎖されるんじゃないの問題や、それだけでなく台湾周辺を含む日本のシーレーンもヤバいんじゃないの問題太陽フレアで通信系に壊滅的影響が出るですとか、また最近では気球日本はどうすんの問題など、色々現在起こりそうなことから推測できる双子座領域の争いを想像すると結構深刻な問題が他にも多くあります。

そういえば、習近平さんは双子座木星太陽がありますから、今年は火星春分図双子座に入っていることで闘志が一段とみなぎる1年となる可能性があります。(いつもみなぎっているようにも見えますがw)

習近平総書記のホロスコープ、世界を新未来へ導くための宇宙課題
第5代中国共産党の総書記で、第7代中華人民共和国の国家主席および国家軍事委員会主席を務める政治家の習近平総書記のホロスコープと10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座算出し、分かる特徴を見ていきます。

 

■「春分図」から考えられる「2023年今年の景気と相場」と戦略上の注意事項

予めお伝えしておきたいこととしては、全てが私の読み通りに起こっていくというわけではないということは当然認識しておいていただきたいのと、投資に対する最終判断はいつもご自身でお願い致します、という事です。

私は日頃、ホロスコープを見て、おおよそどんな雰囲気になるか?というイメージを先にするのですが、例えば「牡牛座火星」が活性化するような配置があった時に、それを「お金ジャンルの闘い」とオーソドックスに読んでいても、現実では「食糧争い」とか「土地や領土に関する争い」として表面化することもあります。

 

こればっかりは後になって、現実と答え合わせをして、「あ~~食糧ときたか!なるほどそれも確かに牡牛座ですね。」なんていう事をやってます(ひとりでw)

 

そうした星座がそれぞれ持っている元々の意味領域に関しては下記ページにキーワードをたくさん集めていますので、宜しければご参照ください。

 

◆各星座の基本行動原理とキーワード

各12星座(サイン)の基本的な行動原理原則・目的とキーワード
各12星座(サイン)ごとの基本的な行動原理、原則、キーワードとなるものをピックアップし、一覧図と共に取りあげました。各星座に天体が入った時にどのように読み解くか、そのエネルギーを分析するためにご活用ください。適宜更新予定です。

 

さて、早速投資を行っている皆様へ向け、2023年の「春分図」を踏まえた投資上の注意事項必ず気にしておくべきテーマやエネルギーについて、まずは列挙します。

ASC(アセンダント)のサビアンシンボル:「毛布を編むインディアン」より
ASC牡羊座牡羊座木星の影響によって、短期間楽観的に値動きが突っ走る可能性
急いで利益を出そうとしないこと、焦らない
山羊座冥王星(破壊と再生の星)が最終度数に差し掛かっており、山羊座を飛び出す直前の爆発的エネルギーを蓄えている状況である。
➡2008年のリーマンショック時に酷似した環境を迎えつつある。大企業や大組織の破綻による金融ショックなどの可能性
太陽水星12ハウスうお座支配星の海王星付)
➡国家、国民、思考回路に混乱カオス感でいっぱい
「うお座」色が非常に強い1年である為、値動きも「騙し」「詐欺」が多くなることに注意。また「幻想」になりやすいエネルギーでもある為、利益はしっかりこまめに利確を重ねる方が好ましいと思われる。
双子座火星(3ハウス)
➡引き続き激しい「情報戦」が続く、情報戦が激しい上に、うお座エネルギーが蔓延していることによって、情報詐欺や、誤った情報、情報戦によって思考回路がバグってしまう等が多くなることに注意。
「お金」をテーマとするノード軸(牡牛座-さそり座)とたびたびTスクエアを形成する1年となる為、お金に係る破壊と再生が多くなるので慎重に取り扱うこと。一方でそれを機に大きな富を築く人も少数出てくることによって、新しい時代に向けた権威の交代劇が起こりそうな印象。(株式などは要注目)
●2008年冥王星が壊したものは入った「先」星座のテーマであったことを考えると、今度おこる破壊の工程は「水瓶座」が中心テーマとなる可能性大。先端テクノロジー、インターネット、宇宙、未来的技術、仮想通貨、公益、公共、自由に係る破壊の可能性を念頭に置く。特に仮想通貨は昨年11月の天王星蝕の影響が残っている可能性も踏まえ、水瓶座冥王星時代は全体的にかなり要注意。
●天体の左側偏りを踏まえた場合、今年は外側に目を向けると目が回るので、自分との闘い、自分と向き合う時間に集中するというのが良さそう。
➡間違っても他人の動画やSNSの情報で投資を決めるなんてことはしないこと。つまり、この記事も信用してはいけません(笑)
自分の目で選ぶ。
 
という事で、今年の相場に関してですが、情報を色々あさってしまうと、米国の中間選挙前年だからここから上がるし、ソフトランディングする!とかですね、もうインフレはピークを越えて下落するのみだから買いだっ!年内に利下げあるかも!とかですね。様々な情報が今現在も飛び交っており(双子座火星
 
もっか
ザ・情報戦
であるわけなのですが、やっぱり春分図のホロスコープを見た場合、2008年のリーマン・ショックの時のものと、かなり酷似する点複数見られますから、とても景気が良くなるとは思えないと個人的には思っています。(注:個人の見解です。)
 
ただし、厄介なのはASCに乗っかっている牡羊座木星がですね、「暴走+楽観」というイメージなので、経済指標だとかガン無視で「思い込みで」暴走し、上昇相場をつくるというのはあり得る話だと思うのです。そういうエネルギーが年間を通して出て来るという事です。
実際、現在米株(ダウ、NASDAQ、S&P500)日本株(日経225)仮想通貨BTCも、木星牡羊座入り以降、年初から意味不明な爆上げ相場を演出しています。牡羊座は短期集中型で飽きっぽさが出るので、爆走した後の休憩で毎度、戻り売りされるとは思うのですが、案外しぶとく楽観相場を何度も作って、スピード爆上げしてくるのではないか?という事は考えられる気がします。
 
それが景気がいいというのか?というと多分言わないとは思います。
 
とりあえず今年はいつも上げても下げても「構えの姿勢を取っておく」というだけでも意識しておいた方が良いかと思います。
個人的には、たとえバイデンさんが半狂乱で今後、お金を再度バラまいたとしても(12ハウス今年は国家国民も皆の思考回路も、全部くるくるパーになる年(狂乱的世界の一体感)という事なので、私見になりますが、どう見ても最終的には「破滅と暴落」しかイメージできません。
 
冥王星の破壊は、人間が意識したところで
どうにかなるようなエネルギーではないからです。
たとえ、必殺技の多いバイデンちゃんでも、厳しいと思います。
 
みんなで狂乱舞して
心をひとつに!
へろへろらろら~♪
 
というのが今年のうお座海王星が狙っているワンネス思想だと思われます。
つまり、今にも暴落しそうだけど、踏み上げ上昇となったら、暴走族牡羊座木星のせいで、めっちゃそれはそれできつそう!という非常に危なっかしい相場という事です。
 
繰り返しますが、
今年のテーマは疾風怒濤です。
 
うお座については「ミルクティー飲みたい」さんの回で魂込めてお届けしていますので、宜しければご覧ください。
ミルクティー飲みたいさん都市伝説並の異世界ホロスコープと奇異配置
都市伝説youtuberとして大人気のミルクティー飲みたいさんのホロスコープ、10天体(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・天王星・冥王星・海王星)の各星座、を算出し、見ていきます。

 

■2008年秋のリーマン・ショックによるリセッション&大暴落と2023年「春分図」を比較!共通点ある?上昇可能性は?

 
一応、ここから2008年のリーマンショックの時のホロスコープチャートと比べてみよう!という試みをしたいと思いますので、下に、今回の2023年春分図を再度置きます。印が付いているところが特に2008年のリーマン・ショック時と興味深い共通点がみられる箇所です

<2023年春分図チャート>

 

以下は2008年に起こったリーマン・ショック時日経平均が25年7カ月ぶりの安値6994.9円を記録した日(2008年10月28日)のホロスコープチャートです。

6994.9円!

これ、わたくし、当時リアルタイムで見ていまして、ホントに日本とうとう終わった。と思ってました。3年後の2011年3月にも同じこと思いました。


<2008年10月28日チャート(日本)>

 

でも、日本まだあるよん✌(‘ω’✌ )三

 

話は戻りますが、何も占星学のことを知らなくとも、ぱっと見から今年の「春分図」とかなり似ていると思いませんか。共通点としては以下です。

冥王星が次の星座(サイン)へ移ろうとしている正に直前の29度にある
キロンと火星がスクエア(90度)を組む
 ※まだ2023年春分図のチャートではスクエアは発生していませんがそのうち発生します。
「お金」をテーマとする牡牛座2ハウスが絡む
Tスクエア「さそり座」が絡む
 
リーマンショック時と比較した場合、
今年の春分図ノード軸が牡牛座-さそり座「お金のライン」Tスクエアが発生しており、リーマンショック時にはやはり「お金」をテーマとする牡牛座火星が入ってくる現象が発生しています。
リーマンショック時は、冥王星金星があるのも2ハウス「お金の部屋」です。今年の春分図金星牡牛座ということで、またしても「お金」に係る所にあります。
 
やっぱり暴落確定なのか!?
 
暴落目線に対して逆の(価格&景気上昇)視点としては、先ほど提示した2008年の時のチャート日経平均「最安値」をたたき出した「まさに底」という日のチャートという事です。
 
え、じゃあ、すごい似ているけど、
こっから上がるってことじゃ??
という事で、念のため、リーマン・ブラザーズ破産した日(2008年9月15日)の暴落前ホロスコープチャートも出してみることにしました。先に参考として日経225の株価チャートも載せてみました。9月25日を境に、大暴落を遂げています。
 
ホロスコープで見た時のその日のチャートは以下です。(比較するために日本のチャートです。)
<2008年9月25日チャート(日本)>
 
リーマン・ショックについて占星学上では
①冥王星の星座(サイン)移動直前、というエネルギー
②土星天王星のオポジション(180度)
が主なエネルギーだったのではないか?と言われています。
 
土星天王星凶角アスペクト「不況」ということがにわかに囁かれており、それに関して言うと、既に今年(2023年)の序盤に水瓶座土星牡牛座天王星のスクエア(90度)が解けたことで、凶角形成の期間は終わっており、これからは徐々に調和の角度へ向かっていきます。
 
やっぱり不況終わるのか!?
 
もう一度2008年9月25日の暴落前の天体チャートへ戻って、今年の春分図と比較してみると、
 
冥王星が移動直前
2ハウス(お金の部屋)に金星火星
キロン火星がスクエアを形成する直前
うお座
 
ということで、やはり2023年の春分図チャートと比較した場合、こちらも複数の共通点がみられるように思います。
 
これをどう思うか???

皆さまにお任せいたします。
 
 
 
最後に。
今年の春分図からは外れる余談ですが、少し先のお話もしておこうと思います。
今年の注目イベントとしては5月6日にあるさそり座月蝕10月29日にある牡牛座月蝕になるんじゃないかなと思っています。これらは「お金に絡む」ノードと関係する満月である為、
非常に暴落のトリガーとして利用されやすいエネルギーだと言えます。
楽観が強い今年の相場は暴落しがいのある値動きをすると思われるため、
それが実現すれば、うお座「幻想」「カオス」の象意とも合致することになります。
 
 
また、来年2024年12月になると、土星蝕というものが起こります。2023年3月に土星うお座移動をしており、冥王星は何度も山羊座水瓶座間を行ったり来たりした挙句(その間、大企業とテック系、仮想通貨に大破壊を加えた後)、2024年11月に水瓶座最終移動を果たしていき、その後の年末特別クライマックスとしてのカオスうお座での土星蝕となります。
 
 
昨年の天王星蝕には当日、この機会を待っていたかのように「FTXショック」が起こり、仮想通貨市場は見事な大暴落を果たしました。
 
 
蝕が起きた天王星の象意の一部と思われる「仮想通貨」が暴落したことを考えると、
来年は土星の象意である「大企業、大組織、あるいは何かしらの秩序ある法規」の壊滅的崩壊のラストを飾る可能性を感じます。(これまで山羊座冥王星が2008年から散々壊し続けてきていたエリアでもある)
 
 
◆特に今年おこる日食月食は、引き続き「お金ライン」である牡牛座さそり座で起こることになりますので、日食月食についても押さえていた方が賢明です。詳しくは下記をご覧ください。
満月に暴落底値?日本株・米国株価・BTC価格との相関関係を検証
満月新月と株価やBTC価格の因果関係について、実際に2018年から2022年の日本株(日経225)、米国株(NYダウ、ナスダック、S&P500)、仮想通貨(BTC)の価格チャートと合わせて検証をしました。月食、日食との関係についても同時に見ることが出来ます。

 

従って、それをホンマルだとするならば、今年の冥王星水瓶座期間は、本格移動前の「お試し期間」です。
 
 
来年からが本番ぽいの。
 
ですから今年のお試し期間に何が起こるか?というのを注視していると、来年の「本番」でどんな流れになるかをある程度予測できると思われます。となると、個人的にはそこらへんあたり(2024年末)からが本当の底になるのではないか?(あるいは底入れ完了か)と今のところ想定しています。
 

◆2023年3月土星うお座入りについてはこちらです。

投資トレンド転換&大暴落注意!2023年3月土星のうお座移動の概要
2023年3月の土星うお座入りに伴う、投資目線で注意すべきエネルギーや概要を過去の歴史と共に分析しました。株価暴落や金融崩壊のトリガーともなり得る状況をホロスコープから考えていきます。株価上昇の可能性についても追及します。
 
なので、
2023年、仮に暴落ぽいことがあっても、
その後、全ツッコミはNGです。
 
2023年は何度も言うように「騙し」のエネルギーがまだまだ強いので、ストンとは落ちずに、暴走騙し上げも多いだろうな、と想像できる意味で、投資に関しては非常に難しい1年になるのではないかと思います。
 
バイデンさんの選挙前狂乱行動もありそうですし。。。
 
分からなかったら静観して「焦らない」が今年のお守りとなります。(やっぱり最後に頼りになるのはいつもサビアンシンボルw)
 
それでは今年も
皆様にとって素晴らしい星の恵みがありますように。
 

■3月21日「春分」以降に起きたこと

皆さま、大きな夢を空へ投げましたでしょうか??

さて、ここからは、春分以降に実際に起きたことで印象的なことについて記載していきます。

●3/21 中国の習近平国家主席がロシア訪問、プーチン大統領共同声明発表

春分と同日に中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が共同声明を発表しました。経済・エネルギー・科学技術などの分野における協力を掲げました。

春分と同日というのが、非常にエネルギー値の高い日を狙った(?)経緯を感じずにはいられません。

●3/22 WBC日本優勝(MVPに大谷翔平選手)

ワールド・ベースボール・クラッシックで日本がアメリカを3対2で下し、優勝をしました。MVP最優秀選手には大谷翔平選手が選ばれましたが、個人的にはダルビッシュ選手のカッコよさが、ひと際際立っていたなと感動をしてしまいました。

カッコいい
お父ちゃんっていいな。

木星、キロンがASCで「合」の項目でお話した、日本が「世界の中での精神的リーダー」という存在感、役割を与えられる可能性のところを反映したような状況となりました。

 

●3/22 岸田首相、絶好のタイミングでインド及び(ウ)訪問達成

同じく、「世界の中での精神的リーダー日本」という存在感、役割を与えられる可能性のところで、岸田首相も同日、(たまたま)絶妙のタイミングでインドと(ウ)訪問を果たしました。

今年のG7広島サミットも議長国である日本は、もしかしたら世界から頼れる国家という地位を確立できるのかも?しれません。期待です。

●3/22 FOMC金利0.25に決定、金融機関破綻と頼りない助け船にも楽観の怪奇現象

1点補足ですが、もうすぐ6.7時間後にはFOMCで米国の金利が発表されるわけですが、春分の翌日の新月のチャートではASCが山羊座であり、なんと冥王星が合して乗っかっています。

従って、現在、春分図からは非常に木星のポジティブさが強調されたスタートを切ってはいますが、やはり新月チャートや23日の冥王星水瓶座入りを考えると、テック系、大企業、仮想通貨市場での「お金」をテーマとした破壊と再生の活動は特に次の満月までの2週間である程度の大きさで起こってくる可能性が高いため、気を付けたいところです。

ちなみに、今は仮想通貨市場は世界的な金融不安による、イケイケ相場でBTC価格は28350ドル近辺を推移しており、年始より約72%の暴騰をしています。

XRPも昨日1日だけで約32%の暴騰をしており、FOMC後の継続暴騰を期待している楽観相場となっています。

 

●3/24 ガーシー議員の母親自宅家宅捜索

3/15日に参議院で議員除名され、3/16日に警視庁から逮捕状、3/23日に外務省から旅券(パスポート)返納命令まで下されていたガーシー議員ですが、24日の冥王星水瓶座入りと同時に実家自宅の家宅捜索まで行われました。

国家権力、スッポン並みのしつこさw

水瓶座冥王星入りという「自由」「民衆」を意味するところへの「破壊と再生」という意味では非常に「それらしい」事件の数々という印象ですが、

ここから何度か冥王星「山羊座」という「権力・権威」の領域へも戻って、そこへ対する破壊と再生も総仕上げで行っていくので、この問題の決着はまだ分からないという印象を持ちます。また、流れは「水瓶座」へ向かうエネルギーである為、これらはあまりにおかしな国家権力の濫用を是正するきっかけともなる可能性を秘めていると感じます。

がんばれ、ガーシー!

 

●3/27 米CFTCバイナンスCZ氏を提訴のニュース

両者がアメリカで未登録の暗号資産デリバティブ商品を米国人へ提供したことが、連邦法に違反したとして、米商品先物取引委員会(CFTC)が提訴しました。

CZ氏は以下のように主張しています。

●同社は「いかなる状況下でも利益を目的とした取引や市場の『操作』は行っていない」
●2年以上にわたって規制当局と協力してきた経緯から、今回のCFTCの提訴を「予想外であり、失望した」
●この訴状は「事実が不完全に記載されているようだ」

ドルの信用失墜と共に、BTCへの資金移動を危惧している米政府の思惑が感じ取れる内容となり、今後、米国内での仮想通貨の規制強化の流れや、米国が仮想通貨の発展から外れた場合の未来がどのようにスケールしていくのか?いかないのか?の判断が非常に難しい状況となってきました。

 

しかし、世界的に「ドル外し」の流れが加速していることや、そもそも論でドルの価値の希薄化による信用失墜が民衆レベルへも浸透するのは時間の問題とも言える為、今後、ドルを基準にしたステーブルコインの価値低下を伴う仮想通貨の暴騰や逆に、BTC以外の仮想通貨「証券」であるという規制が決定した場合の失望、パニック売りなども考えられ、非常に緊迫した状況にあるように思えます。

 

けれども、世界的なドル外しの流れは止められない印象であることや、昨年の米国の冥王星リターン(建国時の冥王星の位置に戻る現象)が示す、米国の「死と再生」フェーズの到来、

また、水瓶座という民衆の手に権利を戻すエネルギーとBTCなど非中央集権的財産の意味の親和性を考えた時に、様々な規制との闘いは続くものの、占星学的な観点から言うと、仮想通貨というのは時代の空気や流れと圧倒的に合致しているという事は念頭に置いておいてよいかと感じます(水瓶座冥王星時代に淘汰されてしまうものも多くありそうですが)。BTCはバイナンスの報道後も、今のところは暴落に至っていません。(3/30)

 

●3/29 台湾の蔡英文総統が米訪問

台湾の蔡英文総統が中米(グアテマラ・ベリーズ)訪問の経由地としてアメリカにも立ち寄り、米マッカーシー下院議長と会談をすることとなりました。

蔡英文総統は以下のように台湾の意志を語りました。

台湾は自由と民主主義の道をしっかり進む。この道は険しいが、台湾は孤独ではない。

生まれながらにして民主主義の恩恵を当然のように受けて暮らしてきた私たちへも、非常に心に刺さるメッセージとなりました。

 

春分図にもあったように、各国のコミュニケーション戦略は春分と同時に活発化し始めています。

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